こんにちは~しんたろうです。
いつもしんたろうのFX勉強会を応援していただき誠にありがとうございます。
今回は最近導入したFX検証ソフト「Trade Trainer」(トレードトレーナー)を使った練習法を解説していきます。
特にエントリーすると逆方向へ動く方や証拠金をどんどん減らしてしまう方向けの記事となりますので、気になる方だけご覧になってください。
こんな方におすすめ
- FX検証ソフトを探している方
- いろいろなエントリーポイントを模索している方
- トレードすると逆方向へ動いてしまう方
- チャンスに乗り切れない方
- 資金管理が苦手な方
解説動画
FX検証ソフト「Trade Trainer」を使ってトレード練習をしてみましょう
Trade Trainer詳細情報
価格 | 29,800円 |
利用環境 | MT4 |
スピード調整 | 1倍のみ |
巻き戻し機能 | ◯ |
バージョンアップ | 無制限無料 |
FX検証ソフト「Trade Trainer」を使って相場分析を行ってみましょう
次世代型FX検証ソフト「Trade Trainer」の最大の特徴は自分のペースでエントリーポイントを考え分析し、検証することができる点にあると思います。
他の検証ソフトだと自動でチャートが動くので一見便利なように見えますが、FX初心者にとってチャートスピードが速いということは考える時間も少なくなりますし、何より勘に頼ったトレードスタイルになりやすいため注意が必要です。
FX初心者の方は、まずチャートをゆっくり動かし、目の前のチャートやローソク足が今何をしているのかを考えてみましょう。見るべきポイントはいくつかあります。
ポイント
- トレンドを知る
- 波の種別を知る
- 水平線を知る
最低でもこの3つの情報を知ってからトレードを開始しないと、トレード中に疑心暗鬼になってしまい無駄な損切りを繰り返す結果になってしまいます。
チャートは基軸通貨であるUSDを中心に様々な情報が織り込まれながら日々動いております。違った通貨ペアでも同じ方向へ動くこともあれば、全く違った動きを見せることもあります。ここに何か共通点はあるのでしょうか。その理由を知らなければ「何故、この通貨ペアはここまで動くのか?」という疑問も解決できません。まずはTrade Trainerを使ってチャート分析を行ってみましょう。
基軸通貨を中心に動くチャートの世界
EUR/JPYやGBP/JPYのようにユーロと円、ポンドと円が直接取り引きしているように感じるかもしれませんが、実際には直接の取引をしているように見えて米ドルを間に通してトレードをしているのです。これをクロスレートといい、EUR/USDやUSD/JPYのように直接取引している通貨ペアをドルストレートと言います。FX用語ではEUR/JPYのように円取引していることをクロス円と言います。
クロスレートも米ドルが取引する通貨ペアの仲介役をしているのですからアメリカの経済指標ももちろん影響を及ぼします。ということは仮にEUR/JPYだからアメリカの動向は関係ないということは決してなく、むしろアメリカ、ユーロ、日本の値動きを気にしなくてはいけない点においてはドルストレートよりも厄介と言えるのではないでしょうか。
そうなるとある疑問が浮かび上がります。例えばEUR/JPYとEUR/USDのチャートを同時に表示させた場合、同じ値動きをしていたら、ユーロや米ドルが影響した何かの指標があったことを表し、逆に片方だけ値動きを確認できたら、日本円に何かイベントが発生したということになるのではないでしょうか。
実際のチャートで確認してみましょう。
こちらのチャートは2つの通貨ペアの週足を比較したものです。一見すると全く関係性を感じないチャートですが、一方が上昇しているときはもう一方は下落しているように感じます。もちろんボラティリティーも関係してきますし、その国の経済状況もあると思いますが共通点があるようにも見えますよね。
正直、どちらをトレードしたいかと言われると迷ってしまいます。左側のEUR/USDも直線的な相場があるのでトレードできれば短期間に稼げそうですし、右側のチャートも動くタイミングがしっかり取れそうなので、週足一本狙いに行くようなトレードなら稼げそうです。
ただどちらも難しい相場になると両方動きを鈍らせているようにも見えるので、このあたりはトレードする通貨ペア以外の関係してそうな通貨ペアも分析することによって、自身のトレードする通貨ペアの方向性やチャートのゴールに到達できるかどうかを探る材料としては使えそうな情報ですね。
考えすぎたり思い込みすぎるのは厳禁
クロスレートもドルストレートも米ドルの影響を受けるということが分かったと思いますが、分かったとしても勝てるようになるのかどうかは話が別だと思います。結局のところ、どこまでトレードできるのかはチャートによって変わりますし、通貨ペアのボラティリティーも関係してきます。ただドルストレードのほうがクロスレートよりも同じ値幅を獲得するならお得と言えますので、早く稼ぎたいならドルストレートをオススメいたします。では何故ドルストレートのほうがいいのでしょうか。
ドルストレートの場合、米ドル/円のレートを140円で換算した場合、1000通貨の1pipsから得られる利益は14円です。これに対してクロス円の場合、1000通貨で1PIPS取引をした場合、10円になります。なので円安や円高で取引する通貨ペアを変えるのも戦略のひとつなのです。もちろんチャートの見方次第ということもありますので、安易な考え方は注意が必要です。
レバレッジをコントロールしてトレードしてみましょう
USD/JPYとEUR/USDで取引する際に気にするのが、どのくらい証拠金が必要なのか分からないという点で悩んだ方もいらっしゃるのではないでしょうか。下記のサイトでは簡単な計算が出来る必要証拠金計算サイトがございますので参考までに。
このサイトだと2023年12月現在、USD/JPY(141円)でレバレッジ25倍、10万通貨で取引した場合、必要になる証拠金は「564,100円」EUR/USD(1.10390)でレバレッジ25倍、10万通貨で取引した場合、必要となる証拠金は「622,745円」となります。
同じ取引枚数でもこれだけ必要証拠金に差が出てくるのですから、安易に「儲かるから」と言ってドルストレートでクロス円と同じような取引をすると知らず知らずハイレバになっているかもしれません。海外口座のようにハイレバ取引が出来る口座(勉強会オススメ口座はこちらから)をお持ちであれば、円安相場なら少ない証拠金でドルストレートをトレードし、たくさん稼ぐチャンスが生まれることでしょう。なのでチャートの分析+レバレッジをコントロールする技術もTrade Trainerを使って練習していく必要があるのです。
チャート分析に便利なインディケーター
チャート分析に必要な便利なインディケーターを紹介いたします。
Canze-kun.ex4(有料)
ローソク足の値幅(PIPS)を表示させるインディケーターです。私はこれがないとトレードできないほど重宝しております。
HT_Grid(無料)
チャートのラウンドナンバーに区切り線を引いたり、日本時間表示や現在レートを見やすくしたりといろいろな機能が満載の無料インディケーターです。特に通貨ペアのボラティリティーを図る際、レートからレートの間の幅を考えながら通貨ペアを分析しております。MT4とMT5用がありますので、使用されているソフトウェアによって設定をしてみてください。
まとめ
今回は違う通貨ペアを同時に表示させて相場環境認識を行ってみましたが如何だったでしょうか。通貨ペア選びには答えはないと思いますが、どれでもいいというわけではありませんので、読者様も自身がトレードする通貨ペアに関して、トレードする前に分析してみることをオススメ致します。これからも新しい練習法などどんどん記事にしていきますので、今度ともお付き合いください。ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。
応援ありがとうございます。