しんたろうのFX勉強会

FXの基本 ローソク足

FXローソク足|毛抜きローソク足の中は宝物が眠っているかも・・・


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こんにちは~しんたろうです。

今回のテーマは毛抜きローソク足です。簡単に言えば大陽線から大陰線に急展開した箇所で、相場の天井や底を表す重要な情報だったりします。

ですが、それだけではなくもしかすると宝物が眠っている可能性もあるのです。早速どういうことなのか解説していきたいと思います。

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毛抜きローソク足を今すぐチェックしよう

毛抜きローソク足とは、上のローソク足のように陰線から陽線に切り替わったローソク足の組み合わせですが、見分けるポイントはヒゲ先にあります。

出来るだけ同じレートでヒゲ先が揃っているのが望ましく、それがこの場合相場の安値圏に登場すると相場の底である可能性あり、そこから相場が転換するとも言われております。

ヒゲがちょっとくらい揃ってなくても安値圏では十分威力を発揮しますが、今回のテーマは「宝物」です。毛抜きローソク足のどこに宝物が隠されているのでしょうか?

1.短期足に落とし込んで考えてみる

実際のチャートを確認してみましょう。

2020年8月8日頃のGBPUSD4時間足チャート

相場の安値圏に毛抜きローソク足が出現しており、現在のレートが毛抜きの始値付近に近づこうとしております。

一見すると何てことはないポイントなのですが、この4時間足を更に下位のローソク足に落とし込むとどのように見えるでしょうか?

4時間足チャートに1時間足チャートを配置

注目するべきポイントは赤矢印の付近です。

右側を確認していただくと、毛抜きローソクの中のあるポイント付近で止まっているのが分かると思います。

これはしんたろうのFX勉強会では「ネックライン」と言われている箇所で、このネックラインから相場が反転したことがわかるので、その箇所に近づくと一旦の利食いに利用されることが多い箇所です。

さてここまでお話しても「これのどこが宝物なの?」と思う方も多いかもしれません。

ですがこれは利食いに迷っている方からすると、光明が差し込むような気持ちになると思うのです。

再度4時間足チャートを確認してみてください。

4時間足チャートを確認すると、相場が一気に注目する安値付近まで急降下するように見えるのではないでしょうか?

もちろんその付近にはラウンドナンバーもあって、注目する箇所があるように見えます。ですが、4時間では見えないところに宝物が潜んでいるのです。

もしこの1時間足のネックラインを見逃していると、利食いできる箇所で利食いが出来ず相場が急に反転してしまい、しっかり利が乗ったポジションを削ってしまうことになります。

ですので大陽線大陰線で出来た毛抜きローソクがもし長期足に存在していたら真っ先に短期足に落とし込んでネックラインが隠れていないかチェックする必要があるのです。

2.ラウンドナンバー付近での動きに注目する

今度は毛抜きローソク足がラウンドナンバー直前で出現した場合はどのように考えるのでしょうか?

実際のチャートで確認してみましょう。

2018年11月頃のEURUSD日足チャート

赤枠で囲った部分がちょうど毛抜きローソク足になっております。

これは見事な毛抜きですが、ポイントはランドナンバー直前で出現している点です。

ちょうど真下に点線の水平線があるのがお分かりになるでしょうか?そこが直近のラウンドナンバーですが、ポイントはラウンドナンバーを意識して相場は反転しております。

それではここのどこに宝物が隠されているのでしょうか?

まずは今回のようにラウンドナンバー直前で出現する毛抜きローソク足はかなり相場の参加者の意識が高いことが分かると思います。

ということは今後そのラウンドナンバー付近で反転する可能性が高く、もしかすると届かない可能性のほうが高いかもしれません。

おまけに先程のチャートには買いのネックラインもあります。

ということはラウンドナンバー&ネックライン&毛抜きローソク足の最強タッグが揃っているのでしばらくの間は楽しめそうな相場だということが分かると思います。

先程のチャートを進めてみましょう。

ネックラインやラウンドナンバー付近を長期間意識した相場

見事な毛抜きローソク足の出現したあとは、レンジ相場のような動きをしておりますが、約5ヶ月間動いたあとに下落しております。

このようにネックラインやランドナンバー、毛抜きローソク足があるとうかつに手が出せない相場になり、相場の参加者の注目を浴び続ける可能性があるのです。

3.目線の固定にうってつけ

毛抜きローソク足が出現するということは一旦であっても「底」や天井が確定するわけですから、トレンドを知るに当たっての楔が打たれたということになります。

こちらのチャートをご覧になってください。

2006年6月頃のEURUSD週足チャート

こちらのチャートには高値圏に毛抜き天井ローソク足が出現しております。

ということは一旦の高値として見ることが出来て、このあとの相場が読みやすいことが分かります。

というのも毛抜き天井が登場すれば、次のローソク足が「もっと上昇する」という可能性がかなり低くなり、まずは毛抜に対して水平線を引いて待ち構えることが出来る相場であることがわかるのです。

もちろんこの通貨ペアの最高値であるとは言っておりませんし、このあとアップトレンドに従って高値を更新する動きになるかもしれません。

ですが短期の動きを見るに当たって直近の動きが少しでも分かれば落ち着いて利食いをしたり様子見をすることも出来るようになります。

毛抜き天井や毛抜き底には目線の固定をするにあたっての有効な情報も含まれているのです。ちなみにこのあとの相場がどうなったのか確認してみましょう。

その後毛抜き天井と思われていた箇所がちょうどレジサポのように機能していることが分かると思います。これは見事はアップトレンドですね~

このようにレジサポやサポレジを引くにあたってしっかりとした基盤として見ることが出来るのも毛抜きローソク足ならではの特徴だと思います。

 

まとめ

今回は毛抜きローソク足が持つ「宝物」について簡単ではありますが解説させていただきましたがいかがだったでしょうか?

水平線を引くにしろ利食いをするにしろいろいろな活用方法があるので、かなり重宝するローソク足ですが、知らないより知っていたほうがいいことがあることもわかりましたね。

買いと売りの攻防が見えてくるとこういった恩恵にも預かれますので、読者様も毛抜きローソク足が出現したら解説した情報を元に検証してみてはいかがでしょうか?

ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。

 

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