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FX検証ソフト【Trade Trainer】練習法⑧:フィボナッチを使ってみましょう

 

こんにちは~しんたろうです。

いつもしんたろうのFX勉強会を応援していただき誠にありがとうございます。

今回は最近導入したFX検証ソフト「Trade Trainer」(トレードトレーナー)を使った練習法を解説していきます。

特にエントリーすると逆方向へ動く方証拠金をどんどん減らしてしまう方向けの記事となりますので、気になる方だけご覧になってください。

こんな方におすすめ

  • FX検証ソフトを探している方
  • いろいろなエントリーポイントを模索している方
  • トレードすると逆方向へ動いてしまう方
  • チャンスに乗り切れない方
  • 資金管理が苦手な方
解説動画

FX検証ソフト「Trade Trainer」を使ってトレード練習をしてみましょう

Trade Trainer詳細情報

価格 29,800円
利用環境 MT4
スピード調整 1倍のみ
巻き戻し機能
バージョンアップ 無制限無料

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FX検証ソフト「Trade Trainer」を使って相場分析を行ってみましょう

次世代型FX検証ソフト「Trade Trainer」の最大の特徴は自分のペースでエントリーポイントを考え分析し、検証することができる点にあると思います。

他の検証ソフトだと自動でチャートが動くので一見便利なように見えますが、FX初心者にとってチャートスピードが速いということは考える時間も少なくなりますし、何より勘に頼ったトレードスタイルになりやすいため注意が必要です。

FX初心者の方は、まずチャートをゆっくり動かし、目の前のチャートやローソク足が今何をしているのかを考えてみましょう。見るべきポイントはいくつかあります。

ポイント

  1. トレンドを知る
  2. 波の種別を知る
  3. 水平線を知る

最低でもこの3つの情報を知ってからトレードを開始しないと、トレード中に疑心暗鬼になってしまい無駄な損切りを繰り返す結果になってしまいます。

チャートは必ずジグザグしながら上昇したり下降したりしておりますが、何故チャートは波を打つのでしょうか。その理由を知らなければメイントレンドを向いているのかも分かりませんし、そもそも今現在の波が一体何をしているのかも分かりません。まずはTrade Trainerを使ってチャート分析を行ってみましょう。

何故チャートは上下するのか?

2023年12月ごろのGBP/JPY日足

チャートを分析すると、一直線に動いているように見えて、細かく上下運動をローソク足や波がしていることに気がつくと思います。上記チャートを確認しても波として完成を見るまでの間、ジグザグしながらチャートを形成しているのですが、何故このような動きになるのでしょうか。

簡単に説明すると短期の利食いが発生しているのだと考えられます。相場とはUSD/JPYのようにUSDvsJPYという図式で日夜戦いが繰り広げられております。私達はその戦いをチャートとして見ていることに過ぎないのです。FXにだけではなく株式でも先物でも仮想通貨でも相手がいて成立するのが相場ですから、利益を確定するにしても損切りを行うにしても、必ず逆方向へ動くことは分かっている情報と言えます。

例えば皆様がローソク足を作り出せる相場の参加者だったとしましょう。上記チャートのような陰線を皆様が作って、その次のローソク足が出現したと同時に全決済をしたとしたら、次のローソク足はどうなるでしょうか。陰線を作った際のポジションは新規ショートポジションですから、利食いする際はロング決済となります。ということは上記のチャートの場合、陽線が出現しているということは短期の利食いをしているということになるのです。

では上記チャートのように陰線と陽線が同じ値幅になっていない場合はどう考えればいいのでしょうか。全決済をしたとしたら同値幅のローソク足陽線が出現するはずですが、同じ値幅になっていないということは、少しだけポジションを残している可能性があると推測できると思います。ということはこの陰線を作り出せる人たちは、まだ相場が下落すると思ってポジションを残していると考えられるのです。

この値動きを見た他の参加者は「まだ動くぞ」と考え、追撃ショートポジションを持つことでしょう。だからチャートが上下に動きながらトレンドを形成しているのです。

どのくらい戻ってくるのか計算してみましょう

ローソク足もチャートもどこかで必ず利食いを行うのであれば、メイントレンドに対してどのくらい戻ってくるのか調べる必要があり、その戻り率を知ることで、再びトレンドを形成するのかどうか判断することが出来るのではないでしょうか。そこで戻り率を知るためにフィボナッチを使用するのです。

フィボナッチの引き方

  1. メイントレンドの高値安値に割り当てる(上記チャートの場合は高値から安値に向かってフィボナッチを配置する)
  2. メイントレンドに対してどのくらい戻ってくるのか分析
  3. 23.6%~61.8%付近に戻ってくる波に注目

フィボナッチの引き方ですが、上記方法は勉強会での引き方となります。①~②が逆の引き方もありますが、基本的な考え方は同じです。フィボナッチを配置するには上記チャートのようにある程度完成したチャートに対して割り当ててください。まだメイントレンドが動いているチャートに対してフィボナッチを配置しても意味がありませんし、戻りがまだ成長途中なのに23.6%~61.8%に戻ってきたからと言って慌ててトレード開始しても無駄な損切りに合うだけです。

フィボナッチは聖杯でもなければトレード手法でもありませんが、上記チャートを見てもかなりの精度で反応することから、チャートを動かしている参加者はフィボナッチを見て判断しているのではないかと推測出来ます。なのでトレード開始前に私達一般投資家もフィボナッチを使って分析することは必須項目だと思うのです。

 

フィボナッチはオカルトではありません

フィボナッチをオカルトだと言う方もいらっしゃいますが、そんなことはなく紛れもないテクニカル手法です。フィボナッチ数列を考えると何故、チャートにフィボナッチが適応できるのか分かるのですが、話が長くなるので割愛させていただきますm(_ _)m

仮にオカルトだとしてもチャートを操っている参加者がフィボナッチを見てトレード判断している以上、私達が疑う余地はなく、むしろ積極的に活用してお金儲けの道具として利用すればいいだけの話です。FXで勝つためには相場の参加者が何に注目し、どこを狙っているのか知る必要があります。私達一般投資家もチャートを分析する理由は値幅が取れるチャートを狙ってトレードするのが目的です。であればフィボナッチは最も適した答えを得るためのツールだと思います。

10年後の未来の相場を知ることは出来ませんが、直近のチャートの値動きならフィボナッチを使って分析することは可能です。なのでまずどこの波が活用できるのかTrade Trainerを使って、たくさんフィボナッチを割り当ててみてください。

波の種別が分かってくればフィボナッチを割り当てるのは容易です。特に新規ポジションが入ってきたチャート(推進波第一波)にフィボナッチを使うのはシンプルで簡単なトレードではないでしょうか。どこの波でもフィボナッチ!と言いたいですが、どこでも活用できるほどフィボナッチは有能ではありません。まずは推進波第一波を見つけ、フィボナッチを使って推進波第二波を考えてみてください。フィボナッチを使ってチャートが見えるようになってくると、何故ここから大陽線や大陰線が出現したのかも考えることが出来るようになってきます。注目する価格や水平線もフィボナッチと一緒に考えることによってより強固なラインになるのです。

長期足にフィボナッチを使う

フィボナッチを使う時間足は決まっていませんが、ボラティリティーが強い長期足にフィボナッチを使ってチャート分析するのが一番効率的だと考えます。

2023年1月ごろUSD/JPY週足

上記チャートは週足の第一波目にフィボナッチを配置したチャートです。その後、第二波が登場した際、フィボナッチ23.6%付近から反転し上昇していることが分かります。23.6%付近を狙ってトレードしてもいいのですが、このチャートは週足です。少ない証拠金でトレードしても損切りされるのが目に見えております。なので週足のトレンドに対して短期足も同じトレンドになった場合、トレード開始というスタイルであれば、フィボナッチを目線の固定ツールとして活用すれば、例え短期足が急激な下落をしたとしても、長期足のトレンドが変わっていないのであれば焦ってトレードする必要はなくなるのです。

週足でさえ、ここまで正確にフィボナッチを見てローソク足が止まっているところを見ると、トレーダーが如何にフィボナッチを重要視しているか分かると思います。23.6%をヒゲ先で捉えているあたりを見ると、フィボナッチがチャートを動かしている参加者の使用している重要ツールということをマジマジと感じる瞬間ではないでしょうか。その後のチャートを確認すると反転したあと短期の利食い(週足陰線)はありますが、大きな利食いがないことが完成したチャートから分かります。

ここまで来るとフィボナッチを見て利食いポイントまで決めているのではないかという仮説まで生まれます。なのでフィボナッチを素直に分析してトレードすることは私達にとって有益な情報となるのです。

チャートを動かしている巨人が普段から使用しているフィボナッチを私達が使わない手はありませんよね。私達は結果を残すためなら使える武器はとことん使うように普段から考えていかなければ行けないのだと常々感じます。なのでまずはTrade Trainerでフィボナッチが引けるチャートを探し、フィボナッチから見えるチャートを分析練習してみてください。

フィボナッチを知れば後出しジャンケンが見えてくる

フィボナッチを使用する最大の利点はメイントレンドに対して戻りを待ってからトレードを判断する点にあると思います。これは相場の格言「頭と尻尾はくれてやれ」に当てはまると私は思っており、特に修正波を待ってからトレードすることによって自然とトレンドフォローが身につく点が最大のメリットではないでしょうか。

エリオット波動論では推進波第三波は他の波と比較した際最短の値幅になることはないとされております。であればフィボナッチを使って第三波を狙いに行くということは最大の値幅になる可能性がある波を狙いに行くことと同義だと思います。なのでいち早くフィボナッチを自身のトレードに取り入れてチャート分析に使用すれば、勝ちやすいトレードスタイルを構築できるというわけです。

そのためにもTrade Trainerを使って納得行くまでフィボナッチを学習しましょう。

波の起点にフィボナッチを使いましょう

2023年12月末頃のUSD/JPY日足

チャートの起点にフィボナッチを使って分析をすれば、トレンドの転換が発生するまでトレンドが継続するわけですから、もしかすると大きな波を捉えることも可能になると思います。そのためにもTrade Trainerを使ってまず波の転換に注目し、フィボナッチを使って戻りを待つ練習を行いましょう。上記チャートのような場所ではどこにフィボナッチを当てれば効率よくトレンドフォローが出来るでしょうか。

トレンドの転換が分かるのは直近の安値を更新したあとにフィボナッチ50%付近まで戻ってくることでトレンドの転換をいち早く察知することが出来ます。チャート上のピンク矢印に注目してください。フィボナッチ50%付近でローソク足が小さくなっていることが分かると思います。これはフィボナッチ50%付近を見ている証拠として考えることが出来、その後の値動きを確認すると陰線確定後、ローソク足が動き出していることが分かります。このようなフィボナッチとローソク足プライスアクションを同時に考えることによってその後の値動きも手に取るように分かってくるのです。なのでまずはトレンド転換が分かる高値安値付近に注目し、高値安値更新後逆方向へ動く波を見つけフィボナッチを使って分析してみてください。特に大きく動くチャートはしっかりフィボナッチが反応するので、慣れてくると「動くぞ」という感じでチャートを分析することが可能になります。

まとめ

今回はフィボナッチに関する記事でしたが、いかがでしたか?私も実際勝てるようになったのは、トレンドフォローに徹することとフィボナッチを意識してトレードし始めたことがきっかけです。チャートをシンプルに考えることによって、勝ち続けられるようになるわけですが、そこに行き着くまで頭が痛くなるほど悩み苦しんだので、生徒様の気持ちは痛いほど分かります。

トレンドフォローが理解できなかったり、フィボナッチを疎かにしたりすると、おそらくここから数年負け続けることを断言させていただきます。チャートの先端を獲得したいという訳のわからない感情を一刻も早く排除して、謙虚な気持ちでトレードすることを心がけてチャートを分析してみてください。そのことを忘れて暴走すれば必ず事故につながることを忘れてはいけません。

解説動画ではTrade Trainerを使ってフィボナッチを考えておりますが、チャートを動かしている巨人が今何を考えているのか検証することがフィボナッチを理解する近道だと私は考えます。FX初心者にはどちらがメイントレンドなのか分からないかもしれませんが、まず大きく進むチャートに対してフィボナッチを使って分析してみてください。慣れてくればどんなチャートでも冷静に判断する事ができるようになりますよ。無茶な箇所でトレードしないためにも何回も練習してフィボナッチの経験値を積んでください。これが出来るようになって初めて自分の目標を設定し、毎日トレードすることが可能になると考えております。これから新しい練習法などどんどん記事にしていきますので、今度ともお付き合いください。ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。

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