FXの基本 ローソク足

FXローソク足|トレードしなくていいローソク足を「日足」で判別するには?

 

こんにちは~しんたろうです

 

毎日暑いですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私もこの暑さにバテ気味ですが、最近の悩みはトレードするPCをWindows11に移行できずに悪戦苦闘していることですね^^;

要件は満たしているのにアップデート失敗していて何が原因かわからず途方に暮れております。どうすればアップデートできるのか知っている人がいたらぜひ教えてくださいm(__)m

それでは本題に移りたいと思います。今回のテーマは「日足」です。トレードしなくてもいい日足が分かれば予定も組みやすいですし、やらなくていい日足が分かれば負けトレードも減らせるので一石二鳥となります。

でもどうやって判別すればいいのでしょうか。一緒に考えてみましょう。

こんな方におすすめ

  • 勝ったり負けたりを繰り返している方
  • カス相場で証拠金の殆どを失ってしまう方
  • チャンス相場に乗れずに傍観してしまう方
解説動画



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日足でトレードしなくていいローソク足を判別する方法とは?

日足を確認していると大きく動くローソク足もあれば全くと言っていいほど動かないローソク足もあって、出来ることなら大きく動くローソク足を狙って値幅を取りたいと考えるのが普通だと思います。

しかし連日大きく動く大相場は数数えるほどしかなく、むしろカス相場と言えるほど全く動かないローソク足日足のほうが多いようにも見えたりするのがチャートというものです。

 

トレードをする上で最も注意したいのが、この「動きが鈍い」ローソク足日足をいかに見極めてトレードすることを避けれるかが証拠金を守ることの基本となります。

よく勘違いされるのですが、どんな相場でもプロトレーダーは勝てると思われているかもしれませんが、逆で本当のチャンス相場でしっかりポジションを持てるのがプロトレーダーだと私は考えております。

だから証拠金がどんどん増えますし、チャンスでもないカス相場は一切手を出さないので、変な損切りも少なくよりチャンスに巡り会えるというわけです。

 

動きが鈍いことを知らないから初心者トレーダーは果敢に挑戦してしまうわけで、その結果、一日のトータルが悲惨な結果になってしまっても、トレードすることをやめられない「ポジポジ病患者」どんどん負けてしまうわけです。

なのでトレードをする必要がない「カス日足」はチャートを見る必要もありませんし、他の通貨ペア監視や自分の予定を進めることも可能になるのでメリットしかないと私は思います。

ではどうやって動きが鈍いローソク足日足を見つければいいのでしょうか。今回はほんの一部ですがヒントをお伝えしたいと思います。

 

1.月足

日足の背景に月足を配置

トレンドが出ているチャートは言い換えれば高速道路を走っている状態で、誰でもアクセルを踏めば希望の速度まで加速することが出来る簡単相場です。

しかし永遠に高速道路を走ることは出来ませんので、必ずどこかで一般道に降りなければいけないタイミングが来ます。

そのタイミングの一つとして月足の始値付近があります。

 

上記チャートは日足の背景に月足を配置したものですが、月足始値付近を観察していただくと、日足の値動きが減速しているように見える箇所が何箇所かあることに気が付けると思います。

このように月足の始値付近は高速道路から一般道に降りるタイミングともいえるチャートの要所になりますので、もし値動きが鈍くなってきた際は是非月足チャートの始値付近なのかどうか分析する必要があります。

 

特に月足が陽線から陰線に切り替わるようなタイミングが訪れた際は細心の注意を持ってチャートを観察していただきたいのです。

例えば月足がある程度成長した半月後、月足陽線だった場合、それが陰線に切り替わるようなタイミングが訪れれば買い勢力と売り勢力の戦いが勃発している真っ最中とも言える激戦区です。

買い勢力からすると月足陽線で鎮座させたいと考えつつ、売り勢力も陰線にしたいという思惑がぶつかり、始値付近でローソク足の色が短期的に入れ変わる場合があるのですが、これが今回のテーマ「カス相場」「やらなくてもいい日足」に繋がってくるのです。

 

なので月足始値付近さえ抑えてしまえば、例えばあるきっかけから大暴落したような相場に遭遇しても、その大陰線が月足始値付近で急停止した際は、月足始値付近を相場の参加者が見ている証拠になりますので、カス相場になる可能性が出てくるので間違っても「もっと動く」など安易に考えずに相場をよく観察することが大切です。

これを日足で観察していただければ、トレードしなくていい日を算出することが可能になります。

 

2.高値安値更新後

チャート上の注目する高値安値更新後もトレードしなくていいローソク足「カス相場」に該当すると考えられます。

上記チャートは先ほどのチャートの高値付近をクローズアップしたものです。

 

注目する高値を更新した際、ある程度の利食いが発生し、トレンドとは逆方向へ動き出すのですが、その利食いがどこまで発生するかは発生してみないとわからないのが修正波の特徴です。

といううことは利食いが行われるかどうかはローソク足の形成次第ということになりますので、更新直後のローソク足で利食いが発生しない可能性もあるということを忘れてはいけません。

なので間違っても「見切り発車」でトレードするのは博打でしかないと強く言わせていただきます。

 

高値安値更新後の値動きは少なくとも日足2~3本の値動きを確認してから相場に参入しても遅くないと思います。

日足がどうなっているのか、本当にその場所でトレードするのか決めてからでも遅くはありませんし、高値更新後の値動き=修正波なのですから、休むなどして観察しているほうが結果、良いトレードを継続できると私は考えております。

 

短期的にアップトレンドからダウントレンドの転換になる箇所でもありますので、高値安値更新付近=カス相場と考えていただいても間違いではありません。

 

3.大陽線大陰線発生直後

カス相場になるということであれば、大陰線大陽線発生直後も忘れてはいけません。

上記チャートは月足チャートですが、大相場だった次の月足は動きも鈍く、ほとんど様子見されているようなローソク足になっております。

 

月足でさえ動きが鈍いローソク足を発生させるのですから、これが日足なら尚更ではないでしょうか。

こちらのチャートは日足で青矢印に大陽線がありますが、出現直後から段々日足の値動きが鈍くなり、赤矢印付近ではカス相場になっております。

しかし利食いがあまり行われなかったため、しびれを切らしたのか再びアップトレンドを継続させております。

このことから大陽線大陰線発生直後から動きが鈍くなるので、もしチャンス相場に乗り遅れたとしても慌てて飛び乗ってしまうとカス相場を掴む可能性が生まれてしまうので、この相場は諦めて再びやってくるチャンスを待つしか方法はないと思います。

 

間違っても大陽線が出現したのだから利食いが発生する=逆張りポイント!!と思わないほうが賢明です。

このチャートを見ても分かる通り、大陽線出現直後だからといって必ず利食いが発生するという保証はどこにもありません。

むしろ利食いが出現したのなら、再びトレードポイント到来として順張りを考えたほうが結果、もっとたくさんのPIPSを獲得できると思います。

 

なので大陽線大陰線出現後はある意味、どっちに転ぶか見極めるターニングポイントとなりますので、発生したらチャンス!!としてトレードできるポイントまでしっかり待機するように心がけましょう。

 

まとめ

今回解説したポイント以外にも日足カス相場を知る方法はありますが、この情報だけでもトレードしなくていい日足を回避することに繋がると思います。

なので大切なポイントは「どこで休むのか」ということを意識して、本当のチャンス相場までとことん待つことが肝心だということです。

無闇矢鱈にトレードするのは初心者です。本物のトレーダーになるべく、どうでもいい日足を見極められるようにチャートを分析してみてください。

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。

 

 


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