こんにちは～しんたろうです。
修正波の種類は多数あり初心者が必ず悩む箇所となっておりますが、その中でもフラットという修正波はかなり複雑なので見分けられないという方も多くいらっしゃいます。
今回は修正波フラットについて解説していきましょう。
修正波フラットについて
修正波フラットとと言うのは3-3-5波の波で構成されて一見すると複雑な波です。
推進波2波や４波にも出現することがあるのでかなり頻繁に目撃するのではないでしょうか。
実際のチャートで確認してみましょう。
こちらのフラットはC波がA波の安値を抜けないフラットとなっており、見分け方がちょっと難しいフラットになっております。
先程、3-3-5波と解説しましたが、C波は一波だったり三波だったり五波で構成されたりといい加減な波なのでルール通り五波で必ず構成されるものではないようです。
私もしっかり五波で構成されている修正波をあまり見たことがありませんｗ なのでそんなもん！！くらいに思っていてください。
自分の見解では推進波第二波よりも第四波目に出てくるのが多いように感じます。なのである程度トレンドが進んだ波で見かけたらもうそろそろ五波目が来るかな？くらいに思って頂ければわかりやすいと思います。
修正波フラットの種類
さてここからは具体的な修正波フラットについて解説していきましょう。
エリオット波動論では修正波フラットを更に細かく分けることが出来ます。ただどのフラットも構成は3-3-5波です。
レギュラー
レギュラー・フラットはa波の始点をb波が超えず、c波の終点がa波よりも低い（下げ相場では高い）という修正波です。
拡大型
拡大型・フラットはa波の始点をb波が超え、c波の終点がa波よりも低い（下げ相場では高い）という修正波です。
ランニング
ランニング・フラットはa波の始点をb波が超え、c波の終点がa波を超えないという修正波です。
修正波フラットを見抜けられるか？
それでは実際のチャートでフラットを確認していきましょう。読者様はフラットを見抜くことが出来るでしょうか？実践編です。
2002年頃のGBPUSD日足
修正波なのでトレンドとは逆の方向へ動く波です。なので修正波をしっかり確認し副次的な波をカウントしていけばフラットを見分けることは出来ると思います。
参考例として修正波に波を引いてみましょう。
このように見えれば正解です。答えはランニング・フラットですね～
ちなみにしんたろうのFX勉強会ではランニング・フラットの描き方はこのようにまとめられます。
高値と安値を波引きする際はこのように引いていただければ問題ありません。右側に出てくる第四波のような波とほぼ同等の大きさということが分かっておりますので、同じグループとして確認していけば右側にこれから発生する波も確認しやすくなると思います。
まとめ
修正波フラットについてまとめてみましたがいかがだったでしょうか？
かなり複雑に動いているので見分けることは容易だと思います。波引きを行っている時に「あれ？？何だこの波は？」と思ったらフラットじゃない～？と疑うくらいで丁度いいですし、フラットを見分けることが出来れば推進波の動きやタイミングも分かってくると思います。
FXで勝つためにしっかり自分の立っている現在地を確認していきましょう。ではまた～
応援ありがとうございます。
