こんにちは~しんたろうです。
久しぶりにブログを更新します。今回は水平線です。このブログでも何回も水平線に関して取り上げてきましたが、水平線の世界は大変に深く学べば学ぶほど新しい発見があったりするものです。
今回は基本に戻ってレジサポについて徹底的に解説していきたいと思います。
こんな方におすすめ
- 負けたあとに重要な水平線に気がついてしまう
- どこに水平線を引くのか分かっていない
- 水平線の重要性がイマイチわからない
- 自分が引いた水平線が本当に機能しているのか分からない
- レジサポと思っていたけどなんだか違う
解説動画
重要な水平線「レジサポ」について
皆様はトレードを行う際、水平線を活用してFXを行っているでしょうか。もしかすると水平線に気が付かずトレードに負けたあと「そこにあったか!」と気がつく人が多いのかもしれません。
重要な水平線に気がつきトレードに活用しようと考えたとしても「どのように使えばいいの??」と首を傾げる方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんね。
そんな方のために今回よく使う水平線として「レジサポ」を徹底的に解説していきたいと思います。
まず上記チャートの赤い水平線に注目してください。皆様は何故ここに水平線が引けるのか分かりますか?
出来上がったチャートだから分かるんだろ?と思っている方も多いかもしれませんが、勘違いしている方も多く、水平線は出来上がったチャートにしか引くことが出来ず、むしろ出来上がったチャートじゃないと使用することは出来ない重要なツールなのです。
え?どういうこと?と思ったそこのあなた!!その解説をする前にまず水平線のことを「透明な壁」として考えてみましょう。皆様の部屋にもし透明で見えない壁があったとしたらどうでしょうか?生活していてとても不便ですし、何より見えないわけですからぶつかったら怪我をするかもしれないので大変危険ですよね。
ではその透明な壁を正確に把握し、避けるにはどうすればいいのでしょうか。簡単な話、ゆっくり触ったり何かをぶつけてその跳ね返りを把握することで透明な壁の位置を把握することができると思います。
そんなこと当たり前だろ!と思うと思いますが、それでは質問です。チャート上の「透明な壁」を把握するにはどうすればいいと思いますか?それはどこにあると思いますか?それが上記チャートのような「何度も跳ね返っている箇所」が一つのヒントになると考えております。
誰かにぶつかってもらって初めて水平線が見えてくる
まずは水平線の基本をマスターしてしまいましょう。水平線と価格の位置関係から水平線の呼び名は変わります。
- 水平線より価格が下部にある場合・・・レジスタンスライン(抵抗線)
- 水平線より価格が上部にある場合・・・サポートライン(支持線)
上記チャートの場合、チャートの左側矢印がレジスタンスラインとなり、チャートの右側矢印がサポートラインとなります。勉強会では「レジサポ」と呼んでおりますがこの水平線が非常に重要な意味を私達に教えてくれているのです。ではどのような条件を満たせばレジサポが出現するのでしょうか。まずはこのような条件が出てくると思います。
★水平線に何度も跳ね返されているチャート
水平線とは相場に参加している全てのトレーダーが注目している価格です。チャートは左側に価格が表示されております。この部分を縦軸と呼んでおりますが、この縦軸がFXの命とも言うべき役割を担っているのです。注目する水平線に跳ね返されてポイントを見つけると「ここに水平線があるのかも・・・」と多くのトレーダーが意識され始めます。それが何度も発生していると「間違いなく水平線だ!」と確信に変わるのです。
そうなると水平線付近で指値トレードを置いたり、その付近で逆張りしたりするトレーダーも増えてくることでしょう。そしてその水平線をブレイクすることによって新たな時代の幕揚げを私達に教えてくれるのです。上記チャートのその後を確認してみましょう。
しっかりレジサポ付近から上昇しているのが分かりますね。なので勉強会ではこういったルールを設けております。
水平線が見えないチャートではトレードするな!
当たり前かもしれませんが、徹底して水平線を分析しトレードに活かしている方は少数ではないでしょうか。勉強会生徒様にも常々申し上げておりますが、まだまだ水平線が見ない方も多いように感じます。
なので日頃からどこに水平線があり、レジサポがあるのか把握することによって今、自分がチャートに対してどう理解しているのか深めることにつながるのではないかと思うのです。
皆様がトレードしているチャートには水平線があるでしょうか。再度確認してみてください。
水平線のルールを理解しましょう
水平線の基本が徐々に理解できてきたでしょうか。透明な壁を一刻も早く察知するためにはまだまだ水平線の基本をマスターしていかなければいけません。
例えば上記のようなチャートがあったとしましょう。赤い水平線をレジサポとして見ていた方からすると青矢印の値動きは腰を抜かすローソク足なのかもしれません。しかし水平線のルールを理解していれば恐れずに足らないことを覚えておきましょう。そのルールとは以下のようになります。
水平線をローソク足の柱が跨ぐ場合、ローソク足がクローズするまで待つ
水平線を越えてきたからと言って完全に水平線の機能を失うとは限らないということです。先程の水平線は一見すると水平線を飛び越えてから下ヒゲを作り元に戻っているように見えます。もちろん他の水平線に反応したのかもしれませんが、レジサポとして機能していた水平線は、ローソク足が完全に水平線を跨ぐまで機能しているので、今回の場合、ローソク足の値動きに驚くかもしれませんが、まだ水平線の機能は完全に停止したとは言えないのです。
むしろ違う水平線の存在が見えてくるのかもしれません。水平線はレジサポだけではなく例えば長期足始値やラウンドナンバー(キリが良い価格)にも存在します。なので突然大きく値動きをするローソク足が出現した際は、必ず長期足を確認し注目している水平線の存在を知る必要があるのです。
重要な水平線は一つだけではない
重要な水平線は一つだけとは限りません。時間軸を変えてみないと見えてこない水平線もあれば、チャートの左側を丁寧に確認しないと分からない水平線も存在します。例えば上記チャートのような場合はどのように考えればいいのでしょうか。青い矢印に注目してみてください。何でも無い高値に見えますが、ここは元々水平線がある箇所でなるべくして高値になったポイントなのです。読者様にはどこに水平線があるか分かりますか?
全くわからない方もいらっしゃると思いますが、焦る必要はございません。そのためのしんたろうのFX勉強会なのですwそれでは答えです。
過去に付けた安値を更新したあとにレジサポになっております。そんなの分かるわけ無いじゃん!!と思った方、だからあなたは負けるのですよ。
水平線とはその機能を失うまでチャート上に存在しております。ということは三年前でも十年前でももしチャート上に水平線が存在していれば、今でも機能するということなのです。
上記チャートはドル円月足チャートです。矢印付近から引いた水平線に注目してみてください。かなりお時間がかかっておりますが、それでも水平線の機能を失うことなくしっかり反発しております。特に〇〇ショックなどの名前がついているような大下落相場は必ずと言っていいほど月足水平線で反応しております。なので青矢印付近の水平線も4年経過したとしても機能を失うことはないのです。
なので普段から慣れ親しんだ通貨ペアでも、もしかしたら見えていない水平線があってそれがトレードした直前に現れるかもしれません。そう考えたらめちゃくちゃヤバい存在だということに気がついてもらえたでしょうか。一刻も早くご自身のチャートで水平線を確認されたほうが賢明だと思いますので、面倒くさがらずに水平線を丁寧に引いてみてください。
まとめ
ダウ理論、エリオット波動論、水平線、ローソク足に共通する考え方は「時間軸にとらわれない」ということです。水平線は月足でも1時間足でも現れますし、長期足になればなるほど威力を発揮します。しかし長期足になればトレードした際の損切り幅も大きくなることから多くの方は短期足で水平線を活用し、トレードを行っていることでしょう。
なので水平線の基本を活用し、どこでレジサポになるのか把握することがFXトレードで常勝し続ける際に絶対必要となるスキルなのです。水平線が苦手な方は是非この機会に完全マスターしてみてください。この記事をお読みになって水平線にご興味が出てこられた読者様は水平線レポートもおすすめです。ここまでお読み頂き誠にありがとうございます。
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