こんにちは~しんたろうです。
コツコツドカン!やポジポジ病などFXにはいろいろな専門用語がありますが、最近本屋でこのような専門書を見つけました。
こんな本があったら便利だよね~って昔から考えていたのですが、希望通りの本があるなんて、知りませんでした。
しんたろうのFX勉強会にも様々な専門用語が多数ありますが、このような辞典は皆様の力を高めるのに一役買ってくれると思います。もし読む機会がありましたら是非おすすめさせていただきます。面白いですよ~!
さて今回の話題は負けパターンについてです。このブロクでも何回か取り上げましたが、胸にグサグサ刺さり内臓をえぐり取られるような思いがくるものばかりじゃないでしょうか?今回の記事も読むのが辛くなるような内容かもしれませんが、気合い入れて行きましょう。
しんたろうが考える負けパターン5選
前回、負けパターンについていくつか公開させていただきました。まだ読んでない方は是非お読みください。
FXデイトレード勉強会|エントリーすると逆の方向へ動く方向け【動画191】
FXデイトレード勉強会|負けトレードパターン集 2015年6月4日【動画082】
FXデイトレード手法|初心者が必ずやってしまう絶対に行ってはならない負けトレードとは?
FXはメンタルに左右されると言っても過言ではないくらい自分自身との戦いが必要になってくる金融商材です。
FX自動売買などがそのいい例ですが、あれは放ったらかし~自分は知らない~というものですよね。ということはいかにメンタル崩壊が重大な過失であるか、皆さん分かっているのだと思います。
しんたろうのFX勉強会でもメンタルについて度々学習しておりますが、しんたろうが「こうしなさい!!」というのは限界がありますし、皆さんいい大人ですからあまり基本的なことで怒られるのもいいもんじゃないですよねw
しかしお坊さんが「FXは禅の修行と同じくらい難しい」と言っているようにメンタルコントロールが出来ないと相場からお金を稼ぐことは絶対にできないと思います。さてどの点に注目していけばいいのでしょうか?
1.相場が難しい箇所に入っているのに気がついていない
しんたろうの考える負けパターンを更新していきましょう。まず1つ目は相場が難しい箇所に入っているのにもかかわらずエントリーを繰り返している「ポジポジ病」患者のことです。
こちらのチャートをご覧になってみてください。
こちらのチャートは2018年07月20日頃のポンド円4時間足チャートです。注目していただきたいのが、一番右側の金曜日に相当する箇所なのですが、この日だけ他の曜日に比べて動きが鈍いことがわかります。
注目する水平線に差し掛かっているのでこのような動きになるのですが、ポジポジ病の方はこの水平線さえ見えておらず「まだ動く!まだ動く!!」という考えを捨てきることが出来ず、意味のない箇所でどんどんエントリーを行っているのです。
これでは今まで仮に稼げたとしても全ての証拠金をドブに晒すことになるでしょう。本当にご苦労なことですm(_ _)m
まず何回も取り上げている話を繰り返させていただきます。エントリーする前にしっかり相場環境認識を行ってください。もちろん100%合っているという自信がなくてもいいのです。相場全体の流れを把握することに重きを置いていただきたいのです。
ローソク足の値動きばかり気を取られているから相場が難しい箇所に入っていることも気が付かず無茶苦茶なトレードばかり繰り返してしまいます。
「ちょっとなら取れるでしょう」
「短期足に落とし込めば・・・・」
「もしかしたら動くかもしれない」
これ全て勝手な考え方ですよね?自分勝手に考えているうちは勝ち続けることは不可能です。なのでまずエントリーをする前に経済ニュースや相場環境認識、資金管理などやることはたくさんありますので、それらを片付けてからエントリーするように心がけましょう。
2.利益を欲張りすぎる
先程のポンド円のような相場はローソク足一本だけでも100PIPS近く動いており、エントリーの方向さえ間違わなければ、笑いが止まらないほど稼げるボーナス相場だと私は思っております。
しかし利益ばかり追いかけていると、必ずやってくるメンタル崩壊、修正波、逆に動く波に対応できず、自分の腕を過信しすぎてしまい、目標PIPSを忘れてトレードを繰り返してしまうのです。
最初は一日20PIPSと決めたのに、一回の負けに翻弄されて、その負けを取り返したくて更に無駄なトレードを繰り返す。
皆様には胸が痛いほど、苦い経験をされてきたのではないでしょうか?しんたろうも昔は入金地獄に陥っておりましたので、皆様と同じような悩みを常に抱えてきた人間の1人です。
「お金をしっかり稼ぎたい」
そのためにFXを始めたのに、目の前にある100円や500円を拾い集めるのに忙しくなりすぎて、自分の懐の状況もわからずに乱発エントリーをする。これではいつか自分自身が重みに耐えられず崩壊するに決まっております。
なので利益が20PIPS→50PIPS→100PIPSと増えてきた際は、本当に大丈夫?そこまで行くと地獄が待っているよ~!と自分に言い聞かせることが大切です。
3.ロット数(枚数)が滅茶苦茶
資金管理などを怠ると、すぐ負けるのですが、そのいい例がエントリーする際に決める枚数についてです。
例えば2ロットでエントリーを始めたとしましょう。順調に勝ち続けるとどうしても枚数を増やして、もっと効率的に資産を増やしたいと考えるは自然の流れです。
しかし負けが続いた場合、この考えは危険な濁流へと一気に変貌します。
2ロットでエントリーしていたものが、負けを取り返したくて5ロットに増やすと、負けているのでもっと負けが加速してしまいます。そうなるとあっという間に証拠金が底についてしまい、相場から退場することになります。
負けているときこそ、冷静に行動すべきです。
ロット数も極限まで減らして、様子見しなければいけませんし、パソコンを閉じてゆっくり散歩でもしてみたほうが懸命です。
焦って欲張って何とかしたい!!と考えるから、知らず知らずのうちにメンタル崩壊しているのです。これでは良い手法を教えても全く意味がありませんし、何のためにFXを行っているのかわかりません。
自分のおすすめは少ないロット数で3ヶ月間でも長期的に運用することをおすすめ致します。大切なことはPIPSですし目標設定です。いきなり枚数を増加させると一気に危険が増しますので皆さんも注意してトレードを行ってみてください。
4.寝不足で集中力不足
これは実際、皆さんの実生活でも影響してしまうことがらで、夜更かしをしてしまって(日常的に)トレードの集中力が欠けてしまうと負けやすい状態になると私は考えております。
お金持ちが早寝早起きにこだわるのは、集中力と業務における生産性向上のためと考えておりますが、毎日当たり前のことを当たり前にこなすためにはメンタルと体力も維持していかなければいけません。
「でもこんなに忙しいのに早寝早起きなんて出来ない」
「そもそも早寝早起きが苦手」
いろいろなご意見があると思いますが、頭がボーーーーっとしている時に限って、負けトレードを量産しているのではないですか?
私も勉強会を主催している手前、早く寝てください!!とは言えない立場なんですが、トレードをしている平日は早寝早起きを是非オススメいたします。もし寝ることに不安がある方はこういったアイテムもありますのでおすすめですよ~
5.「もっと動く」という考え方が捨てられない
難しい箇所に入っているのに気が付かないと似ておりますが、これはもっと単純な話です。例えば下のようなチャートがあったとします。
こちらは2018年7月20日頃のユーロ円4時間足チャートですが、もし仮に自分がいる箇所が右側の矢印の箇所だと仮定します。そして自分が決めているゴールが左側の赤矢印だとします。
一見すると、すんなり赤矢印まで行ってしまうように見えてしまいますよね?でもトレンドというものは必ず波を打ちますので、「もっと動く」「急激に動く」という考え方でエントリーすると、修正波の波に飲まれて撃沈することになるでしょう。
ここでの負けパターンというものは、こういった相場を見ると思わず何も考えずにショート目線でエントリーをし、長期的にポジションを保有し勝ちになるということです。私達はお金が欲しいだけであって相場のゴールを当てるゲームをしておりません。ある意味PIPSだけ欲しくて値幅だけ欲しいからFXを行っているのです。
それなのにこういった相場を見るだけで勝手に考え想像し、相場環境認識を怠っていきなりポジションを持ったりします。これではいつまで立っても「エントリーすると逆に動く~(泣)」から抜け出すことは出来ません。
しっかり小さな修正波でもいいので高値試しの波を見て確認してからエントリーすることをおすすめ致します。「高値試しが出なかったらどうするの??」という意見もありますが、これはこれ!それはそれ!こうなったらどうするのか?ではなく高値試しが発生したら考えるということです。
相場に聖杯がない以上、絶対はありません。
ただ無秩序ではありませんので、ここに気がつけるかがポイントになります。この考え方は相場以前の問題かもしれませんが、ホームランばかり狙っていないでバント練習もしたほうが人生有意義に過ごせるということですよ。皆様も考えてみてくださいね。
まとめ
5つの負けパターンを公開いたしましたが、今回は中級編といったところでしょうか?負けパターンマスターのしんたろうに言わせればまだまだありますので、思い出したら公開していくとしますw
皆様も勝つことよりも負けないことに意識を傾けて、自分の苦手なパターンや箇所を調べだし、自分を攻略することがFX攻略につながることを覚えておきましょう。ここまでご覧になって頂き誠にありがとうございました。