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FXデイトレード手法|ローソク足ダウ理論を用いたシンプルトレード⑨

こんにちは~しんたろうです。

 

時々更新しているシンプルトレード集ですが、今回の記事で⑨番目となります。

塵も積もれば山となるようですが、まだまだ山になるには程遠いので気がついたら更新していくように頑張りたいと思います。

今回のエントリー手法は日足を使ったエントリーですが、とてもシンプルですので試す価値アリですよ。

 

日足を使ったシンプルトレード

前回、シンプルトレード集⑧で解説した内容を皆様は覚えておりますか?

このようなローソク足を使ってローソク足の強弱を説明したと思います。思い出せない方は是非確認してみてください。

ちなみに上記のローソク足の場合、白が陽線で黒が陰線だとします。皆様にはどちらのローソク足が強いと思いますか?

・・・・・馬鹿にするのもいい加減にしろ!!

と怒られそうですが、答えは簡単で陽線ですよね。

ではこの質問はどうでしょうか?

陰線は陽線のどこを意識したでしょうか?

ローソク足がこの形で終わっているということは陰線は陽線の動きを考え、そのあたりのレートでストップしたということになります。

ということは相場の参加者が陽線の何かを見て判断したということになります。皆様には陽線のどこに陰線は意識したと思いますか?

・・・・・・????どこだ??

と思う方はまだまだローソク足のことが分かっていませんね~

答えは始値付近です。

何故、始値付近なのかと言いますと、陽線が陽線として動き出した一番初期の場所だからです。ローソク足の勢力が最も強く神々が生息しているエリアということがわかっております。

ということは始値付近の動きや反対勢力が目指すべきエリアをいち早く知る唯一の情報と言えるのです。

ローソク足は始値付近が肝心

ローソク足の始値が本当に強いのか分かるチャートがありますので、一緒に確認していきましょう。

こちらはドル円月足チャートで2018年7月頃のチャートになりますが、左側の大きな陽線の始値に注目してみてください。こちらに水平線を引くとよく分かると思いますが、右側の水平線付近で反発しているのがわかります。

というよりも緩やかに下落して来たのは水平線に近づくため??と思うくらいの動きをしておりますね。このようにローソク足の始値に水平線を引くだけでも相当量の情報を得ることが可能になるのです。

長期足に金持ちがいるのであれば、大きなローソク足や長期足の始値に水平線を引かない手はありません。この考えから日足を使ったシンプルトレードを行っていきましょう。

 

日足のハラミ足を探せ!!

まず日足の始値に水平線を引いていきたいのですが、どこの日足に引けばいいのでしょうか?

ヒントとなるのがハラミ足になります。

このローソク足の場合、陰線が陽線を負かしきれていないローソク足のパターンをハラミ足と呼びますが、このようなローソク足が出現したら、真っ先に陽線の始値に水平線を引いて見てください。

もちろん日足のトレンドの大切なので、今回はアップトレンドとしてハラミ足を見ることにしましょう。

例えばこのようなチャートがあったとします。注目すべきは110PIPSの陽線と119PIPSの陰線です。

一見すると完全に陰線が勝っているように見えますが、ギリギリ110PIPSの陽線の始値を保っております。このギリギリ始値に届かないというポイントが今回のシンプルトレードの肝となる部分です。

詳細はこのようになります。

  1. 陽線の始値を陰線が意識している
  2. 陽線の始値に水平線を引く
  3. 反発を確認
  4. 再び水平線に近づいてきたあたりでエントリー

簡単に説明するとこのようになりますが、損切りをどこに置くのか?というところもポイントとなります。

あくまでも水平線は注目すべきレートですので、上記のチャートの場合、始値を負かすローソク足も出現しているのがわかります。しかし注目すべきレートですので、その付近で再び息を吹き返し、大陽線を作る根っこになったのです。

ここで大切なことは目線を変えてはいけないことです。先程も申し上げましたが、この相場は最初からアップトレンドですから、ローソク足一本がちょっと負かされたくらいでは、急にトレンドが変わることはありません。

注目すべきレートをいち早く察知し、トレンドに沿ってエントリーを行い、余裕を持った損切りポイントを持ったポジションであればしっかり勝つことは可能です。

 

再現性はかなり高いが絶対ではない

ローソク足の始値に水平線を引くエントリー手法は、かなり再現性が高く、誰でも同じような結果をもたらすとしんたろうは考えておりますが、絶対ではないこともまた事実です。参考例にこちらのチャートをご覧になってください。

こちらのチャートも269PIPSの陽線に対して、かぶせるように陰線262PIPSが出現しております。ハラミ足ということになりますので、始値に水平線を引き、水平線に到達するまでしっかり待機していれば勝てる相場だと言えます。

ここでの注意点は相場のゴールです。もしこの相場が推進波第5波目だと仮定したならば、反転するかもしれない付近でのエントリーだったと言えます。現に上記のチャートでは一回反発し上昇するも高値付近で失速して下落し、水平線をまたいでしまいました。

このように始値に水平線を引く手法はかなり強いエントリー手法と言えますが、「もっと動く」「もっとぶち上がれ」などと勝手な考えを持っていると痛い目に必ず合います。なので相場環境認識を怠っていては、この手法も意味がないので波の理解をした上で使用されてみてください。

まとめ

今回のシンプルトレードはいかがでしょうか?これなら自分にも出来るかも?と思っていただけたなら幸いです。

ローソク足もそうですが、相場には決定権を持ったローソク足や神々がいらっしゃるエリアが必ず存在しますので、前もって相場環境認識をしていなければ地獄を見ることになります。しっかり下準備をした上で今回のシンプルトレードを使用してみてください。ここまでご覧になって頂き誠にありがとうございました。

 

 

 

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