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【解説動画付き】FX初心者向け|カス相場を知る3つの方法とは?

 

こんにちは~しんたろうです。

皆様は自分がトレードするときに相場が「カス相場」になっているかどうか確認されているでしょうか。

そして負けトレードを量産してしまったとき「なんでこんな箇所でトレードしているんだ??」と嘆いたことはありませんか?

そんな方のために今回は徹底的に「カス相場」について解説しますので気になった方だけ御覧ください。

 

解説動画

チャートの「カス相場」を知りトレードにメリハリを持たせよう

「カス相場」とはいわゆるチャートの難しい箇所を指し、長いヒゲやトレンド力が弱い相場を指す勉強会特有の言葉です。

上記チャートは週足ですが、長期足であっても短期足であってもカス相場は存在しており、数日から数ヶ月間カス相場でモヤモヤした日々を送っているトレードもいらっしゃるのではないでしょうか。

もちろんチャートですから永遠にトレンドを形成することはないので、緩急が本質だとするとカス相場はなくてはならない落とし穴のような存在だと言えるのかもしれません。

 

「この間つまらないところでトレードをしてしまった」

「負けトレードを量産してしまった」

「チャートの動きが鈍い」

「トレンド方向がよくわからない」

 

などカス相場特有の値動きにFX初心者の方は翻弄されてしまうことでしょう。

そうならないために3つの情報を駆使して「カス相場」を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。

 

カス相場を知る方法その① インディケーター

まず一番簡単に「カス相場」を知る方法として挙げられるのがインディケーターです。

上記チャートはボリンジャーバンドを週足に配置してみましたが、ここからカス相場を知ることが出来るのです。

皆様はどこがカス相場か分かりますか?

そもそもボリンジャーバンドというインディケーターは視覚的に相場のボラティリティーを測るために開発されたインディケーターです。

なのでカス相場=ボラティリティーが低いという図式が成り立つので、カス相場を知るにはうってつけと言えます。

見方は簡単でアッパーバンドとローバンドの幅でボラティリティーを知ることが出来ます。

バンド幅が徐々に狭まってきた際はトレードを控えカス相場が発生する可能性を考えて行動するほうがいいでしょう。

カス相場が去るのを待ってからトレードされたほうがいい成績を残せると思います。

 

ボリンジャーバンドの他にもインディケーターはたくさんありますが、そのほとんどがカス相場を知ることが出来るので自分の使いやすいインディケーターを配置するのがいいのではないでしょうか。

使いやすいインディケーターを複数個配置してカス相場を知る方もいらっしゃるようですが、一つだけでも十分カス相場を知ることは出来ますので、負けトレードを量産されている方はおすすめさせていただきます。

ちなみにインディケーターはダウ理論やエリオット波動論の補助ツールでしかないと勉強会では解説しております。

残念ながらインディケーターを使ってエントリーポイントを探るのはおすすめしておりません。

というのもインディケーターよりもローソク足の判断スピードのほうが早いので、わざわざ反応が遅く出るインディケーターをエントリーポイントとして使うのは非効率だと思うのです。

 

しかしカス相場を知るのはうってつけなので、毛嫌いせずインディケーターの特性を理解しながらカス相場を事前に察知出来れば無駄なエントリーが減って証拠金も増えやすいと言えるのではないでしょうか。

今回の解説動画ではインディケーターを使ったカス相場分析を中心に作ったので気になる方はぜひご覧になってください。

 

カス相場を知る方法その② ローソク足

カス相場を知る方法その②はローソク足です。

上記チャートは日足チャートなのですが、囲っている部分に注目してください。

 

まず赤い四角で囲っている部分は他の箇所に比べてローソク足のヒゲが長い事がわかると思います。

この長いヒゲが密集しているエリアはトレンド力が弱く相場の参加者の意思も迷っていることからカス相場になることが多い事がわかっております。

エリオット波動論でいうところの修正波ですが、この修正波が発生するとローソク足のヒゲが長く密集している箇所が多くなるので見分ける際のポイントにしてみてもいいかもしれません。

 

もう一つのカス相場は青く囲った部分になります。

一見すると長いヒゲもないのでカス相場には見えないかもしれませんが、このエリアは大陰線が出現したあとの相場です。

何故大陰線が出現したあとの相場がカスになるのかというと、利食いや様子見を行う参加者が多いため自然とカス相場になることが多いと私は感じております。

勉強会でも大きく値が動いたチャートはトレード厳禁と指導しており、青く囲った部分を見てもボラティリティーが弱いことが明白です。

なのでローソク足の形から判断できるカス相場があることを頭の片隅に置いておきましょう。

 

カス相場を知る方法その3 経済指標

最後に経済指標からカス相場を知る方法を解説します。

上記チャートは2023年2月ごろのAUDJPY日足チャートです。

2月上旬に政策金利発表を控えたチャートですが、ローソク足の値幅が段々狭まってくるのがわかるでしょうか。

1月の後半までは元気だった相場も2月に入った途端、ローソク足の値動きが鈍くなり、値幅も短くなっていることが分かります。

 

このように重要な経済指標を控えた相場はカス相場になりやすく、逆にカス相場になっているということは何か重要な経済指標を控えているのでは?とも捉えられるのです。

経済指標はたくさんありますが、本当に重要な経済指標発表前は持っているポジションを切ったりするためトレンドとは逆方法へ動くこともありますし、トレード自体を控え様子見する参加者も多くいらっしゃいます。

本当に重要な経済指標を上げるとすれば政策金利、GDP,雇用統計などの失業率発表などが挙げられます。

最低でもこの3つは日付と発表する時間などを把握しておかなければいけません。

でなければ知らずにトレードすると怪我だけでは済まない可能性もあるので注意が必要です。

 

なので毎日朝イチに経済指標やニュースサイトを確認し、為替に直結するようなニュースがないのかどうか確認する必要があります。

直近でいうと日銀新総裁が発表された日、大きく値動きをした通貨ペアがたくさんありましたが、そういったニュースもチェックする必要があるのです。

そして「これは重要かも」と思う経済指標が合った際は、日足ローソク足を確認しながら動きが鈍くなって来たことを確認し、様子見を行いながらカス相場が過ぎ去るのを待ったほうが賢明です。

 

まとめ

今回は簡単ではありますが、カス相場を知る方法を解説いたしました。参考になりましたでしょうか。

特にFX初心者の方は、トレードやエントリーポイントばかりに目が行きがちで、難しい相場やカス相場には関心がないように見えるので、負けトレードを量産してしまったのであれば、ぜひ今回紹介した方法でカス相場がどうか知るのがいいと私は考えております。

また新しい情報が出てきましたらご報告させていただきます。ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。

 

 

 

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