こんにちは~しんたろうです。
皆様は大きく値動きした相場に乗れた瞬間を覚えているでしょうか。
もしかしたらたまたまチャートを見ていてトレードしてみたら一気にチャートが動いてちょっとの枚数で大量のPIPSをゲット
こんな誰しも思い描くのような理想のトレードをもしかしたら偶然かもしれませんが、一度は経験したことがあるかもしれません。
ですがほぼ100%だと思いますが、そんな夢トレードをした方は必ずと言っていいほど儲けた分以上の損失を次の瞬間抱えてしまい、大切な証拠金の殆どを失ってしまいます。
こうなってしまった原因はどこにあるのでしょうか。今回はいくつかのポイントを一緒に確認していきましょう。
FX初心者必見 トレードでホームランは狙ってはいけない
一度は誰でも500PIPSくらい値動きする相場の初期段階からトレードを行い、根こそぎトレードして大量PIPSをゲットしたいと考えたことがあるのではないでしょうか。
「俺って最高~!!」「俺ってもしかしたら天才♪」なんて自画自賛してしまうようなトレードが出来ればいいですよね~ですが、その後のトレードを見てみると殆どの方は儲けた分以上の損失を出してしまい、最悪の場合、強制ロスカットをするような事態にまで追い込まれる事が多いように感じます。
経験者はそういった間違いを何度も繰り返し、積み重ねることで経験値をましていくことが出来ますが、もし初めてFXに触れた初心者はそこまで気がつく方は皆無だと思います。
むしろ「チャートのどこが爆発するのか」ということを研究し、何か法則がないのかとチャートの隅々まで調べ尽くすことでしょう。
確かにチャートが爆発する要因はある程度決まっております。しかし時間も通貨もバラバラですし、ローソク足の形にも決まりがないので、もしその要因を知ったとしても、常にチャートを監視できない方からすると本当に無駄な情報となってしまうことでしょう。
どちらかというとそこまで大きな値動きには遭遇したくないですよね。ロスカットも大きくなりますし、価格の振り幅も大きくなるのでトレードももっと難しくなってしまうと私は考えます。
なので大きく価格が動いたチャートに遭遇した場合、以下のポイントをしっかり抑えた上でトレードを行ってみてください。
1.長期足を見る
まず大きく価格が動いたチャートは一度、今見ている時間軸から離れ、長期足を確認してみてください。
月足や週足を中心にチャートを冷静な視点から見直してみると、もしかしたらその急激な値動きが、月足レベルから見たらそうでもない値動きだったのかもしれませんし、月足のあるポイントを攻撃しているような値動きになっているのかもしれません。
特に大きく動いた場合は自分が引いている水平線に対してどのような位置関係でいたのか?その水平線を割り込むことが出来たのか?など水平線を中心に考えたほうがいいと思います。
例えば経済指標などで大きく動いた場合も、長期足に存在している水平線と大きく動いたローソク足がどのような関係にあるのか考えることで今度の相場にも活かされますし、もしまだ余力があるチャートであれば再びトレード再開してもいいと思います。
2.レバレッジを上げない
例えばたまたま500PIPS動いた大相場をトレードできたとしましょう。
ちょっと前まで、ほんの少しだった証拠金が潤沢になり、頬も緩むくらいの利益を叩き出せたとします。
殆どの方はこう思うことでしょう。
「ここが最大のチャンス!ここで稼がなければいつ稼ぐの?」
そう思って大相場をしっかり儲けたはずが再びトレードを再開し、しかも枚数を多くしてハイレバでトレードを再開したりするのです。
するとその緊張からあっという間に負けてしまい、稼いだ分負けて「やらなければよかった(泣)」ということになります。
普段のトレードでもそうですが、無闇矢鱈レバレッジを上げてはいけません。
早く儲けたい気持ちはわかりますが、焦っては自滅するだけです。
3.とにかく焦らない
大きく値動きをしたチャートは、ボラティリティーも最大限あがっております。
ということはトレードをすれば短期間でも十分な利益をもたらしてくれる反面、損切りもあっという間に到達する可能性があって、気をつけなければ無駄なトレードを量産するような意味のない時間を迎えてしまいます。
大相場になった場合は、チャートが落ち着くまでしばらく静観しておいたほうが賢明ですし、そんな状態でトレードしても急激な値動きに翻弄されて無駄な損切りのオンパレードになるのが落ちです。
とにかく焦ってはいけません。
ちょっとの値動きを利用してトレードするようなスキャルピングを大相場でやれば、危険極まりない状態になることは明白ですし、そんなときに冷静さを欠けば自滅することは火を見るより明らかです。
4.目線を変えてはならない
大きくチャートが動くということは、当然利食いも大きく動くということです。
しかしFX初心者の方は利食いで現れたローソク足を勘違いして判断してしまい、逆張り、もしくは新しいトレンド開始の合図と捉え、まだトレンドが終わっていない状態で、逆走を始めてしまいます。
特に短期足を集中的に見ているトレーダーはその傾向が強く、先端からトレードして根こそぎ分捕るようなトレードをしたいと考えていることがあり、大相場の先端からいきなり逆張りを初めてしまう傾向にあるようです。
そうならないためにまずはトレンドをしっかり抑え、大相場中は常に順張りを心がけましょう。
自分のトレードを振り返ったときに逆張りをしている箇所があるのであれば、即座に止めてトレンドフォローを行うように修正してみてください。
ここでも大切なことはちょっとの値動きに翻弄されないことです。大きなローソク足が出現したとしてもトレンドを変えていないのであれば、急な目線の変更はしないほうがチャンス相場を持っと掴み取れると私は考えます。
まとめ
年末年始はチャートの利食いや新規ポジション保有などが起こる関係で、急激な変化がチャートに出現したりします。
ですが何も起きない保証はどこにもありません、こんな値動きあり得ない!という考え方事態がありえない考え方です。
なのでいつ何が起きても対応できるように常に波引きと長期足の理解を行って準備を整えてください。
長期足を見れば意外とチャンスがたくさん転がっていることに気がつけると思いますよ。
ここまでお読みいただき誠にありがとうございます。