こんにちは~しんたろうです。
皆様は普段のトレードにおいて「マイルール」を作ってしっかりトレードされているでしょうか。
私も以前はルール不要!と言わんばかりの勝手なトレードしておりましたが、成績が向上せず、師匠からルール作りをするように言われたことがきっかけで、トレード自体もさることながら成績自体にも変化が生じてきて、しっかりとしたPIPSを残すことが出来るようになりました。
ただその「ルール」を作る作業が思っているほど楽なものではなく、もしかしたら以前の私同様に大変な苦労をされている生徒様もいらっしゃるかもしれません。
なので今回は「ルール作り」の基本から重要なポイントまで徹底的に解説していきたいと思います。興味がある方は最後までお読みなってくださいね。
こんな方におすすめ
- ルールを作っても守れない方
- ルールを継続させることができない方
- どうやってルールを作ればいいのかわからない方
- 自分のトレードルールを比較したい方
解説動画
トレードルール作りの最も大切なポイントとは?
参考記事
トレードルールと言っても様々です。
人によっても変わるでしょうし、トレードスタイルによっても変わってくると思うので、他人のトレードルールが自分に合わないこともあるかもしれません。
なのでトレードルールは自分で考え作成、実行し検証することで初めて「トレードルール」となるのですが、この作業が単純なようで非常に大変な作業だということはFXを始められた方では到底想像できないのではないでしょうか。
理由は簡単で、作成したルールが本当に機能するかどうかわからないからです。
本当に意味があるルールかどうかを採点する方が自分の周りにいないという点が最大の難点です。
私の場合は近くに師匠がいたので、作成したトレードルールを添削していただいたり、修正するのも師匠に指示にしたがったりと有り難い環境にありましたが、この記事をお読みになられている方はまず「師匠」と呼べる存在が近くにいることは無いと思います。
しんたろうのFX勉強会では私が添削を行うので生徒様は特に悩むことはありませんが、こういった勉強会やセミナーに参加されでもしない限り、自分のトレードルールを誰かに見せて意見を述べてくれる環境は作れないのではないでしょうか。
これがトレードルール作りの難しさであり越えなくてはいけない壁でもありますが、苦労する点は他にもございます。
それはトレードルールの「難易度」です。
いざトレードルールを作ろうとしても、おそらくインディケーターの数値や形、難しい理論を取り入れたトレードルールを作成するのではないでしょうか。
一見すると間違っていない行動のように見えますが、実際にトレードルールを実行しようとしても、難しい理論を取り入れたルールでは毎日どころか本当にこのチャートポイントがトレードルールに合致するのかわからない、不安だという意見で結局のところ改変せざるをえない状況になってしまうことは明白です。
なのでトレードルール最重要ポイントは「シンプルさ」にあります。
しかしこの「シンプルさ」が最も難易度が高い編集作業になるのです。
FX初心者ではトレードルールをどうやってシンプルにすればいいのかわからないと思いますし、まして一人でトレードルールを作る方は、自分が作ったルールがシンプルなのかどうかさえ分からないと思います。
私も以前、師匠にトレードルールを見せた時、一言「わけわからんw」と言われ一蹴されました。
何度も何度も作り変え、その都度添削していただきましたが、「何故インディケーターの数値を入れたルールにするんだ」「難しすぎる簡単にしろ」とノイローゼ寸前まで悩み苦しみました。
今では懐かしい思い出ですが、当時は寝る間も惜しんでルール作りに邁進しておりましたので、現在参加されている生徒様が悩み苦しんでいる姿は姿が見えなくても手に取るように分かります。
今までFXを中途半端に行ってきた生徒様にとって、自分の覚えた理論や経験した知識ははっきり言って守りたい存在のように感じるかもしれません。
しかしこの凝り固まった考え方が邪魔してトレードルールをより一層難しいものとして捉えてしまい、逆にシンプルにすることを拒んでいるのです。
なのでまずは自分の覚えたことを全部綺麗さっぱり忘れて、新しく覚えた正しい知識を使ってトレードルールを再構築し、しかも徹底的に無駄を削ぎ落としてシンプルにすることが肝心なのです。
トレードルールをどこまで継続できるかが鍵
次に大切なトレードルールの最重要なポイントは作ったトレードルールを「どこまで守れるか」です。
言ってしまえば作ったトレードを最低でも三ヶ月間は実行できるのかどうかが鍵といっても過言ではありません。
FX初心者は作ったトレードルールを丸で聖杯のごとく最初は半永久的に守るぞ!と気合を入れて実行することでしょう。
しかしチャートはそんなに単純なものではありませんし、ましてやトレードルールに合致しないチャートだって存在します。
そうしたチャートを前にすると必ずこう考えるのではないでしょうか。
「自分の作ったルールが間違っていたんだ」
そうなると一生懸命作ったルールを一瞬で作り変える行動に移ると思いますし、聖杯探しの旅に出かけてしまい、日が暮れてもインディケーターやチャートの「正解」を模索することになるでしょう。
そうならないためにもまずは最低でも三ヶ月間は素直にトレードルールを実行することが肝心なのです。
何故ならトレードルールは、その内容が重要なのではなく、守りきれるかどうかがとても大切なのです。
自分のメンタルに問題があれば、どんなに良いトレードルールを作っても全く意味がありません。
チャートの値動きだけでトレードルールを捻じ曲げてしまうような行動を何度も取ってしまうのは時間の無駄ですし、「隣の芝生は青い」状態になれば収集が付きません。
なのでまずはどんなルールでも構いませんので、最低三ヶ月間トレードルールを「意地でも守り切る」という強い覚悟のもと実行、検証し、その結果から改変するポイントを見つけるほうが効果的だと言えます。
トレードルールを検証している間は不安だと思いますし、本当にこれでいいのかなと疑心暗鬼になると思いますが、自分自身を検証し分析することが何より肝心なのでまずは第三者目線で客観的に自分を見れるように訓練してみましょう。
まとめ
トレードルールに関してもっとお知りになりたい方は是非勉強会への参加をおすすめさせていただきます。
勉強会で行っていることは、これから必ず必要になるFXの知識や私が経験してきた全てをお伝えいたします。
今回解説したトレードルールについても細かく調整させていただきますので、何度も作り直していらっしゃる読者様は是非ご連絡ください。
また何か新しい情報が入り次第、ご報告させていただきます。ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。