こんにちは~しんたろうです。
先月5月から開始させていただいた「FX波引きセミナー」ですが、徐々に生徒様が集まりだし、先日も白熱したセミナーを開催することが出来ました。
波引きは基本中の基本の分析方法ですが、やってみるとコレが意外と難しく、うまく波が見えない方も大勢いらっしゃいます。
もしこの記事をご覧になられている方で波引きが苦手な方がいらっしゃれば、まだ空席がありますので是非ご参加ください。
さて今回はそんな波引きセミナーを行っているときに思ったことを記事にさせて頂きます。
こんな方におすすめ
- ローソク足の値動きに翻弄されやすい方
- エントリーする際に躊躇してしまう方
- 損益ばかり気になって細かい分析ばかり行ってしまう方
解説動画
いつまでメンタルに頼ったトレードをされるつもりですか?
「疑うべきはチャートではなく自分の頭」
私が師匠から教わった格言的なものです。
負け続けてきた自分が最も信用できないツールという意見なのですが、逆にコレが原因でテクニカル的にトレードポイントまで来ているのにエントリーできず見送ってしまう方が少なくないように感じます。
私の場合は逆でどうでもいいところでトレードしてしまう癖があったので、これを治すのに相当苦労しました。
現金を持ってトレードしているのですから、頭が真っ白になったり熱くなったりするのは、当たり前かと思いますが、一歩先に進むためにはこれではいけません。
宝くじや競馬とは違うので一刻も早くメンタルから離れてテクニカル的に分析を行いトレードをするべきなのです。
しかし大勢の方がどうしていいか分からず、本当に悩み苦しみ苦労されているポイントでもあると私は考えております。
投資は熱くなったら負けです。
それはメンタルに左右された取引である以上、負けるときも決済するときもメンタル全開だということになります。
ということは動物的勘で取引を行い、野性的勘で利食いしているのと変わりません。これでは勝ち続けるのは不可能ですし、勝ったり負けたりの繰り返しになってしまいます。
そうならないためにも何故、今トレード開始するのか、何故今、決済するのか、そして何故ここで損切りするのかがテクニカル的に説明できなければならないのです。
例えば現在地からショートポジションを持とうと考えたとしましょう。
・何故、ショートポジションを持とうと考えたのか
・どこを損切り、利食いポイントとして考えているのか
・そもそも何故USDJPYをトレードしようと考えたのか
などトレード開始に至る前のプロセスが全て「勘」に頼ったトレードでは駄目なのです。
動きそうだから~という理由でトレードしても結局動かなければすぐ諦めますし、チャンス相場だと思っていたのに~と考えている方は違う通貨ペアを探し始めて結局、分析不足でトレードを開始してしまうことになるでしょう。
最悪分析に疲れ切ってしまい、トレード断念になることもあるかもしれませんが、この場合むしろ断念したほうがいいかもしれません。
「負けているときは自分が何をしているのか分かっていない時」
「銘柄選びは結婚相手を探すのと同意義」
これはウォーレン・バフェット大先生がおっしゃっていた有り難いお言葉です。
まずトレードする根拠を説明できないのではあればトレードを控え、相場全体がどこへ向かっているのか分かるようになるまで静観するのが無難です。
FXの場合、トレード開始は24時間いつでも実行可能です。
であれば今すぐトレード開始する理由がメンタルによるものであれば無理をしてエントリーする必要はどこにもありませんし、むしろチャンス~!!と思っているところはよくよく調べたらチャンスでもなんでもないカス相場なのかもしれません。
なのでまずテクニカル分析100%のトレードであるのかどうか今一度自分に問いかけてからトレード開始するように心がけていただきたいのです。
勉強会では様々な分析方法やトレード手法をお教えしております。
全く相場を理解できなくてもトレード開始できるようなポイントをレポートという形でまとめておりますが、その全てがメンタルから切り離された損小利大になるトレード手法ばかりです。
そんなトレード手法もメンタルを重ねてトレード開始してしまえば猛毒に一瞬で変化してもおかしくありません。
落ち着いて余裕を持ってトレードすることが、長く相場と付き合える唯一の方法だと私は確認しておりますので、今、負け続けている方は「本当にそこからエントリーしていいのか」テクニカル分析を行ってから相場に臨むようにしてください。
以下の情報を手に入れてからトレード開始しましょう
相場環境認識
・ダウ理論・・・トレンド全般
・エリオット波動論・・・波のカウント、波の種別
・水平線・・・注目する高値安値、価格帯
・ローソク足・・・長期足の確認、大陰線大陽線の出現箇所、注目するローソク足など
・その他・・・市場開始閉場時間、経済指標、資金管理など
これらの内容を把握した上で更にローソク足がクローズするまでの残り時間などを加え、トレード開始を行うのが良いと思います。
何回も言いますが、これらの情報を手に入れず、自分の勘に頼ったトレードは身を滅ぼすだけですので、十分注意してトレードを行ってください。
特に負けたときに言い訳をしたり、頭が真っ白になったり、マウスを持つとどうしていいかわからない方は、ある程度少ない証拠金で練習することも重要です。
1000通貨で取引できるヒロセ通商のようなFX会社でトレード練習を行うのもおすすめです。
デモだと実践レベルで取引のような緊張感は得られないので、意外と勝ちやすくメンタルにも負荷がかからないため練習になりません。
それなら少ない証拠金でも現金で取引しているという緊張感のもとトレード練習を行うのが自身のレベルを上げる上で重要な要素を含んでいると考えております。
まとめ
お金を稼ぐFXで、冷静さを保つことはかなり難易度の高い仕事だと私は考えておりますが、これが出来ないと前に進めないことも事実です。
「負けたくない」という気持ちは分かりますが、テクニカル分析100%のトレードを行っていくなら「少ない損失をコントロール出来る」と考えてトレードするのがいいのではないでしょうか。
リスクを負っている投資の世界で1PIPSの損失も見たくないというのは無茶苦茶な話ですし、それができるならこの記事を読んでいないと思いますw
なので自分の身の丈にあったトレードを目指し、毎日実行可能なルールを模索するのであれば、テクニカル分析100%でトレード開始できるように練習を行ってみてください。
それでも問題が解決しない場合は、FX個人レッスン等でビシバシ鍛えますので、どうしようもない方は是非ご連絡ください。
ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。