こんにちは~しんたろうです。
GW期間中に開催した半額キャンペーンにご参加いただいた皆様、本当にありがとうございましたm(_ _)m
国内外問わずいろいろな方が当勉強会のレポートや個人レッスンに参加いただいたことは、とても嬉しく思うのと同時に、もっと勉強会を盛り上げていこうという気合が入るイベントになりました。
さて今回は「FX初心者向けシリーズ」です。チャートには2大勢力がいることは勉強会で何度も説明しておりますが、その2大勢力はチャートのどこを見ているのでしょうか。一緒に考えてみましょう。
こんな方におすすめ
- エントリーすると必ず逆行してしまう方
- トレンドを知るのが苦手な方
- チャートの基本的な見方が知りたい方
- ローソク足を読むのが苦手な方
解説動画
チャートのどこに参加者が注目しているのか考えてみましょう
トレードとは売買のことです。
売り手と買い手がいるということは、そこに相場があり、日々チャート上で戦いが起こっているということが分かります。
巨大な2大勢力がいて、毎日のように争っているお陰で私たちはそのおこぼれに与れるわけですが、相場に参加されている参加者がチャートのどこに注目し、何を目指して動いているのかが分かれば、そのポイントに対して値動きからチャートの右側を知ることが可能になると私は考えております。
では参加者はチャートのどこに注目しているのでしょうか。実際のチャートで確認してみましょう。
アップトレンドを赤、ダウントレンドを青で描いてみました。
このチャートの場合、赤の波の安値を青の波が更新しているので、赤い波が負けたことが分かります。
もちろんこれは完成している波だからわかることですが、赤い波から青い波に切り替わった際、青い波は赤い波のどこを目指して動いていたのでしょうか。
「安値じゃないの?」
という意見もありますが、確かに長期トレンドがダウントレンドであれば赤い波の安値を突破するような更新を見せてくれるのは容易に想像できます。
しかし本当は赤い波の中のあるポイントを目指していた結果、その後の値動きで安値を突破したのではないかと思うのです。
では赤い波のどこを目指して動いていたのでしょうか。
それは赤い波の中で発生した大陽線ではないかと私は考えております。
上記チャートの場合、大陽線は赤い波の根元付近に鎮座しており、赤い波の終点付近まで、根本にある大陽線以上のローソク足は存在していないことが分かります。
ということは青い波が形成し始めたときから、赤い波の大陽線を狙って動いてきたことが成り立つのではないでしょうか。
先程のチャートにゾーンを描いてみました。
注目していただきたいのが赤矢印付近です。
赤矢印が指しているローソク足は、ちょうど大陽線のゾーンあたりで反転し、修正波を形成してから大腰線にとどめを刺しに来ていることが分かります。
この値動きはたまたまでしょうか?私は明らかに大陽線を狙いに行って、直近あたりで一回様子見を行い、問題ないことを確認し最安値を更新しているようにしか見えないのです。
もし大陽線に注目していなければ赤矢印のようなローソク足の値動きをしないでそのまま安値まで一直線で動いてしまえばいいと思うのです。
しかし赤矢印のようなローソク足が登場しているということは明らかに相場の参加者が注目していて、大陽線のゾーン付近で一回様子見を行ったということに繋がるのではないでしょうか。
ということはチャート上で一番目立つローソク足を2大勢力は注目していて、どちらかの勢力は必ず反対側の値動きをした大陽線や大陰線を目指して一旦動いているのではないかと考えられるのです。
始値にもっと注目してみる
「たまたまじゃない~?」
「偶然でしょw」
と思うかもしれませんが、上記チャートを見てもまだそんなことが言えますでしょうか。
上記チャートはEUR/JPY4時間足チャートです。
青矢印はダウントレンド中に発生した大陰線の始値を指しており、赤い矢印は短期的に上昇した大陽線の始値を指しております。
始値に対して水平線をそれぞれ配置して見ると、その後に出現したローソク足が始値水平線をかなり意識して動いているのがお分かりいただけるのではないでしょうか。
やはり大陽線や大陰線など、チャート上で一番目立つローソク足には反対勢力を釘付けにする重要なポイントが隠れていることが分かると思います。
もう一つ分かることは、大陽線や大陰線の始値に反対勢力が近づくという習性です。
大陽線や大陰線をチャートの「ボス」というして見てみると、ちょっと想像できると思います。
「ボス」を倒さないと、いくら雑魚キャラを倒しても、その相場の支配権は一生得られません。
なのでメイントレンドでも反対勢力でもまずは逆側のチャートのボスに戦いを挑み、戦うことによってどっちが強いのか争っているのではないでしょうか。
私達一般投資家は、大陽線や大陰線を作り出すことは絶対にできません。なので大陽線や大陰線に近づいたローソク足の値動きから相場の右側を知るのが一番効率的だと私は考えております。
まとめ
では大陽線や大陰線だけ見ていればいいんだね♪と考えたのなら「甘い!!!」と申し上げておきましょう。
大陽線や大陰線ももちろん注目されておりますが、それ以外にも注目するポイントはあります。勉強会ではそのポイント全てを解説しておりますので、気になる方は是非勉強会に参加されてみてはいかがでしょうか。
今回解説したポイントだけでも有料級の情報ですが、考え方は2大勢力がどこに注目しているのか考えることが一番重要なので、トレードする際に第三者目線に立ってチャートを見渡してみてください。
もしかしたら重要なポイントを見つけることができるようになるかもしれませんよ。また新しい情報が出てきましたらご報告させていただきます。
ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。