こんにちは〜しんたろうです。
ドル円が急激に円安方向へ傾いておりますね。日銀も急激な為替変動は望ましくないと黒田総裁も申しておりましたが、私たちにとっては願っても無いチャンスです。この気を逃すわけにはいきませんので積極的にトレードして行きたいのですが、果たして5月はどうなるのでしょうか。一緒に考えて行きましょう。
こんな方におすすめ
- 高値買い安値売りで損を出したことがある方
- 利食いと損切りに自信がない方
- ドル円の値動きに興味がある方
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急激な円安はいつまで続くのか?
まずこちらのチャートをご覧ください。
こちらのチャートはUSDJPY月足チャートです。
ここまでしっかりとした大陽線は久しぶりで心躍るのを抑えるのが難しいほどですが、逆に言えば注目する高値を更新しているので、いつかやって来る利食いを注意深く見ていかなくてはいけないと考えております。
5月も大陽線になるのならありがたいのですが、果たしてどうなるのでしょうか。
私なりの結論から言うと私はまだまだ円安が加速するのでは無いかと思います。その根拠を説明いたします。
根拠①:エリオット波動理論
ここからは全て仮説なので信じる信じないはあなた次第?ですが、現在急上昇している波が仮に推進波とすると、以前作られたアベノミクスで急上昇した波が第一波になると思います。
そうすると前大統領選で作られたトランプ相場が第二波だとすると今回の急上昇は第三波と言うことになります。
エリオット波動論のルールの一つに第三波目は他の波と比較した場合、最短になってはならないとありますので、第一波と同等、もしくはさらに延長する可能性もあると考えられます。
もちろん第一波よりも短く第三波が終了した場合、第五波目に出現する波が第三波よりも更に短くなる可能性もありますが、この急上昇はウクライナとロシアの戦争が発端ですので、この戦争が長期化すれば更に波が成長する可能性は高いのではないでしょうか。
となると第三波目が第一波と同等くらいにまで成長する可能性を考えると、その指し示すレートは160円付近となります。
「それはいくらなんでも行き過ぎでは?」
と言いたくなる方もいらっしゃると思いますが、思い出してください。
過去にリーマンショックで為替が急変動した際、多くの方が100円を突破しないのではないかと予想していたのでは無いでしょうか。
YouTubeでも100円あたりで底買いする動画をあげている方もいらっしゃいましたが、大きな損切りをして大損害を被っている方がたくさんいらっしゃったのを思い出します。
しかし事実、急激な円高になり史上最安値を付けるまでにチャートは成長しました。100円はただの通過点でしかなかったと言うわけです。
私たちは勝手な予想や勘だけで為替を考えては行けないのです。
何故なら私たちが操作している相場ではなく巨額な資金を持っている投資家達が戦っている戦場でおこぼれをもらっているに過ぎないことを忘れては行けません。
あの時の教訓を活かすのであれば、現在の波が推進波なのか修正波なのか、長期的にどこへ向かっている波なのかいち早く知る方が賢明だと思います。
ではもし修正波ならどうでしょうか。
現在の波がもし修正波だとすると急上昇の波はC波と言うことになります。
C波の波は暴力的な波であって、イメージで言うとまるで赤子の様にルールがあってないような動きをします。
だとすると現在の波はC波の可能性も捨てきれません。
もしC波だとするとA波よりも短く終わる可能性もありますので、5月の相場次第で今後の波が分かると思います。
根拠②:ローソク足
次に気になるポイントが陽線の本数です。現在、急激に動いているローソク足は大陽線2本目なのでここも注意した方がいいと思います。
大きく動いた場合、大陽線3本目、もしくは4本目辺りから利食いが始まる可能性があります。
推進波の中の波で1、3、5波は進む方の波ですから、この波をローソク足に置き換えると陽線が三本出現することになります。
となると5月の値動き次第で6月7月の相場が見えて来ることになります。そう考えると何が起きてもおかしくない状況ということは言うまでもありませんよね。
ニュースなどのメディアでも連日のように円安に関する為替ニュースを行っておりますが、それほど注目する内容になっているとなると、そろそろ利食いが始まってもおかしくないと言えます。
メディアに出て来ると言うことはチャートの状態が最終段階に入っているとも言えると思いますので、ここからトレード開始する場合、しっかりとした波引きを行い、波のカウント、チャートが目指しているゴールを定めて油断せずにトレードを行う必要があります。
ともあれウクライナとロシアの戦争が泥沼化状態ですから、まだ戦争が継続するのであれば円安方向へ動くことは予想できますので、慎重にチャートを確認しながらトレンドフォローすれば対応ができると思います。
ただそろそろ利食いが入りそうだからと言ってトレンドに対して逆張りを仕掛けるのは、現在のUSDJPYでは自殺行為だと思います。
確かにここまで動いた波ですから利食いも巨大なものになるのは確かな事実ですが、チャートがどこへ向かっているのかわからないようなトレード方法は危険極まりなく、むしろトレンドが出ているのであれば逆張りはあまり良い結果をもたらさないので修正波終了からトレンドフォローした方が安全ですし効率的です。
現在のUSDJPYはボラティリティーも高いので十分すぎるくらいの利益を確保できます。この時期にマイナー通貨やスプレッドが高い通貨ペアなどに手を出す理由はありません。USDJPYやEURUSDなど取引量の高い通貨ペアでしっかり稼いでいきましょう。
根拠③:高値安値
最後に円安になる根拠として直近の高値にあると思います。
前回、アベノミクスで急上昇した波は過去チャートのちょっとした高値を目指して市場最安値からぐんぐん成長したわけですが、チャートの値動きは必ず過去チャートの注目する高値安値に向かって動きます。
ということは今回も過去チャートの高値に向かって動くと考えてもいいのではないでしょうか。
もちろん明日明後日に到着するという話ではなく5年以上かかる可能性もありますし、もしかしたらそれ以上かもしれません。
ただこのチャートを見る限りだと今年中に手前の高値付近に到着しても全くおかしくない形を取っておりますので、一旦のゴールとして135円付近を見て行動しておけば問題なく利食いができるようになると思います。
このレートはもし現在の波が修正波C波だった場合、A波の78.6%あたりになりますので、エリオット波動理論とも合致します。
そのあたりで今回安値付近から買い込んできた方たちが一旦決済し損益を確定させると思いますので、私達も同様に利食いが出来るように5月は仕込んでおいたほうがいいのではないでしょうか。
まとめ
結局のところ、急激に動いているチャートであることは明らかなのでトレンドに逆らわずにトレンドフォローを行っていきたいですが、急激に動いたせいで小さい修正波も作られていない状況です。
ちょっとした日足などの値動きで一気に利食いが入ってもおかしくない状況なので、楽観的に考えるのではなく5月も石橋を叩きながら行動したほうがいいと思います。
油断すれば必ず痛い目にあいますし、欲張れば即死する可能性もありますので、常に気を引き締めてトレンドフォローしていきましょう。
また何か有益な情報などがあればお知らせいたします。ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。