こんにちは~しんたろうです。
前回、ウクライナショックに関する記事を書かせていただきましたが、ロシアの通貨ルーブル(RUB)のチャートもチェックしておけばよかったですよね。すっかり忘れておりました汗
そんなこんなをしている間にいろいろな国でロシアに対する金融制裁を決定する動きが加速しており、この動きがチャートにも影響しているところを見るとある意味、私達一般投資家にはチャンスと見るべきなのではないかと思って今回記事にしようと考えました。まずは気になる通貨ペアの月足チャートをチェックしていきましょう。
ロシア金融制裁から見る月足チャート
上記チャートはRUB(ルーブル)/USDの月足チャートとなります。日本のFX会社では取り扱っている通貨ペアではないので、見たことがない方も大勢いらっしゃるかもしれません。
改めてこうやって長期間の値動きを確認してみると、1998年頃に思いっきり下落している部分がありますが、これは1998年に起きたロシア財政危機によって引き起こされた大下落で、私はこのとき専門学校に通っていて、FXどころか株にすら興味がなくパソコンを買うお金を必死になって貯めていた時期でしたw 懐かしい~!
もし今の知識が1998年にあったらどうなっていたか分かりませんが、おそらくRUBは見ていないでしょうから、トレードはしていないでしょうね。
そんなマニアックな通貨ですが、問題はその影響が他の通貨ペアに出ていることが問題なのです。まずは気になる通貨ペアを確認していきましょう。
USD/JPY
まずはドル円ですが、月足チャートを確認するとロシアによる軍事侵攻後、値動きがかなり鈍いように感じます。高値圏にあるからというのもありますが、何かキッカケを待っているようにも見えますよね。
2022年3月の雇用統計を待っているのか、それともロシアとウクライナの停戦協定を待っているのか分かりませんが、何かをキッカケにしてチャートが動くのは間違いなさそうです。
EUR/JPY
次はユロ円ですが、今回のロシアvsウクライナでは、バックにEUも関わっているので、ユーロのボラティリティも上がっていて4時間足でトレードすると、ローソク足一本150PIPS以上なんて相場にもよく出会います。これはとても有りが痛いので、最近はポンド以外のユーロもしっかりチェックしているのです。
ただ月足チャートを見るとちょっと修正波の真っ只中にいるようにしか見えないチャートの値動きなので、こちらももしかしたら停戦協定や他のイベントで動き出す可能性は高いと思われます。しっかりチェックしていきたいですよね。
EUR/USD
ユーロのボラティリティーが上がっているのであればユロドルはどうなのかな?とチェックしてみたのですが、この通貨ペアも値動きに関しては鈍い動きをしており、ここから一気に動き出すのかは分かりませんが、今すぐ吹っ飛ぶようには見えないように感じます。
ただ元々取引量の多い通貨ペアですし、トレードされる参加者も多いことから、2022年3月現在、4時間足一本あたり80~90PIPSを狙える相場もあることから、こちらもしっかりチェックするべき通貨ペアになっております。
GBP/JPY
ポンド円も先々月と先月のローソク足が陰線連続で出現しているので、これは上値が厳しいと判断し、短期的な下落があってもいいのでは?と思うようなチャートの値動きになっております。
ただ決定的なローソク足がまだ出現していないので、油断は絶対できませんし、ダウントレンドになっていないところを見てもショートポジションを取るなら短期決戦がベストではないかと思います。
GBP/USD
最後にポンドルをチェックしてみましょう。連日のようにイギリス首相であるボリス・ジョンソン氏が議会でロシアに対する経済制裁を発表しておりますが、その影響からかポンドも堅調な動きでいつ何が起きてもおかしくない値動きになっているように見えます。
今の所短期ダウントレンドのようにも見えますが、先月の月足ローソク足がしっかり陰線になっていないところを見ると、直近に気になる水平線でもあるように見えるのは私だけでしょうか・・なので私はその水平線を突破したあたりからトレード開始を目論んでいるので、早く何かイベントが起きないかな~♪と毎日ニュースをチェックしているのです。
改めてルーブルをチェック
各国がロシアに対する金融制裁を発表しているところを見ると、RUB/USDのチャートはまだまだ下落しそうに見えます。
ダウントレンドの定義は、高値切り下げ、安値更新ですから今現在のチャートはまさしくダウントレンドになっており、しかも今回の金融制裁によって最安値更新というチャートのイベントまで付属している自体になっております。
このまま大下落するのか、それとも安値更新によって修正波が発生するかは分かりませんが、ルーブルが今後どうなっていくのかチェックする必要がありますよね。取引はしないですが、チャートを見るのが三度の飯より大好きなしんたろうはしばらくの間、監視していきたいと思います♪
まとめ
日本から遠い国での情報収集には、やっぱりSNSですよね。ウクライナ大統領もSNSを使って国民に呼びかけていますし、何よりどんなニュースサイトよりも最速で情報が飛び込んできますので、ロシアvsウクライナではいろいろなSNSを使って情報を集めたいところです。
特にダウ理論 平均はすべての事象を織り込むとありますので、どんなイベントでも結局、トレンドの一部になってしまうのであれば、停戦協定もプーチン大統領の発言もチャートを動かすキッカケにしかならなず、その情報を最速で手に入れて対応できた人が今回のイベントでの勝者となります。
戦争は大嫌いですが、トレーダーとして生きていくと誓ったのならば、イベントを利用してしっかり稼いでいきましょう。ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。