こんにちは~しんたろうです。
メリークリスマスイブ♫今年も一人寂しくブログを作っているしんたろうです(T_T)
最近思っていることを書きたくなったので、今回はファンダメンタルズに関して書くことにしました。読者様はファンダメンタルズ分析と聞いてどんなことを考えるでしょうか?そしてそれをどのようにトレードに活かしているでしょうか?それも含めて今回はファンダメンタルズに関して自分が考えていることを書きたいと思います。
ファンダメンタルズとトレンドの関係
経済活動の状況を示す基礎的な要因のことで、経済の基礎的条件と訳されている。
例えば、一国経済の基礎的条件は経済指標で示すことができる。経済成長率、物価上昇率、失業率、財政収支の赤字(黒字)率、経常収支の赤字・黒字額などがそれである。
出典:野村證券
難しく解説するとこんな文章ですが、簡単にいうとトレード対象になっている国の情勢をニュースや経済指標を使って調べておこう!という感じでしょうかw
例えば日本で大地震や噴火、経済の危機的状況が発生した場合、世界中の投資家がどういうふうに感じ考え行動するのか?ということを過去のデータと比較しながら起こりうるイベントを想像し予想して行動すると考えれば、もうちょっとわかりやすくなるかもしれませんが、初心者にはかなり難しい問題でもあると言えます。
というのもファンダメンタルズがきっかけで行動できるのは、相場において神々だけで、私達一般投資家はまず反応できませんし、そのイベントがどのように相場に影響が出るのか知ることも出来ないと思います。
ファンダメンタルズだけではトレンドを維持することは出来ない
エリオット波動論でも、推進波第一波は神々が参入してくる波として解説されておりますが、これはファンダメンタルズによって神々が「そろそろ始めるか」と動き出す初動のことです。
そこから投機筋が相場に参入し、相場を支配してしまうのですが、これがエリオット波動論でいうところの推進波第三波にあたります。そこからやっと一般投資家が参入してきて推進波第五波を作るのですが、そのころには相場が終演を迎えるので一般投資家は、いつも気がついた頃には遅すぎる結果となってしまうのです。
ということは一般投資家がどんなに頑張ってファンダメンタルズ分析をしても意味がない?という事になってしまいますよね。
賢者はそれを最初にするが、愚者はそれを最後にする
「それ」とはファンダメンタルズのことですが、生活や仕事においても賢者は用意周到で事前に準備しておりますよね。夏休みの宿題とか最後の最後に慌ててしていませんでしたか?w それをしているってことは愚者ってことになりますよね~
気がついた頃には遅すぎる
仮想通貨バブルのときもそうでしたが、情報を掴んだ一部の投資家は、こぞって仮想通貨に大量の資金を投入してバク上げするのを待っておりました。ニュースでも何億円も稼いだ方とか特集が組まれておりましたよね。でも一般人が仮想通貨に気がつき慌てて動き出したのは、儲かると世間が沸き立ったころではなかったでしょうか?
ニュースを見て羨ましくなったりすると普段投資に無関心な人間まで、トレードしたくなったりするものなのです。なので推進波第五波目は、いつの時代も一般投資家が参入してくる波と決まっているのです。
チャートを見ても殆ど完成しきっている相場に一般投資家が参入してきても神々にとっては「エサ」でしかなく、良いように扱われて養分にされるだけの運命です。なので世間が沸き立ってきたら「そろそろ終焉だな」ということが相場の参加者にはわかるのです。
ファンダメンタルズをトレードに活かす方法
しんたろうのFX勉強会では、8割テクニカル分析ですが、残りの2割はファンダメンタルズ分析を行っております。
ではファンダメンタルズ分析では何に注目していけばいいのでしょうか?それは経済指標にヒントがあります。
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いつも皆様が見ている経済指標を例に取ってみましょう。
経済指標には、輸入や景気、不動産や物価など様々な指標が毎日発表されております。
もし自分がトレードする国で、不動産に関するニュースが出てきたら為替に同影響するかというよりも、絶対チャートが動くということはすぐ分かると思います。
その通貨ペアがもし推進波中で、しかもニュース的にとんどもなく重要な要因を含んでいたとしたら、ニュースの内容よりも推進波が更に加速、もしくは推進波がある程度完成しているなら、そのニュースがきっかけで修正波に移行する可能性があるということが言えます。
価格 (平均株価)は全ての事象を織り込む
ダウ理論 6つの基本原則の一つですが、結局の所、全てのイベントがどのような結果になろうと、それはチャートに織り込まれてしまい、チャートの動くきっかけでしかなかったようになってしまう。ニュースとは相場の参加者がチャートを動かす言い訳に過ぎないということなのです。
イギリス総選挙の急激なポンドの上昇も結局の所、波の一部でしかなく、そのあと全戻しになったことを考えると「イギリス総選挙ってなんだったんだろう」と世界中の投資家が考えたと思います。
しかしそれも全て織り込まれていたことで、結局、波の一部でしかなかったということなのです。
なので、経済指標とニュースを常にチェックし、チャートの波のカウントと照らし合わせていくことによって、今後起こりうるチャートの動きに対応していくしかファンダメンタルズ対策は出来ないと思っております。
ポイント
- トレードしている国のニュース、経済指標は毎日見る
- トレードしているチャートの波引きを行い、エリオット波動論でカウントを行う
- 経済指標発表時間時に、チャートの高値安値付近がどうなっているのか確認
- その経済指標、ニュースによってチャートにどう変化が出たかの情報整理
- チャートが落ち着いてきたらトレード開始
このポイントに沿ってトレードすることによって、自分の証拠金を守りながら、ボラティリティーが上昇している相場で、効率的にトレードすることが可能になると考えております。
神々の行動を見てから真似をすればいい
大切なことは、神々が参入してくる推進波第一波で一緒にトレードしようと思わないことです。
私達は神々と同じようなトレードは絶対に真似できませんし、仮に闇雲に行っても往復ビンタになるだけで意味がありません。
それよりも神々の行動を見てから真似するほうが何倍も有益ですし、もっと気軽にトレードできるようになります。
投機筋もファンドも全て神々の行動を見てから行動しているのですから、私達が勝手な予想でまだ誰も動き出していないときにトレードしても欲しいPIPSは獲得出来ません。
なので常に後出しジャンケンを考え、ローソク足プライスアクションを見てから行動すれば、相場の参加者が何を考えているのか事前に察知することも可能になるはずです。
相場が完成しているのに「もっと動くだろう」と安易な予想でトレードしないように心がけて下さいね。
まとめ
ファンダメンタルズ分析について書きたいことを書きましたが、わかりにくいかもしれません。読みにくかったら申し訳ないm(_ _)m
ですが、ファンダメンタルズが長期に渡り、トレンドを作ることはありませんし、いつまでも過去のイベントの結果を引きずっても、自身のトレードには何も生かされないと思いますので、「あれは波を動かすきっかけだった」と割り切り、普段のトレードに戻ったほうが良いと思います。
重要な高値安値、水平線に対して、ファンダメンタルズによって動いた相場がどう反応するのか、ローソク足プライスアクションを確認しながら相場の全体像を考えたほうがいいので、訳ののわからないファンダメンタルズ分析をしている勉強会参加者は気をつけて下さいね。
ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。皆様よいクリスマスをお過ごしくださいm(_ _)m