こんにちは~しんたろうです。
相場は冬時間へ移行しましたが、この時期になると必ず注文するものがあります。
それが葉とらずりんごです!!
このシナノゴールドがめちゃくちゃ美味いんですよね~勉強会参加者の方にもおすすめしたところハマっている方も多く、相場が冬時間になるころに出回るので読者様にもおすすめなんですが、今回はりんごの話ではありません!
最近エントリーが出来なくて困っている参加者が多く、一週間チャートを見ていたんだけどトレードできなかったという声をよく耳にします。
今回はそんなトレードできない方向けに記事を更新させていただきましたので、参考にしてみてください。
チャートを複雑に見てはならない
トレードできない方の多くは、チャートを複雑に見すぎてしまいトレードチャンスを逃す傾向にあるようです。
例えばこのようなチャートがあったとします。
これは誰がどう見てもアップトレンドの一面ですが、重要な高値を更新しているようで現在相場は修正波に入っているようです。
このチャートがもし日足ならどうでしょうか?短期的には下落しておりますが、長期はアップトレンドですから買ったほうがいいのか、売ったほうが良いのか迷ってしまいそうですよね。
通常であれば、その情報があるだけでも戦略は変わってきますし、難しい!と感じて頂ければ「休む」という手法が適応できそうです。
こういったチャートならトレードできなくても気にはならないのですが、トレードできないと言っている方はトレンドが出ている最中で、しかもまだゴールに到達していない状況でもトレードできずただ傍観しているだけといった状態の方が多いように感じます。
では何故そのような状態になってしまうのでしょうか?しんたろうなりにまとめてみました。
情報が多すぎる
まずは自分の目の前にある情報が多すぎて、処理が追いつかず迷ってしまっているのではないかと思います。
先程のチャートで私が揃えた情報は、トレンドと波のカウントのみで、そこから「休む」という戦略に行き着きました。
これくらいシンプルでいいと私は感じておりますし、相場に何か動きが出てきてから、トレードを始めても遅くはありませんので、そのくらいのゆとりでトレードされたほうが良いと思っております。
しかしトレードできないと嘆いている方は、「ここでエントリーするのが正解なのか?」ということばかり気にして、相場全体を見ることを諦め、短期の動きに翻弄されているに違いありません。
それどころか、自分には必要ない情報までかき集め、パニックに陥っている可能性もあります。
トレードは足し算ではなく、引き算で考えてもらいたいのです。
チャートもそうですが、出来るだけ必要最低限のインディケーターや、12歳の子供でも理解できるルールでなければ、トレードは成立しません。
なので一度必要な情報と不必要な情報に分け、本当にその情報はトレードに必要なのか考えてみてください。
ルールを紙にかけるか?
先程、ルールについて触れましたが、もう少し突っ込んでみたいと思います。
自身のトレードルールを考える際に、まず行っていただきたいのが紙に書いてみることです。
そのルールを他人が読んだ際にしっかり理解できるか?というのがポイントになります。
例えばアメリカの企業であるAppleは商品発売前に子供に触らせて、率直で素直な意見を求めると聞いたことがあります。
子供でも理解できるのか?これは商品を作る上で必要なことで、子供が集中して遊べるくらい簡単でシンプルなものでないと、ヒット商品は生まれないという考えに基づいているからです。
なるほど~と私もこの話を聞いた時は納得したのですが、これは何も商品開発に限ったことではありません。
接客業でも、お客に商品を説明する際、複雑で専門用語を用いても、お客の購買意欲に火を付けることは出来ず、もしかしたら逃げられてしまうかもしれませんね。
でもその商品を購入し、どんな事ができるかイメージされることが出来れば、お客は必ず財布の紐を緩めるはずです。
「私も使ってますよ~」と実際に使用している方の声をそのまま届けるのが一番いいのですが、そこには自分の理解してない情報や言葉は入っていないはずです。
トレードルールもそうですが、自分が納得し理解しているからこそ、ルールに出来るものと思っております。
なので試行錯誤の上辿り着いたルールでも、簡単でシンプルなものでないと長続きしませんし、トレードする機会を奪うものでは意味がないのです。
チャート上にある情報だけで勝負できているのか?
トレードできない方のルールは、もしかすると理解に苦しむ内容になっているかもしれません。
ものすごくシンプルにしたはずがいつの間にか複雑になっているのかも。もしかしたら・・・・と思ったら一度冷静になって手法やルールを見直してみたほうが良いと思います。
そもそもチャート上にある情報だけで勝負することが出来ているのか疑問です。
チャート上には陽線と陰線と高値安値があるだけで、そこからどれだけ必要な情報を引き出せるかが鍵となります。
もっとシンプルに考えれば、陽線と陰線の勝負となり、どっちが強いの?と毎日毎時間戦っているとも言えます。
先程のチャートのトレンドが発生している箇所をよく確認してみてください。
陽線と陰線、どっちが強いのと聞かれたら誰でも陽線!!と答えると思います。
そのくらい単純に考えればいいだけの話なのに、インディケーターやら経済ニュースやら不必要な情報をチャートに追加し、より複数にさせているのではないでしょうか?
トレンドが発生している箇所は反対勢力のローソク足(このチャートの場合、陰線)は必ず負ける立場にあります。
ではエントリー開始するのは、反対勢力が弱いと分かってからでいいと、しんたろうは思っているのです。
エントリーできないと嘆いている方は、特にこのシンプルな情報を見ずにチャートをご覧になっているのではないでしょうか?
反対勢力のローソク足が出現したら飛び込め!!とは言いませんが、チャンスかも♪と考えることは出来ると思いますし、むしろ反対勢力のローソク足が出現したあとが一番美味しい相場だと感じてもらうことは出来ると思います。
解決方法はあるのか?
それでは動いているチャートで、しっかりトレードする方法を見つける事はできるのでしょうか?
しんたろうの考えは、練習しかないと思っております。
トレードにも練習が必要で、いきなりルールを作っても本当にそのルールが実行できるかはわかりませんし、トレードチャンスをチャンスと思えるかも練習次第だと思っております。
しんたろうのFX勉強会では、過去チャートを使ってバックテストを行うことを推奨しております。
土日でも動かせますし、自分の気になる期間を設定して通貨ペアごとにトレード練習することが出来ますし、中にはしんたろうのFX勉強会で使用しているインディケーターそのままで練習できるものもあったりします。
有料のものもありますが、探せば無料のツールもあったりしますので、一週間何も出来なかった方は、是非導入し、しっかり練習してみてください。
そして今現在の実力をまざまざと感じて頂き、何が足りないのか抽出してみてくださいね。
まとめ
日本人は特に複雑で専門用語を多用するものを好む傾向にあり、もしそれが商品だと有り難る傾向になります。
なのでいざシンプルにしようと思っても中々頭の切り替えができず、時間を費やすこともしばしばです。
むしろ子供のほうが単純明快に考えることが出来るので、しんたろうのFX勉強会動画をご覧になっているお子さんの方がFXの成績が良かったりしますw
もしトレードルールに迷ったり、そもそもトレードできないと投げている方は、もっとチャートをシンプルに考え、自身のトレードルールを見直してみてください。
自身のトレードにもし計算機や計算式が出てくるようであれば、危険信号が出ているので基本から逸脱したトレードになっているかもしれません。
是非参考にしてみてくださいね。ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。
参考資料