こんにちは~しんたろうです。
動画メルマガでトレード記録を付け、証拠金の管理やトレード記録をするようになってから、より一層、資金管理やリスク管理をもっと重要視しないと駄目だ!ということになり、昔から気になっていた書籍を購入してみました。それがこちらです~!
この書籍の著者はアレキサンダー・エルダー
初版から何と21年も経過していても、未だ売れ続けているベストセラーで、しんたろうも気になっていたトレード専門書です。
今回はこの書籍に記載されております、トレードに必要な4つの「M」について考えていきたいと思います。
FXトレードの90%はメンタルが支配しております
私達は日頃から恐怖と不安と隣合わせでトレードを行っております。
そのためチャートの急激な動きや予想不可能な行動が出た場合、冷静さを保つことが出来ずメンタル崩壊し、何回も負け続けてしまうことがあるのです。
なのでトレーダーは機械のようなトレードを目指し、日頃から自分の勝手な考え方を排除するように訓練しているわけですが、この「機械」のようなトレードというのがものすごく難しく初心者にはかなり高い壁だと思います。
というのも損切りをする際に、どうしても実行することが出来ず、中には負けトレードをしたくないがためにポジションを塩漬けにしてしまうトレーダーも珍しくはありません。
そんなことを繰り返ししていれば、遅かれ早かれ一気に証拠金を失うことになり、相場から退場を余儀なくされることでしょう。
そこで今回ご紹介する書籍が役に立つかもしれません。そこにはこんなことが記載されております。
ポイント
■トレーディングで成功するために必要不可欠な4つのM
・MIND─欲と恐怖、衝動を排除する心理分析
・METHOD─厳選されたチャートパターンとトレード戦略
・MONEY─数値に裏打ちされた客観的なリスク管理
・MANAGEMENT─「3つのM」を強固に結びつける記録管理
ふむふむ。これは本当に大切な「M」ですね~
しんたろうのFX勉強会でも損切りをした理由を明確に説明できるよう、参加者の皆様へ声掛けしておりますが、いろいろな理由を並べて損切りしている方もいらっしゃるようです。
でも損切りした理由がしっかりしていれば問題ありませんが、メンタルに左右されたり、自分が立てたトレード戦略と違うことをして損切りしたのなら大問題だと思います。
一度こびり付いた負けトレードは中々落ちない
人間の脳はよく出来ていて幸福感や恐怖などは、いつまでも記憶の中に残っているようです。
トラウマと言う言葉があるように、同じ場面やイベントに出くわすと今まで忘れていたのにフラッシュバックして全て思い出すことがよくあります。
チャートに向き合っていると勝った記憶よりも負けた記憶のほうが優先されるようで、負けたくない!嫌な思いはしたくない!という感情がむくむく膨らんできて、結局その思いから逃げ出したくなってしまい意味のない損切りをしてしますのです。
なので負けトレードを量産されている方は、そのこびり付いた記憶を消し去ることは容易ではなく、中々勝ちを積み重ねることが出来ないでいるのです。
それではどうすればいいのでしょうか?負け続けている方は一生勝てないのでしょうか?そんなことはないと思いますのでご安心を♫
0に戻る勇気を持つ
しんたろうの経験から言わせていただくと、今までやってきた全ての学習を一度リセットすることが大切です。
これが本当に難しくて、特に男性経験者の方は中々リセットすることが出来ず、反抗したり反発したりしておりますね^^;
逆に女性初心者の方の方が何も知らない分、吸収力も高いので、どんどんFXの学習能力が増えていくのですが、パソコンスキルが乏しいので、そのあたりにで躓く方もいらっしゃるようです。
ちょっと話はズレましたが、とにかく0に戻ってやり直す勇気を持つことが大切なのです。
今まで積み上げてきたものを否定されるのは誰でも嫌な気持ちになりますし、捨てられない!もったいないと感じてしまいがちですが、負けトレードを量産する記憶なら捨てたほうがいいと思います。
自己流では勝ち続けることは出来ないと断言させていただきます。
客観的に自分を分析するよう癖ずける
最近は、パソコンのモニターをキャプチャーして動画にしている方が、私以外にもたくさんいらっしゃるようですw
でもこれってとても大切なことで、特にトレード中の自己メンタルや相場環境認識を動画という形で残し、後ほど確認することは負けトレードを減らし、勝ちトレードの記憶を植え付けるのに最適だと思います。
パソコンの性能がどんどん上がっているのですから、こういった目的のためなら惜しまずどんどん使用されたほうがいいですよね。
もし近くにトレーダー仲間がいれば、録画した動画を見せあって意見を聞くのもいいと思います。もちろん正確な答えが返って来ないこともあると思いますが、相手に自分のトレード戦略やルールが理解できるのか確認することもメンタル崩壊を防ぐ一つの手段です。
自分が作ったトレードルールを相手に披露した場合、相手に理解されないルールであれば、一生勝てないのでしょうか。
ルールはシンプルかつ分かりやすく、毎日実行可能なものでなくてはいけません。
にもかかわずら中学生にも理解できないような特別なルールを設けても、結局実行不可能なルールとなってしまい、隣の芝生は青い状態で近い将来、ルールを勝手に変更することになってしまうことでしょう。
客観的に自分のトレードを見て、冷静に判断できるようになれば、同じようなチャートパターンが出てきたときに素直に実行できるはずです。
敵は自分の中に存在しておりますし、答えは自分の中に必ずあります。それが今は分からなくても自己分析を行っているうちに必ずわかるはずです。
もっと動きそう~という衝動
チャートはいつも私達の目の前に存在しておりますが、チャートの裏側にいる人達は私達の仲間ではありません。むしろ私達の証拠金を狙っている輩だと思ったほうが正解です。
というのもFXは通貨vs通貨の戦争ですから、買う人がいるということは売る人がいるということです。
私達の証拠金を奪って自分の証拠金に入れようとしている参加者が大勢いらっしゃるので、一般投資家である私達は、神々の行動を見ながらおこぼれをもらっているに過ぎないのです。
ただ神々は私達が飛び乗ってくるようなチャートの動きも演出できるので、ソワソワさせたり冷静さを欠けさせるようなチャート作りが本当に上手いですよねw
でも逆に言うと、それこそが神々が私達に対して行っているトラップとして考えることも出来ます。本当のエントリーポイントは一般の参加者から見ると全く美味しそうに見えないところにあって、すでに成長しきっているチャートはトラップがたくさん張り巡らされた危険極まりないところだとも解釈出来るのです。
それを知ってか知らずかチャートが動くからと行って、どんどんトレードしてしまい、いつまでもチャートに付き合って離れることが出来ず、危険なトレードを繰り返し行ってしまう方も大勢いらっしゃいます。
エリオット波動論 推進波第五波目の中の五波目でトレードするのは本当に危険なので皆様も止めましょうね~
まとめ
今回はこちらのトレード専門書籍の内容というよりも、しんたろうの経験からお話した部分は多かったのですが、こちらの書籍は本当におすすめで、特に今、トレードを真剣に向き合って頑張っている方に是非読んでいただきたいので、自分のルール作りや今後の指針に対して迷っている方は是非検討されてはいかがでしょうか?
またおすすめの書籍がありましたらご紹介させていただきたいと思います。ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。