こんにちは~しんたろうです。
最近思うことがあるのですが、トレードする通貨ペアがよくわからない、狙っているローソク足が意味不明など、まだまだ狙うべきローソク足が分かっていない方が多くいらっしゃいます。
今回はエントリー手法よりももっと大切なトレードする通貨ペアが動く時間帯を知ろう!という基本中の基本のテーマを取り上げてみました。待てずにエントリーしてしまう方は必見ですよ~
この記事はこんな方に読んでほしい!
- どこでもエントリーしたくてたまらない方
- エントリーすると逆に動く方
- トレード終了後、確認すると残念なところでエントリーしている方
- しっかり利益が残せなくて困っている方
- 一度でいいからホームランを狙ってみたい方w
そのローソク足でエントリー??動く時間帯まで待ったほうがいいよ
いつもよくわからないカスみたいなローソク足でエントリーしてしまい、修正波のモミモミした相場に翻弄されて、細かく負け続けてしまいせっかく貯めた証拠金を無駄に無くしてはおりませんでしょうか?
ドキッとした方は、チャートが動く時間をあまりご存知ではないかと思いますので、まずはしっかり基本から復習してまいりましょう。
市場が動く時間帯を知る
世界中の投資家達が日夜戦争並に戦っている「為替」ですが、もちろん市場ですので、開場~閉場というものが存在します。
FXトレードは24時間ですが、いろいろな国の市場がネットワークで繋がっているため、いつでも取引ができる体制となっているわけですが、自分がトレードする通過ペアがいつからいつまで取引されているか、初めての方はあまり知らない方も多く、ある意味相場のカモにされているのが現状です。
例えば東京時間は8~15時、ヨーロッパ時間は15~21時など活発に動く時間帯は決まっております。
2019年1月に起きたアップルショックではニューヨーク時間が終わったあとに発表されたことで市場の混乱を最小限に抑える結果となったわけですが、やはり関係者も時間に関してはかなり気にしており、今後の相場では市場がクローズしたあとにも注目が集まっております。
FXを扱う証券会社では、各国の為替市場が開いている時間帯をまとめたグラフなどが公開されておりますので、知らない方は是非覚えてもらいたい情報です。
上記のグラフを見ると、ロンドン市場とNY市場が重なる時間帯がもっとも活発に動く時間帯となっておりますが、この時間に腰据えてトレードするとなると、日本人には中々難しい時間帯となるため、本当に勝つためには専業の道も選択肢に入れないといけないのかもしれません。
ただチャートを見ると、どの通貨ペアでもゴールデンタイムに必ず動く??ということではないようなので、実際のチャートを見ながら考えてみましょう。
トレードする通貨ペアの動く時間帯を知ろう!
ロンドン市場とNY市場が重なる時間帯がゴールデンタイムなら、ユーロドルなんていつも激しく動くのでは??と思うかもしれませんが、実際のチャートを見るとそうでもないことがわかります。
上記のチャートは2019年6月12日頃の4時間足チャートですが、4時間足の背景に日足を配置してみました。読者様にはどう映っているでしょうか?
ゴールデンタイムに激しく動いているローソク足もあれば、そうでもなく下落し、小粒で終わっているローソク足もありますよね~
確かに全体的に平均的に見ればゴールデンタイムに激しく動いているところが目立つように思えますが、毎日のように動いているわけではないことが分かってもらえると思います。
では何故、このようなことになるのか?
理由は簡単で、相場の参加者が慎重かつ我慢強く、戦略的にトレードされているからです。
勝ち組は慎重かつ我慢強い
皆様は勝手な想像だけで、世界のトレーダーは毎日取引してどこでもエントリーしているに違いない!とか特殊な理論やインディケーターを駆使してトレードしているに違いないと思っておりませんか?
実際にはそんなことはなく、皆様と見ているチャートと同じですし、レートも全く一緒ですw
もちろん使用しているパソコンや証拠金、情報量は全く違いますが、基本的には同じ土俵で戦っております。
ただ決定的に違うのは勝ちやすいところでしかトレードし、ものすごく慎重で我慢強いということが言えます。数打てば当たる的なトレードは一切しません。
チャートを見ればわかると思いますが、修正波中は相場の参加者も活発に活動されず、推進波になると思いっきりトレードしているのがわかります。
なので儲かりやすいところでしかトレードしないということがよくわかりますよね。
活発に動かないローソク足の存在
それでは慎重かつ我慢強いトレーダーが手を出さないローソク足はそもそも私達がトレードするに値するローソク足なのでしょうか?
世界中のトレーダーが無視しているようなローソク足を私達がトレードしていたら・・・なんだか変ですよね?
先程のEURUSDの一部分を抜粋して確認してみましょう。
修正波である陰線は、一見するとどんどん下落が進むように見えますが、実際にはそこまで動かず中途半端に終っております。
しかし修正波が終わって推進波に変わると、ゴールデンタイムでどんどん上昇が進み目的地まで一気に進んでいるように見えます。
ということはトレードする通貨ペアが動く時間帯に、ローソク足の値動きが悪い、もしくは怪しい感じがするとなると、相場の参加者も様子見をしているということになり、無理にトレードするとメンタル崩壊する可能性すらあるということがわかるのです。
トレードする時間帯を決めておくのも作戦
私がよく取引しているポンド円も動く時間帯はある程度決まっており、私がよく見ているローソク足は夏時間でいうと18時、22時の4時間足を狙うように心がけております。
というのもポンドが動く時間帯は大体15時くらいからとなっており、14時くらいのローソク足で調子を見て18時、22時のローソク足を獲得していくというスタイルがシンタロウ流です♫
上記のチャートを確認していただくと赤矢印のローソク足を狙う際に一つ前のローソク足の動きを確認しつつエントリーしていくのですが、22時のローソク足を狙うかは18時のローソク足の値動きを確認したあとで決めております。
もし18時のローソク足の値動きが怪しい場合は22時のローソク足は見送るという感じでいれば、事故に繋がる可能性は低くなると感じており、やらなくてもいい相場を回避できると考えております。
逆に午前中にポンドが動いた場合、後半戦はあまり動かない可能性も出てきますので、午前中の動き次第で私の機嫌も決まってしまうという感じですw
なので自分の生活スタイルと取引する通貨ペアの動く時間帯をしっかり決めるところから、トレードはすでに始まっていると思いますので、初心者の方は是非調べておくのもいいかと思います。
まとめ
それでは今回解説した重要ポイントをまとめてみましょう。
今回のポイント
- 取引する通貨ペアと市場が動く時間帯を調べておく
- 取引する通貨ペアのよく動く時間帯に共通点があるのか確認しておく
- 出来るだけ相場のゴールデンタイムに合わせた生活スタイルに移行する
- ボラティリティーと経済指標など重要な情報を事前に確認
- 取引する時間帯を決め、余計なトレードを減らすように努力する
となります。初心者はエントリーポイントばかり気にして手法探しに翻弄しておりますが、手法はあまり意味がなく相場の基本的な考え方と動き方をしっかり把握することが、肝心だと考えております。
「仕事が忙しすぎてチャートが見えない」
「チャートを見ていてもよくわからない」
という方は是非、参考にしてみてくださいね。ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。