こんにちは~しんたろうです。
2023年も半分以上過ぎ、今年もあと約3ヶ月半となりましたが、成績の方は如何でしょうか?
おそらくこの記事をお読みになられているということは、なかなか成績が伸び悩む、もしくは負け続けている方では無いかと思います。
そんな方のために今回はフィボナッチを使ったトレード手法をご案内させていただきます。
迷いに迷っているのであれば最後まで記事をお読みになってください。
解説動画
フィボナッチの基本をしっかり学んでPIPSをもぎ取りましょう!
フィボナッチの基本から学んでいきましょう。
そもそもフィボナッチとは、イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチに因んで名付けられた数列なのですが、簡単に説明するとこの世界にはフィボナッチ数が自然界の現象に数多く出現し、フィボナッチ数列が生み出す螺旋は、世界で最も美しい螺旋だと言われているのです。
有名なのがひまわりの種の配列ですね。ひまわりの種は螺旋状に並んでいて種を数えていくとフィボナッチ数が現れるんだそうです。
0 | 1 | 1 | 2 | 3 | 5 | 8 | 13 | 21 | 34 | ・ | ・ | ・ | ・ |
0+1=1,1+1=2,1+2=3というように隣同士の和を数列にすると上記のようになるのですが、興味深いのが3と5です。
FXも推進波5波、修正波3波で基本的には構成されているので、自然とチャートにフィボナッチが現れていることが分かってくるのです。
チャートにフィボナッチを活用する
チャートソフト全部と言っても過言ではないくらい当たり前に装備されているフィボナッチですが、今回使用するのはフィボナッチ・リトレースメントです。
これは波に対して、どのくらい戻ってくるのかを計算するために使用するツールなのですが、トレンドフォローをするトレーダーには必須アイテムではないかと考えております。
推進波が出現すると必ず修正波が現れます。なのでトレンドが発生した際は必ずメイントレンドの波にフィボナッチ・リトレースメントを割り当て、どのくらい修正波が入るのか計算することが大切なのです。
上記チャートの場合、フィボナッチ38.2%付近で止まり、そのまま反転しております。
この様子を見る限り、相場の参加者がフィボナッチを見ていたことが分かり、フィボナッチを使ってトレードの判断をしていたという事実も分かってくるのです。
ということは私達がフィボナッチを軽視することは出来ませんし、むしろ相場の参加者がトレードの判断材料にしているのであれば私達は素直にフィボナッチを取り入れるしか無いと思います。
ではどの波に対してフィボナッチを割り当てればいいのでしょうか。以下のチャートを参考に考えてみましょう。
こちらのチャートですが、青の波と赤の波のどちらにフィボナッチを割り当てればよろしいでしょうか。
メイントレンドなんだから青じゃない?
正解です!この考え方で問題ありません。
ただもしかしたらここからアップトレンドになるかも・・・・なんてことを考えて何でもかんでもフィボナッチを割り当てておけばいいさ!という考えでは事故に繋がる可能性もあります。
先程のチャートの赤の波も直近の小さな高値を抜けていることから、赤の波にもフィボナッチを割り当てておけば問題ないのでは?と考えがちです。
しかしメイントレンドはダウントレンドになっており、中途半端な波に割り当ててもエントリーポイントの判断に迷ってしまう結果になります。
その後のチャートの値動きを確認してみましょう。
最初の青波に対してフィボナッチを割り当てると、その後のチャートはこのように見えます。
赤波がちょうど修正波になっていることが、その後のチャートから見ても分かりますし、完成したチャートは推進波5波で構成されていることからメイントレンドがダウントレンドであることがチャートからも分かります。
ただエントリーポイントとして考えた場合、赤波の頂点とフィボナッチが合致したところで希望としてはトレード開始したいところですが、今回のチャートでは赤波とフィボナッチが合致したところはなく、どうやってトレード判断すればいいのか迷ってしまうかもしれません。
ですがこのチャートは推進波です。必ず修正波が現れます。なのでこの場合、まずは完成した推進波全体にフィボナッチを割り当ててみましょう。
長期的に見れば、修正波がフィボナッチ38.2%付近で終了し、そのまま下落しているのが分かります。
このように反応していない??と思っても諦めず、その後のチャートをじっくり観察してみれば必ずフィボナッチを活用できる場面に巡り会えるのです。
失敗は成功の母
フィボナッチを活用する際、どの波に割り当てればいいのか迷うこともあるかと思います。
ですが最初は間違ってもいいのです。そこから徐々に調整していき、最後にトレード開始できれば途中の過程はただの肥やしになります。
とにかくメイントレンドと思われるチャートに対して片っ端から練習してみることが私は重要だと考えております。
勉強会ではフィボナッチを使ったトレード手法を解説しております。そもそもメイントレンドがどっちかわからない方のためにFX波引きセミナーも開催しております。
それでも不安な方は是非勉強会までご連絡をお願い致します。