こんにちは～しんたろうです。
やっと涼しくなってきましたね～汗だくで外出していた季節ともお別れです！・・・・といっても平日は殆ど家から一歩も出ないでトレードばかりしているんですけどねｗ
そんな変態トレーダーのしんたろうなんですが、最近思うことがあって今回あえてこの記事を書くことにしました。皆様も一緒に考えてみてください。
相場を見ていない時間にソワソワするあなたへ
FXは24時間動いている金融商材です。土日は休場なので動きませんが、24時間動いているからこそ、「今はどうなっているのかな？」「チャートが気になる～！」といってどんなに忙しくてもチャートを開いてチェックしていることと思います。
でもこれって本当は危険な行為で、もしかすると自分自身の精神が崩壊しているサインなのかもしれません。ではこれってどういう症状でどんな危険性を持っているのでしょうか？
チャンスに乗り遅れたくない
頭と尻尾はくれてやれという格言があります。相場において頭と尻尾は、チャートの転換点ですから値動きも悪く、直感でトレードすることになり出来る限り休むべき場所だと思っております。
初心者に多いのですが、頭から尻尾まで全て取りに行きたい！と考えている方に多く、「このチャンスは絶対につかみたい！」と日頃から願っている方は頭からエントリーしがちになっていると思います。
でもよく考えてみてください。相場は24時間ですから、そんなに焦って飛び込まなくてもいいですよね？今日その時間しかトレードできないというわけではありませんよね？
チャンスは必ずやってきますが、自分が見ていない時間にチャンスが来たら絶対イヤだ！！後悔する！！と考えている方は車を運転していてもトイレに入っていてもデート中でもチャートを開いて見るようになります。
そうすると後から見ればどうでも良い箇所でエントリーすることが増え、証拠金が細かく減ってしまい、本当のチャンスが来た時にしっかりエントリーできず「待てない」トレーダーになってしまうのです。
大陽線大陰線をどうしても獲りたい
これも初心者に多い症状なのですが、大陽線や大陰線が出現している相場を見て「端から端まで獲得したらすごい金額になるぞ」と想像を膨らましてトレードしている方もいらっしゃいます。
確かに相場にはかなり激しく動いた箇所もたくさんあるので、毎日トレードしていればボーナスタイムと遭遇する機会も増えることでしょう。
しかし初心者がいきなり大陽線や大陰線を狙ってエントリーできるほどトレードが成熟しているとは思いませんし、うまく行かないことのほうが多いと思います。その時間に発生した大陽線や大陰線がどういった経緯で発生したローソク足なのか調べもせずにホームランを狙うことはあまり意味のないことです。
それに仮に狙ったとしても経済発表や発言などで動くローソク足は急に反転することだってあります。なのでホームランばかり狙うことは大変危険なことなのです。
時間経過がもったいない
自分が寝ているときも相場は動いているなら、寝る間を惜しんでトレードしたほうがいいのでは？と考えるかもしれません。これも非常に危険な考え方で精神だけではなく身体も不調になること間違いなしです。
トレードしていない時間＝もったいないと感じるのは、すでに病気に侵されているサインだと思います。
何故なら、FXでしっかりお金を稼ぐためには差益決済で儲けていくしか方法はないのですが、いつでもチャンスが転がっているほど、相場は優しくありません。
しっかり儲けるためにはチャンスをチャンスと理解し勇気を出してトレードしていく必要があります。しかし時間の使い方が上手く行っていない方はチャンスではないところでもチャンスと勘違いしてトレードしている傾向にあり、実生活においてもその傾向が見られます。
本当に勝っているトレーダーは基本的に早寝早起きだとしんたろうは考えており、頭の中がスッキリしていない状況でトレードしても凡ミスや勘違いなど痛い失敗が多発することに繋がります。
なので時間は一日24時間しかありませんので、相場が動き時間にしっかりトレードして、相場が動かない時間はパソコンを閉じてすぐ寝ることが肝心だと思っております。
目標達成していても利食いできない
まだ動く！もっと動く！激しく動け～！とチャートに向かって吠えている方は、ここで利食いするともったいないと感じる傾向にあるようです。
例えば一日の目標が20PIPSとして頑張っているトレーダーがいたとして、毎日20PIPSをコツコツ獲っていたのに、ある時大陽線が出現し、20PIPSでいいところを120PIPS獲ってしまったとします。
そうすると次回のトレードはどうなるでしょうか？120PIPS運良く獲得出来たのですから、次回もそのPIPSくらいの値幅を取りに行ってもいいよね？と自分に対して言い訳を並べて日々の目標のことなど後回しにして無我夢中でトレードするようになります。
一日の目標を達成していても満足できず、24時間の相場ですからいくらでもPIPSが落ちていると思ってトレードするようになります。そうなると後は簡単で、PIPSをたくさん穫れば獲るほど処刑台への階段を自らの足で登っていることになり、気がついたときには既に手遅れとなるのです。
頭の中では快楽物資が大量に発生しており、大量PIPS獲得＝快感として認識しております。そうなると誰がどれだけ忠告しても聞かず、どんどん大陽線が出現しないかな？もっともっとPIPSが獲りたい！とホームランばかり狙うことになるのです。
昔の勉強会でも同じような方がいらっしゃって、「200PIPS動いている相場で目標20PIPSで利食いすることが納得できない」と言ってトレードしていた方でしたが、目標PIPSも穫れずマイナス続きになってしまい、結局、私の忠告も聞くことが出来なくなり、あっという間に勉強会から去ってしまいました。
あの方はどうしているか知りませんが、負け続けていなければいいですね～
もったいないと感じるモヤモヤを切り捨ててください
利食いや損切りも結局はもったいないと感じるメンタルから来ております。
損切り貧乏も塩漬け職人も結局の所、メンタルが崩壊しているからこうなってしまうのです。なのでもったいないと感じるメンタルから一刻も早く脱出しなくてはいけません。
イメージで言うとこんな感じです。
あなたは今、マグロを捌いております。社長から「大トロ以外は全て捨てろ」と言われました。あなたならどうしますか？
1.もったいない！社長に隠れて食べてしまう
2.社長の命令なので従う
さてどちらでしょうか？ｗ
FXとマグロを同じように考えるのはおかしいことですし、食べ物を粗末にしてはいけませんよね～ですが、社長の命令ですから普通は捨てなくてはいけません。
もしかするとマグロに何かまずいことが発生していて、理由があって捨てろと命令してきたのかもしれません。販売できるほどの品質が大トロ以外ないのかも？？
それでも殆どの方はもったいない！捨てるなんて出来ない、捨てるなら俺が食べる！！と思うと思います。
しかしFXトレーダーとして、この考え方では失格です。
何も考えずに捨てられる方だけが勝ち続けることが出来るトレーダーになります。この考え方が出来なければFXはやらないほうが良いと思いますし、トレードしても結局証拠金の大半を失うことになります。
食べ物や身の回りの品など大切に扱うことは重要なことですが、考え方も貧乏性になるのはトレードにおいて危険なので、質素倹約！でも精神は豪華絢爛ってくらいのほうがいいのかもしれませんね。
まとめ
一年前の自分に対して、もし忠告が出来るなら読者様は一体何を忠告しますか？たぶん「身の程をわきまえろ」と言うんじゃないでしょうか？
私なら「FXで金を稼ぐ気があるのか？」「眼の前の値動きばかりに捕らわれるな」などいろいろ自分に言ってやりたいですねｗ
もったいない！と感じて、意味のない損切りをしたり、ちょっとの値動きでオロオロしてしまってポジションを解除したりしてきたなら、今こそ「もったいない！」という感情を捨て去り、チャンスを待ってしっかりトレードすることを心がけていきましょう。
自分もたるんでいるメンタルを鍛えるために、ルールを死に物狂いで守ってトレードしていきたいと思います。ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。
応援ありがとうございます。
