しんたろうのFX勉強会

ダウ理論

FXダウ理論|相場環境認識って何をすればいいの?エントリーする前に知らなくてはいけない4つの条件とは?

こんにちは~しんたろうです。

 

秋も終わって一段と寒い季節になってきましたね~しんたろうの場合、一年中ほぼ引きこもりなので寒さを感じることは少ないのですが、ニュースを見るたびに寒さを一層感じるようになりました。

でも今年は一つの目標であったFXトレードフィナンシャル様とのタイアップが果たせたので、実りある一年となったわけですが、逆に心配事も増えてしまい、今回はその心配事を少しでも解消すべく記事にさせていただきました。そのテーマは「相場環境認識」です。相場環境認識の大切さを知っていただくために記事にしましたので苦手な方は是非参考にしてみてください。

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【ダウ理論編】エントリーする前に知らなくてはいけない4つの条件とは?

参加者の多くは相場環境認識すら行わず勝手な考えでエントリーを繰り返しております。なのでローソク足の値動きが少しでも自分の考えと違う方向へ動き出すと慌てて意味のない損切りを繰り返してしまいます。このことを「損切り貧乏」と言っているのですが、そうならないためには相場環境認識を行わなければいけません。

トレンド

まずはダウ理論を使ってトレンドがどっちに向いているのか確認してみましょう。

2018年12月10日頃

まずはこちらのチャートから確認してみましょう。

4時間足のチャートで今現在、上昇しているように見えますよね。ということは買いかな?買わないと間に合わない~~えーい!!!と決めつけていきなりエントリーしたのなら、あなたのやった行動は最悪ですw

そんな参加者が後をたたないのですが、何がいけなかったのでしょうか?同じことをしている・・・・なんて参加もいらっしゃるのではないでしょうか?

すでに皆様はチャートの罠にハマっております。勉強会参加者もこの罠にハマって抜けられない方が本当に多いのですが、何がいけなかったのか分かりますか?

まずチャートを見る際、上記くらいの引きでチャートの全体を確認するくらいでないと話になりません。殆どの参加者は顕微鏡でも見ているのか??というくらいローソク足に近づいてチャートを見ておりますが、これでは4時間足であってもローソク足の値動きに翻弄されて意味のわからない損切りをしてしまいます。

長期足

もっと最悪なケースはアップトレンドなのかダウントレンドなのかわからず、闇雲にエントリーを繰り返すことです。なので損切り貧乏やポジポジ病になりたくなければ、必ずチャートを引きで確認して頂き、期間を広げてチャートをチェックする癖付けをするように心がけてください。

2018年12月頃の月足

長期足のチャートも絶対に確認してください。ただ長期足のチャートをそのまま使ってトレードすることは絶対にありません。では何をチェックすればいいのでしょうか?

まずポイントとなるところは、長期足を確認した際にトレンドはどちらを向いているのか?注目するレートはどのあたりなのか?今何をしている相場なのか?など分かる範囲で構わないので確認することが肝心です。

「長期足はダウントレンドだけど、日足や4時間足はアップトレンドのように見える」

このような場合、長期売り目線、短期買い目線ということになります。ということは自分のエントリーがショートポジションを持ちたいと考えている場合は、短期の目線も売り目線になってからショートポジションを持つことになるのですが、このあたりを何も考えずにエントリーする参加者が多すぎます。

例えば上記のチャートの長期足がダウントレンドだった場合、4時間足は短期買い目線だったとします。こういったチャートを確認した場合、4時間足の波の先端でモミモミしている箇所があったりしますよね。

でも間違ってもここでショートポジションを持ってはいけません。何故なら短期の波にもトレンドが存在しており、ダウントレンドの定義で考えた場合、どこにも高値切り下げ、安値更新の動きが見えません。

ということはこんな先端でショートポジションも持った場合、いつ動き出すのかわからない相場に疑心暗鬼になってしまい、意味のわからない損切りやメンタル崩壊を招く結果になり変えないということです。

ローソク足

ローソク足も重要な情報を含んでおります。例えば現在、皆様がいらっしゃる場所が上記の赤矢印付近だったとします。

まだ日足のローソク足はクローズしておらずピクピク動いている最中です。このように何もまだ決定していないローソク足に対してトレードするのはかなり難しく、せめて前日の日足を負かすような大陰線が出てから判断しても遅くはないのに勝手に判断してトレードをする方たちが跡を絶ちません。

私達はお金儲けがしたいのであって、勇気を出して先端でトレードし、誰かに自慢するためでは決してないのです。お金を増やしたいのであれば、十分にトレンドが発生しているところでトレードしたほうが効率的ですし、相場のゴールも判断しやすいので利益に繋がります。

ローソク足のPIPSも重要な情報です。ローソク足のPIPSは参加者の意志の強さを表しており、言うなればそのローソク足の人気度を数値化し具現化しているものになります。

なのでローソク足の値幅がだんだん小さくなっているあたりは人気度も下がってきております。ということは逆の勢力がそろそろ出現するのでは?と相場の参加者も注意深く見ていて、安全を保つために持っているポジションを解除したり逆勢力の動きに備える形でトレードを控えている可能性も出てきます。

なのでだんだん小さくなるローソク足に対して勝手に判断しエントリーをしてはいけないのです。怪しむのはチャートではなく自分の考え方なのでしっかり目の前にある事実だけで情報を整理しトレードしていかないとチャートに翻弄されてしまいます。

高値安値

高値安値も重用なポイントなのですが、本当に重用な高値安値を判断するのは、初心者ではかなり難しい作業になると思います。まずはこちらのチャートをご覧になってください。

最初は間違っても構わないので、このチャートに波を引いてみましょう。どんな波が出てくるのでしょうか?

 

・・・・出来ましたか?早速答え合わせをしてみましょう。

 

赤い波を大の規模の波、アクアを中の規模の波として描いてみました。修正波の値幅は今回かなり甘めにつけたので値幅が微妙なのでご了承ください。

このチャートの場合、赤い波がトレンドの定義になっていないのにお気づきでしょうか?まだ完成してはないのですが、ちょっと強引だったかもしれませんがこのように波引きをさせていただきました。

こうやってチャートを見るとどこの高値安値が注目されているのか一目瞭然ですよね?

・・・・・え??よくわからない??

ではまず波を引いた際の高値安値が本当に重要視されているのか確認してみましょう。

ポイントは重要な高値安値を更新すると逆の勢力の波が発生するということです。

先程のチャートの高値安値を拡大してみました。ポイントを再度確認しながら高値安値を確認してみると一番左上の高値を左側のチャートが更新した場合の修正波の値幅と、中央下の矢印の高値を更新した左側の修正波の値幅はどちらが大きくなっておりますか?

値幅でいうと左上の高値を更新した修正波の値幅の方が大きくなっておりますね。ということは重要視されていた高値は左上の高値=赤の波の高値安値ということになるのです。

押し安値を作りに行く場所ですが、その押し安値がかなり深くなるとそれだけ注目度が高かったということになりますので、どこの波の高値安値が注目されるのか、今後の相場を考える上でも重要な情報と言えます。

もちろんどの高値安値でもある程度の大きさの修正波が発生することは分かりますが、トレードをする上でどこをゴールにするのか参考になる高値安値を確認することは非常に重要なことなのです。

 

まとめ

ダウ理論だけでもこれだけ確認することがあり、まだまだ書き足りないこともあるのですが、ここから先はエリオット波動理論の分野にもなってきますので、次回また解説させていただきます。

しんたろうは自身の相場環境認識を絶対に過信してトレードしてはおりません。むしろ間違っても途中で気がついて修正すればいいや♪くらいに考えております。

ただその相場環境認識を全くやらずにエントリーしてから慌ててチェックしている参加者が本当に多いので、これは絶対にやってはいけない悪行です。

まずはダウ理論を使ってどこの高値安値が注目されているのか確認し、トレンドがどちらに向いているのか素直に考えてみてください。最初は間違ってもいいのです。途中で間違いに気がつければトレードする前に修正することが出来るようになります。相場が見えてからトレードしたって遅くはないのです。

冷静にチャートが見えるようになるまでしっかりトレンドの定義に従って波を引くようにしてみてください。ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。

 


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