こんにちは~しんたろうです。
勉強会に熱が入りすぎているのか、喉を痛めてしまいました^^;
のど飴を舐めながら、ハチミツヨーグルトを食べ、のどぬーるスプレーでなんとか毎週の勉強会を乗り切っておりますが、それも忘れるくらい指導に熱がどうしても入ってしまうのです。
私の教え方に問題があるのかもしれませんが、宿題もしてこない大人が多すぎます・・・なんでだろう(T_T) でも愚痴ばかり言っていても始まりません!なんとか卒業生を輩出すべく邁進していきます!
今回は負け組が無意識に行っているトレード手法をテクニカル的に説明してみました。私もそうですが、皆様も思い当たるフシがあるのではないでしょうか?早速チェックしていきましょう。
負け組に共通しているトレード手法 テクニカル編
しんたろうのFX勉強会では、以前、私の友人Tさんに向けたメンタル的な記事を書かせていただきましたが、今回はそのテクニカル編となります。
皆様も、飛び乗りとか逆張りなどの用語は何個か聞いたことがあると思いますが、そのトレード全てメンタルがぶれている時に起きやすく、また相場環境認識が甘い時に起こりやすいとも言えるのです。
それではいくつか負けポイントをご説明させていただきます。ちなみに今から説明する用語は殆どがしんたろうのFX勉強会固有の用語です。多分調べても出てこないと思いますのでご了承くださいm(_ _)m
飛び乗り
まずはこちらのチャートをご覧ください。赤矢印あたりに注目していただくと、左側のどこかの高値を更新しているのがわかると思います。
勉強会でも習うことですが、トレンドの定義に置いて、重要な高値安値を更新するとトレンドとは逆の動きが出るのですが、エリオット波動論ではこれを修正波と呼び、利食いや逆張りなどの結果、発生した波だとして認識しております。
でも逆を言うとどこかの重要な高値安値を更新すると必ずどんな規模でも逆に進むことがわかっているので、エントリーしたくなってしまい、長期のトレンドに逆らってトレードを始めてしまうのです。
でもここまでならなんとか回避できますし、トレードが上手い人からするとお小遣い程度のPIPSを稼ぐことは容易にできます。ただそこに落とし穴があるのです。次のチャートを御覧ください。
左側にある高音を更新し、先程の赤い矢印の陰線がクローズし確定したあとに徐々に次のローソク足が進み出してきました。
ここで負け組の無意識のトレードが始まってしまうのです。「もっと下落するのではないか?」とw
確かに重要な高値安値を更新したとは逆に進むことがわかっております。しかしどこまで進むかは明確な答えなど誰も持っておらず、修正波と呼び警戒していても、それが第一波となってあっと言う間に下落してしまうことだってチャートを見ていればわかる事実です。
ですが、ここでローソク足が成長してくると負け組は我慢できずに飛び乗ってしまうことになるのです。ではどうやったらローソク足が成長している最中の飛び乗りを防ぐことが出来るのでしょうか?それにはいくつかポイントがあります。
- 左側に発生している修正波の値幅をすぐコピーする
- 損切り位置を確認し、遠すぎる場合は危険と判断する
- 周りのローソク足のPIPSを平均し、どのくらいの成長を今までしてきた相場なのか、客観的にみるように訓練をする
- 飛び乗ったら誰かに殴ってもらうw
思いつく限りのポイントを挙げさせてもらいましたが、4なんかは特におすすめですね~誰かそばにいてくればいいんですけど♪
それは冗談としてw まず私達はお金を稼ぐことがFXを行う上で最大の目的であり、「もっと動くかもしれない」と考えた時点で何の根拠もないトレードをしていると早い段階で気づくべきです。
そもそももっと動くかもしれないという分析は何を持ってそう思っているのでしょうか?負け続けている方がそう思っているのであれば、それは相場にとって格好の標的になるということです。
一般投資家が「そう思う」ということは相場の神々からすると「チャンス」なのですから、一気に攻め込むスタート地点にわざわざ飛び込んできてくれるのですが、こんな楽なトレードはありませんよね~
負けるための口実をわざわざ自分で作っているとしか思えませんので、こういったド素人のトレードは一刻も早くやめるべきです。
壁ダッシュ
次はこちらのチャートを御覧ください。注目するべきポイントは赤矢印あたりです。
相場はぐんぐん成長し、ダウントレンドを形成している最中かと思います。皆様が赤矢印付近に遭遇したらどんな行動を取るでしょうか?
勉強会参加ならまずこう考えるかもしれませんね~危ないと。その理由は赤矢印下あたりに緑の水平線が見えると思いますが、その水平線が危険な香りをプンプン放っているのです。
重要な高値安値を更新すると逆に進むことがわかっていることは先程も説明しましたが、このような「先端」に対して、仮にショートポジションを持ったらどうなるでしょうか?
負け組は常に「もっと動くかもしれない」と思っているので、こういった箇所でトレードしたくなってしまうようで、何も考えずにショートポジションを持ってしまいがちです。
しかしエントリーしたあとに左側を確認してみるとヤバイことに気が付き、そこで損切りすればまだ救われますが、欲望の限りトレードしているので、重要な水平線が見えずにヤバ過ぎるトレードをしていると気が付かずに次のようなローソク足が出現することも知らずに、大負けを食らってしまうのです。
たまたまだろう~とか偶然だよ~と思うならいつまでも負け続けることを覚悟してくださいね。
しんたろうのFX勉強会で水平線付近でトレードすることを「壁ダッシュ」と名付け負けやすいトレードと指導しておりますが、この「壁ダッシュ」が止められずいつまで立っても衝突事故を繰り返し、見るも無残な姿になっている方が大勢いらっしゃいます。
なので重要な高値安値を一刻も早く見つけ出し、その付近に近づいたら撤退するべきなのです。ちなみに「もしこの付近で逆のポジションを持っていれば勝てるのでは?」というわけがわからないことを考えないでくださいね。その考え自体が負け組の発想なのですから。
勝手な思い込み
まだまだ負け組共通点はありますよ~♪ 今度は先程の水平線と似たような考え方になります。上記のチャートをご覧になってください。注目するべきポイントは赤矢印あたりです。
左側にある日足ネックラインを4時間足のローソク足が下抜けしていることがお分かりでしょうか?こうやってみるといかにも「売れそう~♪」と思うかもしれませんが、ここにも負け組共通点が潜んでいるのです。
まず考えて頂きたいのは、引いている水平線が日足に対するネックラインの水平線だということです。これを4時間足で下抜けしたからと言って、ショートポジションを持つのはどうでしょうか?とても危険なことだと思いませんか?
まずは日足が完全にクローズし、陰線なのか陽線なのか確認してからでもトレードするのは遅くないと思います。それにこの赤矢印付近の日足をよく確認してみてください。
4時間足の背景に日足を配置しているのですが、赤矢印のあたりの前日は陽線で終わっております。ということは日足ネックラインを相場の参加者が確認している証拠にも繋がります。
ネックラインは2つに分けて分類することが出来ますが、それは買いネックラインと売りネックラインです。この場合は買いネックラインになるのですが、そのネックラインを相場の参加者が注目したからこそ、前日陽線で終わったと思うのです。
その後のチャートの動きですが、買いネックラインに反発して一旦は上昇するものの、結局は押し返されて再び買いネックラインを割り込んできております。
ということは今回のチャートで、買いネックライン付近でショートポジションを持つということがどういうことなのか?言わなくても分かりますよね。勝手な思い込みでトレードすると、その付近がとても危険な箇所だと分からずにトレードすることになり、それ自体とても怖いことをしているとだと早い段階で気づくべきなのです。
まとめ
今回は代表的な3つを挙げさせてもらいましたが、まだまだ挙げればキリがありませんので、もっと負けポイントを集めて皆様へお届けさせていただきますねw
でも肝心なのは、自分自身のメンタルです。ローソク足が動き出したからだとか、勢いがあったからとか、そんなことはどうでもいいことですし、一日30兆円くらい動いている相場ではそんな動きは日常茶飯事です。なので皆様も勝手な思い込みや想像だけでトレードすることがないように心がけてください。
大切なことはチャートの左側をどのように使ってチャートの右側を考えるのか?このポイントだけですので、まずは重要な高値安値を早く見つけられるように訓練していきましょう。ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。