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FXローソク足|「包み足」のことどのくらい知っていますか?トレードをする上で最強な理由とは?

こんにちは~しんたろうです。

最近とても忙しいです。

友人が福岡へ遊びに来たり、空港へ送迎したり、パソコンの質問やチャートの質問。

そしてブログを作りたい勉強会参加者のテクニカルなサポートまで、もはやなんでも屋と化しておりますw

ちなみに言っておきますが、私は暇人ではありません!!

約24時間パソコンの前におりますが、友人は私のことを暇人と思っているようです。

ウキーーー!!どうか私にトレードをさせてもらえないでしょうか?お願い致します(T_T)

そんなしんたろうが注目するローソク足「包み足」について今まで書いたことがなかったので、今回は満を持して記事にしたいと思います。

包み足とはどんなローソク足なのか?説明できますか?

包み足は上記のようなローソク足の組み合わせを指します。

この場合、陰線を陽線が包んでいる状態であることから「包み足」という名前のローソク足パターンになるのですが、チャートにおいて転換を指し示すローソク足の組み合わせとして、長年トレーダーにとって重宝しているエントリー手法となっております。

でも何故、この組み合わせが転換を指し示し、最強のローソク足と呼ばれるに至るのか説明できる人は数少ないのではないでしょうか?

2019年02月13日頃 EURUSD日足

例えば上記のようなチャートに包み足が出現しているところがありました。

赤枠あたりなのですが、条件を満たしているので、包み足である可能性がかなり高いです。

反対勢力のローソク足の高値安値を全て包んでいるローソク足

これが包み足になるのですが、どこで出現しても転換になるわけではありません。

2019年02月13日頃 GBPJPY4時間足

例えば上記のようなチャートである場合、一見すると包み足の条件は揃っておりますが、次のローソク足がそのまま大陽線となり、上昇を続けております。

読者様は何故、包み足になれなかったと思いますか?ヒントはこのチャートの中に隠されているんです。

 

・・・・・・・分かりましたか?

簡単すぎてあくびが出るって??

それでは答え合わせをしていきましょう。

答えはチャートの左側にあったのです。

このチャートの場合、包み足だと思われるローソク足は陰線38PIPSのローソク足です。

それに比べて青の矢印の陰線ローソク足は56PIPSです。

ということは前回56PIPSの陰線を既に負かしてきているチャートだったので、38PIPSの陰線が仮に包み足の条件を揃えたとしても、相場は「38PIPSの陰線では弱い」と判断し、次のローソク足を大陽線にしたのではないかと思われます。

もちろん経済発表などの条件は今回無視しておりますが、それを含めたとしてもローソク足のPIPSによっては包み足の条件を満たさないこともあるということです。

長期足を確認する

先程のEURUSD日足チャートのように包み足を確認する際は必ず長期足を確認するように心がけましょう。

短期ローソク足で仮に包み足が出現したとしても、根拠として乏しく、エントリーの判断としては弱いと思います。

2003年08月頃のEURUSD月足

月足チャートで仮に包み足が出現したとすれば、多くの参加者の目に止まるはずですので、トレンドがどちらを見ているのかは一目瞭然です。

おそらくどの参加者も大注目するのではないかと思います。

現にこの月足チャートは、2008年ごろまでずっと上昇トレンドを形成し続けたので、月足チャートや週足、日足で出現した場合はかなり信憑性があるのではないかと考えております。

陰線が何PIPSなのか?左側のチャートに同じくらい、もしくはそれ以上の陰線は存在していたのか?包み足になっている陰線は全体を見回してどのくらいの大きさの陰線だったのか?

ただ包み足になったからと言って、即座に判断してエントリーというわけにはいきませんので、しっかり条件が揃っているのか確認する必要があるのです。

包み足の次のローソク足に注目

しんたろうのFX勉強会では、包み足の次のローソク足のことを「生贄のローソク足」と説明しております。

何故、こんな残酷な名前をローソク足に付けているのでしょうか?

それは包み足がチャートのどの部分に出現しているのか知れば、ちょっとは分かるかもしれません。

2012年6月頃のEURUSD週足

こちらのチャートをご覧になってください。

緑の枠が包み足になっている箇所ですが、このチャートの場合、ダウントレンドからアップトレンドへ続くチャートとなっております。

注目はピンクの矢印付近にある陰線なのですが、包み足となっている陽線に対して、勝負に挑んでおりますが、完全に陽線を負かすことが出来ず、そのまま追加の陽線達に食われてしまい、上昇トレンドの中へ消えてしまっております。

買いと売りのグループを考えていただければ、この場合、陰線=売り、陽線=買いだとすると、生贄のローソク足の人たちは素直にダウントレンドと信じて陽線を負かしに来たと思われるのです。

しかし買いのグループだって伊達ではありませんし、負けたくありません。何かの根拠があって包み足を作ったわけですから、生贄のローソク足はいわば陽線が本当に強いトレンドを作り出せるきっかけになるのか審判しているとも言えるのです。

なのでダウントレンドからすると生贄のローソク足となって「怪しい陽線がいるから偵察してこい!」と司令しているようにしんたろうは見えるので「生贄」という名前を付けたのです。

包み足の次のローソク足が陰線ならいいのですが、上記のチャートの場合、包み足の次のローソク足は陽線となっております。

なので一本くらい待ってから生贄が出てもおかしくないので、このあたりのローソク足は様子見をしたほうが懸命だと思われます。

包み足付近のエントリーは落ち着いて

包み足が出現したからと言って、即座にエントリーすれば生贄のローソク足に翻弄されて、無駄なエントリーを繰り返してしまい、余計なトレードを量産してしまいます。

なので相場の格言にもある通り「頭と尻尾はくれてやれ」を守って生贄出現を見越して、包み足付近はエントリーを控えたほうがいいのです。

ではどうやって頭と尻尾を判断すればいいのでしょうか?それには波引き作業が要となります。

あくまでも参考例なので、上記のチャートの前後は確認しておりませんのでご了承くださいm(_ _)m

まずは注目する高値安値を確認します。

高値安値を更新すると必ずトレンドに対して逆に進む波が発生致します。

ということは注目する高値安値を更新したあとに、チャートがしばらく動き、そのあとに包み足が出現した場合、トレンドの転換を指し示す可能性がたかくなるということです。

なので注目する高値安値が確認できなければ、包み足が出現したこともわからず、相場が転換を教えてくれていることも受け取れないのであれば危険なトレードをしていることと同意義になります。

まずは波引きをチャートに行い、注目する高値安値を確認してみてください。それが長期足にあれば相場の転換を真っ先に知ることが出来、トレードの判断材料になるかもしれませんよ。

まとめ

今回はエントリーにも使える包み足を解説させていただきましたが、もちろんこれだけでトレードできるほどFXは甘くはありません。

トレンド、エリオット波動論、水平線など様々な理論を駆使してトレードを判断していくのですが、ローソク足の判断もトレードの材料に加えていただくとよりよいエントリーポイントを探ることが可能になります。

皆様も包み足をチャートから見つけ出す訓練をしていただくと、「なるほど~!」と思うところもたくさん見つかると思います。是非、博打トレードばかりしている私の友人Tさんはこの記事を見て学習し直してみてくださいね。ご連絡お待ちしておりますm(_ _)m

ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。

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