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【解説動画付き】FX初心者向け|トレンドに迷ったときは〇〇をすればいい??

 

こんにちは~しんたろうです。

先日、光インターネットの工事を行ったのですが、それから爆速になり約一ヶ月の間出来なかったことを片っ端から片付けておりました。

ブログの更新が遅くなり本当に申し訳ございませんm(_ _)m 2月から再開したいと思い今回、初心者向けシリーズの更新となったわけです。

今回のテーマは初心に戻って「トレンド」について考えてみたいと思うのですが、読者様はチャートを見た瞬間にトレンドについて説明ができるでしょうか。

意外と奥が深いのがトレンドですので一緒に学習していきましょう。

こんな方におすすめ

  • トレンドでいつも迷ってしまう
  • 自分が今どっちのトレンドに乗っているのかわからない
  • トレンドの味方がわからない

解説動画

トレンドについて徹底解説

CADJPY週足 2022年2月上旬

基本中の基本ですが意外と迷ってしまう「トレンド」について考えていきましょう。

上記のチャートはアップトレンドとなり誰が見ても見事な上昇です。

「トレンドの根元付近から トレードできたら爆益なのにな~」

なんて考えを持ったのは一人ではないと思います。

 

もちろん完成しているチャートでは何とでも言えますし、仮に根元付近を読者様が御覧になっていたとして、果たして今日のようなチャートを想像できたかはわかりません。

ではどこからダウントレンドが終了し、アップトレンドになったのでしょうか?上記チャートから考えてみてください。

 

・・・・・簡単すぎましたか?

答えはここからです。

赤矢印あたりがアップトレンド開始となる箇所です。

ただしこのポイントはエントリーポイントではなく「ダウントレンドでなくなった箇所」となります。

どういうこと??と思うかもしれませんが、詳細はこのようになります。

 

まずダウントレンドの定義は高値を切り下げ、安値を更新とあります。

ということは高値を切り下げられなくなった箇所=高値を更新された箇所となり、まず一旦今まで作ってきたトレンドが終了したことを表すポイントです。

赤矢印からアップトレンドになった可能性が高まったわけですが、いきなりアップトレンド開始となるわけではありません。

 

アップトレンドとして描くためには、安値切り上げ、高値更新しないといけないわけですから、赤矢印以降、安値を切り上げるような箇所を確認するまではトレードの対象とならないわけです。

ということは安値を切り上げた箇所を探ればトレンドのスタート地点を知ることができるという訳ですが、上記チャートでいうとピンクの矢印付近が安値を切り上げた箇所のように見えます。

しかしこのチャートはどうもそれだけではないようです。

先程のチャートをよ~く観察してみると、アップトレンドの定義に則って考えれば、安値を切り上げなくてはいけない箇所を切り下げている箇所があるように見えます。

ですがチャートはそのまま何事もなかったかのようにトレンドを継続しました。これはどういうことなのでしょうか?

小さすぎる高値安値でトレンドを判断してはならない

まず先程のチャートに波引きを行い、トレンドに対して逆へ動く修正波の色分けを行ってみましょう。

3~4段階で色分けが出来れば分析が出来ます。

上記チャートでは青波を基軸とすると、その副次的な波がピンクになり、そのピンクの中に赤波があって、その中にアクアの波が収まっております。

ということは先程の気になる安値は4段階で波引きを行った場合の最小の波ということが分かります。

そして赤波とアクア波は高値安値を更新したあとに発生する波ではありませんので、2つまとめて副次的な波ということなり、トレンドを転換させるだけのパワーが無かった高値安値であると言えるのです。

 

もちろん長期的な波ではなく短期的な波を形成するだけなら、例えどんな小さな高値安値でも、更新されればある程度の波を作るとは思います。

しかし小さな高値安値を更新されたからと言っていきなり「逆トレンド開始だ!!!」とはならないことも、このチャートから分かると思います。

 

もし先程の小さな安値を切り下げたところがダウントレンド開始だと仮定すると、必ず高値切り下げ、安値を更に更新する値動きが必要になるので、直近の安値を切っただけではダウントレンドにならないのです。

なので小さすぎる高値安値を更新したからと言って目線を変えるのは危険であると言えるのです。

迷ったときは長期足

CADJPY4時間足 2022年2月

先程のチャートは週足のチャートでトレンドを判断しましたが、日足や4時間足でも同様の考え方です。

だったら最初から短期足でトレンドを確認したほうがいいのでは?と思ってしまうかもしれませんが、そう簡単ではありません。

 

短期足ばかり追いかけてしまうとトレード判断に迷うだけでは収まらず、失敗トレードの量産にも繋がりかねないので注意が必要です。

トレンド力が強いのは結局長期足なので、迷うくらいなら短期足ではなく最初から週足や日足でトレンドを把握したほうが効率的だと思います。

 

上記チャートは4時間足チャートですが、4時間足でもしっかりトレンドを形成している箇所は確かにありますし、トレンドの定義に則って動いているように見えます。

しかし4時間足でも小さすぎる高値安値はありますし、仮にその高値安値を更新したとして本当の意味でのトレンド転換とは言えないのではないでしょうか。

なので短期足だけで本当のトレンドを知るのはほぼ不可能だと私は考えております。

 

もちろんそんな事を言い始めたら「一年足はダウントレンドだけど・・・」と言われるかもしれませんw

なのでまず抑えておきたいポイントは・・・・

1.自分がどこの時間軸を基軸とするのか

2.長期のトレンドと短期のトレンドを把握しているのか

3.トレード開始前にどこのトレンドに対して順張りをしているのか分かっているのか

という3つのポイントを把握しておくほうが懸命だと思います。

 

私の心の大師匠であるウォーレン・バフェット大先生はこう仰っております。

「負けているときは自分が何をしているか分かっていないときだ」

さすがです。大先生!!!

確かに自分が今どこの波の中にいてこれから何が起きるのか明確にわかっていれば絶対に負けないですし、もし違うパターンでチャートが動けば警戒するはずです。

なのでしっかり短期と長期のトレンドが同じ方向へ動き出したらトレードするように心がけていただければトレンドに迷うことは少なくなるのではないかと思います。

 

まとめ

トレンドの理解はこれだけではないのですが、最低でも長期足と短期足、現在地から見た高値安値。そしてトレンドの定義に則って動いているのかどうかなどいくつかのポイントをクリアしていただき、その上でトレンドを把握していただければ大損することは少なくなると思います。

それでもトレンドに対して答えが出ないのではあれば、そもそもそんな通貨ペアに手を出すべきではありません。わからないものは一生経過してもわからないものです。トレードしてお金を儲けたいので貼れば誰がどう見ても同じ答えが出るような通貨ペアを選んでトレードしてみてください。ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。

 

 

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