こんにちは~しんたろうです。
今回のテーマは誰にでも発症しやすく完治するのにどれだけの時間を有するかわからない怖い病気「ポジポジ病」について学んできましょう。ポジポジ病は簡単に言うとポジションを持っていないと不安になったり、どうでも良い箇所でトレードしたり、トレンドがわからない箇所でトレードを乱発したりすることです。一度は誰でもやってしまう不治の病的なものですが、果たして完治する方法はあるのでしょうか。一緒に考えていきましょう。
こんな方におすすめ
- どうでも良い箇所でトレードをしてしまう方
- どんどん証拠金を減らしてしまう方
- 無駄な損切りを乱発させてしまう方
- 一日の終りに何故負けたのか悩み、落ち込む方
ポジポジ病の原因と完治方法とは?
まずは何故ポジポジ病になってしまうのか原因から考えてみましょう。
1.自分の考え方に自信が持てない
まず考えられる原因としてトレードを開始する前でも後でも自信を持ってエントリーできていないことが要因ではないかと思います。特にトレードを開始してから「あっ!もしかしたら・・・・」と考えてしまう方は要注意です。「こんなところに水平線がある!」とか「やばい!!!逆張りかも・・・」とトレードを開始してから相場環境認識する方は、自分にトレードに自信が持てず、損切りもいい加減にしてしまうケースが見受けられます。
エントリーすると必ず逆へ動く方も同様のことが言えるかもしれません。チャートは常に上下しながら動いているのでエントリー後に逆へ動いても不思議ではありません。ですが頭でわかっていても身体は強制ロスカットの恐怖を覚えておりますので「本当に大丈夫だろうか」と不安にかられてしまい、結局、どうでも良い箇所で損切りを繰り返すことになってしまうのです。なので負け癖がこびりついている方はポジポジ病重症患者とも言えるのです。
2.短期の値動きに翻弄されすぎ
次に考えられる原因は短期の値動きに翻弄され過ぎなのではと考えております。特にローソク足の小さな値動きを見ている方に多く見られる特徴で、まだクローズしていないローソク足に対して「もしかしたらこうなるかも」と勝手な想像でトレードを開始したり判断してしまい、挙句の果てに自分の考え方に反してローソク足の値動きだけでトレードを開始したりすることが多々あるのです。
自分がトレードする基軸足を決めていない方は短期を注視する傾向にあるので、長期足でも成績が残せず、それならばと短期足をトレードしても自分のルールや考え方が定まっていないのに無駄なトレードを繰り返してしまうためにちょっとの値動きや突発的に見えるローソク足の形に翻弄されて、どうにもならないところまで無駄なトレードをひたすら繰り返すことになってしまうのです。
3.相場環境認識を行っていない
3番目は決定的な原因かもしれませんが、そもそも相場環境認識を行っていないことが原因だと私は考えております。これは負け続けている方に見られる特徴で、冷静にチャートに向き合えなくなっているのではないでしょうか。慣れてくると怠ってしまう方もいらっしゃるのでトレーダー全員に言えることですが、慣れてきた時や負けが続いている時は特に冷静にチャートに向き合うことが重要で、初心に戻ってしっかり相場環境認識を行ったほうがいいと私は思っております。
波引きや水平線を引くだけでももしかしたら見えてくる答えがあるかもしれませんし、冷静にチャートに向き合うことで「現在何をしている波」なのか分かるかもしれません。特に難しい修正波のような箇所はある程度完成してみるまで全体像が見えにくいことから、プロのトレーダーでも判断を間違えば生き残れる可能性が低い箇所でもありますから、FX初心者の方は難しい箇所=トレード禁止区域として扱うことが望ましいと思います。
4.現金トレードのプレッシャーに耐えられない
FX初心者あるあるかもしれませんが、現金トレードになった途端頭が真っ白になってしまう今までやってきたトレードが出来ないという方もいらっしゃるようです。デモトレードではうまく言ったのに現金トレードになった途端、どうしたらいいかわからなくなったという方がたくさんいらっしゃるようです。人は減っていったり増えていったりするお金を見れば冷静に判断することが難しい生き物ではないでしょうか。普段の生活の中で勝手に減ったり増えたりするものってあまり身近にないと思うんです。なので損益が増減することに恐怖を覚えてしまう、そこから逃れたいという脳の命令に逆らえず、どうでも良い箇所で損切りを繰り返してしまうことになってしまうと考えられます。
FX初心者にとって現金は夢膨らむ場合もあれば、とてつもないプレッシャーに耐えられないケースもあると思いますので、負担にならないように気をつけるべきなのではないかと思うのです。なのでデモトレードで充分練習をしても現金になった途端、訳わからないトレードをしないようにまずは少額から初めて見ることを強くおすすめしたいと思います。
ポジポジ病の完治方法について
ではどうやったら恐ろしい病気に打ち勝つ事ができるのでしょうか。いくつか完治方法を考えてみましたので参考にしていただければと思います。
1.自分のトレードルールを早急に決める
FX初心者の方には自分のトレードルールがまだ決められない方もいらっしゃるかもしれませんが、まずは簡単なトレードルールを決めればいいと私は考えております。
- トレードは夕方から開始し、深夜2時までに完了する
- 逆張りはしない
- 相場環境認識を行ってからトレードする
- 損切り幅を明確にし、証拠金に対して必ず決める
など人それぞれのトレードルールがあるかもしれませんが、特に重要なのことは決めたトレードルールを守れるかどうかにあると私は思うのです。どんなルールでも守れなければ意味がありません。一度決めたルールを短期間の中で「やっぱりこうしようあーしよう」と考えてしまう方は隣の芝生は青く見える現象に入ってしまう、ちょっとでも負けるとすぐルールを変更してしまいがちです。これではどんなルールを決めても意味がないのでまずは3ヶ月間実行可能なトレードルールを決めていただき、石にかじりついても破らない強い意志が必要だと思います。
2.周りの環境に流されない
トレードする環境も必要だと思います。証拠金を増やす大切な仕事をしているのに、運転中や仕事中などの冷静にいられない環境でトレードしても無駄なトレードや凡ミスが増えるだけでいい結果を残すことは難しいと思います。特に布団の中でスマホ片手にトレード~♪なんてことをしている方は水平線や波引きなど必要最低限の相場環境認識も行っていないのですから、勝てるわけないですよね。
なのでトレードする部屋を掃除したり気になるものを片付けるなど出来ることから始めていただき、毎日同じ環境で冷静に判断できる状況を自分で作ることが重要なのだと考えております。
3.トレード日記をつける
どのFX書籍にも書いてあることですがトレード日記をつけるにも有効であると思います。どうしてここからトレードするのか理由をノートに書くことで冷静に自己分析が出来ますし、苦手なチャートなどが分かってくるかもしれません。ノートをつけることが苦手な方は自分のトレードを動画にしてみるのもいいと思います。声に出して相場環境認識をすることで後で見返してみると「変なこと言っているな」とか「あれ?間違ったこと言っている」というふうに欠点が見えてくると思います。エントリーのタイミングもメンタル任せで入らないようになると思いますので、ポジポジ病の方におすすめです。
4.監視役を設ける
これは中々難しい作業かもしれませんが、自分のトレードに対して監視役を設け、厳しくチェックしてもらうことをおすすめします。私の場合は師匠がいたので厳しくチェックしていただきましたが、今思えば監視役がいてよかったなと思うことが多々ありますのでFX初心者の方は早急に手伝ってもらえる方を見つけるのも良いのではないでしょうか。本来であれば自分ひとりで行わなければ行けない作業なので誰かに手伝ってもらうなんてことはないのですが、ポジポジ病をみんなで協力して完治するという目的なら1人で悩むより完治しやすいと思います。
もし周りに頼れる人がいない方は、しんたろうのFX勉強会でしっかり監視させていただきますので是非ご連絡していただければ幸いです。
5.決まった時間にトレードする
負けるときはいつもと違ったことをしてしまった時に起きてはいないでしょうか。例えばいつもは夕方からトレードしているのにその日は何故か早朝からトレードしてしまったとか、いつもはインディケーターを使用していなかったのにたまたま見つけた新しいインディケーターを導入してしまったとか・・・思い出していただければいつもと違う状況下でトレードしていたのかもしれません。
トレードする前にしっかりとした下準備を行ってからトレードするのは当たり前の話ですが、新しい武器を手に入れたからと言っていきなり実戦投入するなんてことは戦場ではありえないことです。そうならないためにもまずはいつもと同じルーティーンでトレードを開始するように心がけてみましょう。トレード回数を減らすこともとても重要です。ポジポジ病の方は無駄なトレードを乱発させてしまうことが要因なわけですから、一日何回まで!!としっかりルールを決めることも重要だと思います。
トレードは決まった時間に決まった数だけトレードするのがもっとも稼げる方法なのですから、欲望に負けずにまずは決まった時間にトレードしてみることをおすすめ致します。
まとめ
ポジポジ病の完治にはかなりの時間と労力が必要ですが、1人で悩んでいても時間の無駄です。もし自分1人ではどうにもならないのであれば是非、しんたろうのFX勉強会にご相談ください。私もポジポジ病末期患者でしたが今は克服して前に進めております。私のような患者を出さないためにしんたろうのFX勉強会があるのですから協力させていただければ幸いです。
また新たなポジポジ病完治方法があればお知らせさせていただきます。ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。
応援ありがとうございます。