しんたろうのFX勉強会

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FXメンタル強化|負けトレードパターン集続編!基本がわかるからこそ陥りやすいチャートパターンとは?

こんにちは~しんたろうです。

 

水平線レポート販売がやっと一段落して、日常に戻ってきました。購入していただいた方からの吉報はまだないのですが、水平線を理解して自身のトレードに活かしていただきたいと思っております。今回は水平線ではないのですが、しんたろうが考える負けトレードの数々をここで公開したいと思います。負けトレードがわかればそれをやらなければ勝てるということですから、チェックして見てくださいね。

 

初心者なら誰でも経験する??負けトレードパターン集

さて早速負けトレードパターン集を紐解いていきましょう。意外と分かっているからこそ罠にハマってしまうチャートパターンなどがありますので、早速見ていきたいと思います。

ローソク足の形

まずは初心者なら誰でも経験するローソク足の形での失敗談を解説していきたいと思います。上のチャートをご覧になってください。赤矢印が指しているローソク足は大陽線でアップトレンド時に発生しているかなり目立つローソク足となっております。

読者様はこのような大陽線が発生するとどのように考えて行動しトレードに生かしていくでしょうか?

  • 大陽線が出現したから、もっと上昇するのでは?

このように考えるかもしれません。

でもこれが一番危険な行為であって、やってはならない箇所でエントリーをするヤバイ行為なんです。

まずこの大陽線が出現したのはアップトレンドの最終地点だと思われる箇所という認識を行ってください。※ちなみにチャートに見える赤い点線の水平線は無視してくださいね~

緩やかなアップトレンドのテッペンに大陽線が出現すると、殆どのケースで修正波のような動きが大陽線の後に出ます。何故、戻るような動きになるかというと、短期的な利食いが入る可能性が高いからです。

ということはこの後の相場で、「もっと動く」という勝手な考え方を持った人は必ず痛い目にあうとしんたろうは考えております。この後の相場を確認してみましょう。

見事に下落しており、大陽線のローソク足の始値付近を陰線が突破していることが分かります。なのである程度トレンドを見せた後に出現する最後の大陽線、大陰線は相場の力を出し切ったローソク足として認識したほうが安全ということになりますし、それがわかっていれば対応策も出来ると思います。間違えても飛び乗ったりしないように注意していきましょう。

ローソク足の形でいうとこんなローソク足のパターンも注意が必要です。

このローソク足のパターンもメンタルが弱い方は何度でも引っかかってしまうローソク足のパターンです。まず注目するのが赤枠の中のパターンなのですが、大陽線のあとに大陰線がかぶせてきております。完成したチャートであれば、大陽線の始値に届くか届かないかギリギリを攻めているように見えますが、大陰線が大陽線の始値に近づいてくると、初心者は「もっと下落してしまうかもしれない」といきなり大陰線形成中にもかかわらずショート・ポジションを取って売りに転じようとしてしまいます。

これは絶対に行ってはならない負けパターンの一つです。何故ならこの相場は長期アップトレンドの押し安値を作っている場面で、ここから上昇する起点でもあった箇所です。このような箇所で大陰線が出てきたから~と安易に考えてトレードすると必ず痛い目を見ることになります。

このチャートパターンでも同様なことが言えます。陽線を負かしている陰線があったとしても、いきなりダウントレンドスタート~!!というわけにはいきません。負けている方の殆どが、ローソク足の形や大きさだけで判断し、アップトレンド時の安値を作っている箇所だと気が付かずに頭を取りに行って即死しております。なので目立つローソク足だということは十分わかっていても、安易にトレードすることは危険な行為です。

トレンドの定義を無視する

先程のローソク足の形だけで判断する~に続く負けトレードパターンなんですが、トレンドの定義を無視する方も本当に多くいらっしゃいます。まずはこちらのチャートをご覧になってください。

赤矢印の箇所は、アップトレンド中の下落(安値を作りに行っている)している箇所で、普通に考えれば、修正波を作っている真っ最中だと思われる箇所です。チャートの左側を確認すればすぐ分かると思いますが、このチャートの場合、どこかの注目する高値も更新しているようにも見える相場です。

読者様ならどのような相場環境認識を行うでしょうか?

  • アップトレンド中なのだから、陰線の次に陽線が出現したらロングポジション!
  • どこかの長期の高値を抜けているのだから、修正波が入るかも。一回様子見!!

このように考えてくれれば、どのような動きにも対応できると思いますが、負けているトレーダーは、このような動きが出ると、いきなりショートポジションを持ってしまい、長期のトレンドを完全無視してトレードするようになってしまいます。

落ち着いて考えれば、何故?ショート??という場面ですが、ローソク足の根動きや、何本か陰線が出現しているので「もっと下落する」「修正波が伸びる」などと勝手な想像を膨らませてトレードしてしまうことになります。そうなるとどのような結末が待っているのでしょうか?この後の相場を確認してみましょう。

先程のチャートの続きですが、長期アップトレンドなので、一回は上昇し直近の高値を更新するのですが、どこかの注目する長期高値を更新している以上、遅かれ早かれ長期修正波を作りに行く場面でもあったようで相場はそのまま下落しております。

ここでの教訓は、修正波はどこまで行っても修正波ですし、必ず推進波に戻り、トレンドを作っていくための序章でしかないということを修正波中は考えなくてはいけません。修正波の中もトレードしたい!!と考え出すとチャートが本当に複雑に見えてきますし、必ず迷いの森に入ってしまい、抜け出せない苦しみを味わうことになります。

そうならないためにもしっかりトレンドの定義を確認し、今いる場所の直近の高値安値をチャックするということを念頭に置いてトレードしていかなければ、必ず逆張り地獄に入ることは避けられません。

自分はどこに向かっているのか?相場のスタートとゴールはどこにあるのか?直近の注目する高値安値はどこにあるのか?考えていなければ即死してしまいます。ローソク足の値動きだけでトレードすると、底値売り高値買いになりますのでご注意ください。

目標PIPSを無視してトレードする

これも非常に多い負けトレードパターンだと思っております。まずはこちらのチャートを御覧ください。

読者様はこちらのチャートでショートポジションを持ち、運良く90PIPS近くの利益を出せたと仮定します。普段ならこんなに取れる相場ではなく、たまたま運良くホームランが打てたようなラッキーな相場だったようです。しかしたまたま運良く利益が出せたとしても、この後の相場がどうなるのかわかっていなかったようで、どんどんトレードを継続してしまったとしましょう。

すると、悪魔が後ろに立って鎌を持って自分のことを狙っていることも分からずにトレードするという恐怖を体験することになるのです。大負けした可能性は高いと思います。

大陰線が出現した後、相場は反転し、今度は大陽線を作っている相場になりました。しかし読者様は大陰線でかなりの結果を残せたので有頂天?になっております。このようなメンタルで相場をチェックした場合、緑の枠内はどのように考えるのでしょうか?心の内を考えてみるとこのような意見だったと思います。

  • 大陰線が出現したんだから、もっと下落するだろう
  • この大陰線は序章に過ぎない。明日、もっと下落するのでは?

このように考えている方がいらっしゃったのではないでしょうか?でも緑の枠内を再度確認してみてください。大陰線が出現した後は、陰線の値幅も小さくなっており、その陰線を負かすような陽線まで出現しております。

このローソク足の出現を確認していても、大陰線を根こそぎ取った快感が忘れられない方は、緑の枠内もお構いなしにショートポジションを持つことになると思います。もっと最悪なのが、さらなる快感を味わいたくて、ロット数を勝手に増やし、博打のようなトレードを行ってしまうかもしれません。

そうするとせっかく稼げた利益を全て溶かす結果になってしまい、ボラティリティーも弱く、相場の動きも鈍いところで損切り貧乏と往復ビンタの嵐で、稼いだ以上の証拠金を溶かすことになります。

なので大きく動いた、若しくは運良く稼げた場合は、自分と相場を落ち着かせるために休憩して相場を監視するようにしたほうが、逆にいい結果をもたらすことに繋がります。

しんたろうのFX勉強会では大陽線、大陰線が出現した後はトレードしないというのをルール化しております。それはメンタル崩壊した状態でチャートを見ても意味がありませんし、余計に負ける原因を作ってしまっていることに気が付かせるためでもあります。

ですので、思いっきりトレードした後は休憩して、メンタルを落ち着かせ、しっかり相場環境認識を行い0に戻ってしっかり目標PIPSだけを追いかけるトレードに戻るべきです。もしこれが出来ないのであればホームランを狙うことを諦めて、しっかり一日の目標PIPSを追いかけるトレードに専念すべきだと思います。

 

まとめ

今回の負けトレードパターン集のキーワードは「もっと動く」「自分勝手な妄想」でしたが、皆様のトレードは負けトレードパターンの中に入ってしまっておりましたか?だとしたら土日を使って自分自身のメンタルの調整を行い、精神を落ち着かせ、もっと長期足から順番に相場環境認識を行ってみてください。

ローソク足の形でエントリーしたり、勝手な想像を膨らませて、自分に都合の良いトレードを行ったりしないようにチャートを素直に確認すように注意しながら確認していきましょう。それではここまでお読み頂き誠にありがとうございました。また新しい情報が入りましたらご報告したいと思います。ではまた~

 


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