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FXにおいて波引きは何のために行うの?
さて今回も基本中の基本の作業である「波引き」を学習していきましょう。
波引きを何故行うのかというと、チャートのノイズを取り去りチャートを単純化するために行うのですが、そもそもどのように波を引けばいいのか殆どの方はわからないまま波を引いているものと思います。
そこで波引きのポイントをチェックしていきましょう。
1.無理やり波を引かない
チャートに対して無理やり波を引いてはいけません。素直に見て頂き波を引いてください。
エリオット波動論では基本5波+3波で一つの波としてサイクルが決定するとありますが、無理やり五波にしたり修正波なんだけどその中身が五波に見えるから推進波!というふうに勝手に決めてはいけません。
ダウ理論 トレンドの定義に従って波がアップトレンドなのかダウントレンドなのか見極めて頂き、五波にまとまったから波として見よう~三波になったから波として見てみよう~という具合にまとめられるものはまとめてみる!と言った具合に波を引いてみてください。
2.基準となる波を決める
まずどこを基準とする波にするのか決めましょう。私の勉強会ではまず日足で波を引き基準を決める練習を行いますが、週足でも構いませんので波としてキレイに見える時間軸を選びましょう。
ここでポイントとなるのがある重要な高値安値を抜けて逆に動く波を発見することです。この逆に動くという相場の行動が重要な高値安値を決定するとても重要な情報を持っております。
逆に動く波を見つければあとは波の規模が確定しますので、相場の規模がはっきりわかってきます。
3.重要な経済発表を利用する
重要な経済発表は時として破壊的な相場を作ることで恐れられておりますが、私の勉強会では物差しでしかありません。
重要な経済発表クラスの巨額な資金を投入した相場であっても重要な高値安値が壊れないのであれば、本当にその高値安値は強いんだ~という感じでしか考えません。
重要な高値安値が分かってしまえば波の規模もはっきりわかるので波引きをする上で好都合となります。
ちなみによく雇用統計でエントリーしている方もいらっしゃるようですが、自分を痛めつけるような博打は止めたほうがいいですよ~
波引きの規模からどうやって右側のチャートを知るの?
波が引けたらそこで終了ではありません。ここからが本当の相場環境認識となります。
まずどのくらいの波の大きさで相場が動いているのか確認します。これには修正波のような波がうってつけです。
修正波は三波になりやすい性質を持っているので、チャートから見つけるのはそんなに難しくありません。修正波が分かればその中に入っているB波に注目し大きさを予め知っておきます。
次に修正波が終了したら3波の次は5波が来る可能性があり、5波の中の修正波である第2波や第4波に注目します。もしこの時大きさが違えば波の規模が異なっているということで、同じであれば副次的な波を物差しにして次の波を理解することが出来るのです。
意味がわからん!!と言う方のために動画をご用意しましたので、後ほどご確認ください。
まとめ
波引き勉強会の動画はしばらく続きます。しっかり波引き練習を行っている方が分かってくれるまで勉強会で取り上げていきますが、初心者向け勉強会でも多数取り上げておりますので、もしもっとご覧になりたい方は参考にしてみてください。
波引きは大変奥が深いので、言葉ではわかりにくい箇所も多数あると思いますが、動画と記事を参考にご自身のチャートでもしっかり波引きを行ってみてください。
ちなみにチャートの波引きを行う際はMT5がおすすめですよ~かなり昔からのデータがしっかり残っているサーバーで波引き練習を行ってみてくださいね。
それでは2017年03月09日に行われた波引き練習会ですが、お暇な方だけご覧になってくださいね。ではまた~