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FX波引き練習|トレンドとは逆の方向へ行く波を比較してみよう【動画197】

こんにちは~しんたろうです。

 

早くも2017年3月になってしまいましたね。

毎日、4時間足を追いかけ続けているので時間が経過するのがあっという間な感じがしますが皆様も一緒ではないでしょうか?

ただ何もしないで貴重な時間を過ごすわけにはいかないので、少しでも前進するために今回も波引き練習から特訓していきましょう。

 

トレンドとは勝敗である

前回の記事でダウ理論とエリオット波動論が波引きでは重要になることを説明いたしました。

しかしこれでもまだよくわからない!という方がいらっしゃったので、もっと簡単に考えられるように説明していきましょう。

それではまずこちらのローソク足を御覧ください。

ここでクイズです。このローソク足はどちらが大きいでしょうか?

・・・・・・しんたろうは何を言っているんだ?と思うでしょうが、答えは簡単ですよね~陰線です。

陽線の中は絶対にアップトレンドになっていて陰線の中はダウントレンドになっているはずです。このローソク足はアップトレンドに対してダウントレンドが勝ったことを表します。

波の引き方も同じで勝った負けたを単純化したものがチャートの波引きとなるのです。

ローソク足の勝敗くらいに簡単に考えないとどこの規模が現在勢力を持って相場を動かしているのかわからなくなってしまいます。

次は実際のチャートをご覧になっていただくのですが、目線は先程と一緒です。どちらが大きいでしょうか?

これも答えは簡単ですよね~青いトレンドラインが大きい波となります。

ということはこのチャートの場合、アップトレンド側の勢力が力が強いことがわかりますので、トレードするなら買いで攻めたい相場だということがわかりました。

しかしチャートの右側は何故か大下落をしております。え?買いが強いということがわかったのに何故大下落をしているの?

ここがダウ理論トレンドの定義とエリオット波動論が分かっていないと理解できないポイントになるのです。

 

ローソク足の始値と波の始点

相場の参加者は常にどこを見ているのでしょうか?

それはチャートの高値安値です。これはものすごく重要な事なのですが、トレーダーは高値安値を特に注意深く観察しその動向に注目しております。

ローソク足の高値安値であっても波の高値安値であっても相場の参加者は常に注目しておりますので、この高値安値を知らずにトレードすることは自殺行為だと言えます。

しかしチャートには高値安値がたくさんあり、どこの時間軸の高値安値を注目しているのかわかりませんよね?なので波引きをして重要な高値安値を把握するのです。

ヒントとなるところ箇所が幾つかありますが、まずは始値です。

ここは波であってもローソク足であっても開始を表す重要な部分となります。

値動きの開始をしたということはそこから判断を下した人が必ずいるということです。

陽線が陽線になるためには最初の一歩を踏み出した人がキーマンになり相場を動かせる人間になるということがわかります。

一般投資家がどう頑張ってもローソク足を動かすことさえ出来ません。FXの相場は常に300兆円ほどのお金が頭の上を飛び交っているような戦場なのです。素人が手を出せば痛い目にあうことは必至です。

なのでまずは重要な高値安値を波引きからいち早く見つけ出し、どこに向かって相場が動いているのかゴールを定め、現在相場を動かしている重要なグループはどこにいるのか判断することが相場でお金を儲ける上で一番重要なことになります。

そして今自分がどこに立っていてこれから何が起こるのか左側のチャートの波引きから判断し右側を確認していくのです。

 

トレンドとは逆に動く波を見つける

エリオット波動論で言うところの修正波ですね。

高値試しと戻り安値とかいう波です。トレンドとは逆に動くので相場の中では目立つ存在ですが、先程のローソク足の勝敗を参考に実際のチャートで確認して行きましょう。

先程のチャートを拡大し逆へ動く波を色分けしてみました。

逆に動く波が全て大きい波に負かされていることがわかりますでしょうか?このように逆の勢力(この場合は売りとする)を完全に負かせることがトレンドが発生しているときの条件と言えます。

逆に動く勢力を負かすことができなくなったら、本命のトレンドの力が弱まっていることを表し違うグループが参入してくる可能性を高まります。なので波引きから現在どちらのグループが相場の実権を握っているのか早急に確認する必要があるのです。

 

まとめ

今回公開する動画は2017年03月02日に収録した勉強会動画のほんの一部です。

02日は木曜日なので本来、勉強会開催日ではないのですが、あまりにも波が引けない方がいらっしゃるため急遽開催させていただきました。

なので突然、木曜日勉強会を閉鎖することもありますので、ご了承ください。

ただ今回の動画は内容がかなり濃いですので、前回の記事と一緒にご覧になって頂ければ更に波引きの理解を深めることが可能になると思います。

大切なことは波引きがうまく引けた~では無く、その波引きを使って右側を理解していくことが重要なので波引きはしんたろうのFX勉強会では門前くらいの感覚でしかないことをご理解ください。

これが出来ないとトレードすることは出来ませんよ~それでは今回もマニアック動画ですが、お暇な方だけご覧になってくださいね。ではまた~

 

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