こんにちは～しんたろうです。
この記事を書いているのは08月08日ですが、今年が終了するまで残り146日となりました。
皆様のトレードの成績はいかがでしょうか？このブログをご覧になった読者様の中にはトレード自体が変わった方や成績がどんどん向上したよ～というコメントも頂けて私自身とても嬉しく思っております。
その反面厳しい意見も頂いているのですが、今回は負けている方向けの動画となりますので、どうして良いのかわからない！という方は是非ご覧になってみてください。
値頃感だけでトレードしてきた事実を受け止めよう
読者様の中には元日の初詣で「今年こそはFXでしっかり成績を残すぞ」「欲望にまみれたトレードは今年で卒業する」など気持ちを固めて新たな決意で2017年を望んだ方もいらっしゃるかと思います。
2017年も半年以上過ぎました。成績はいかがでしょうか？
もし1円も相場から抜き取れていないのであれば、現金トレードを一時中止して自分と向き合ってみてください。
自分に嘘を付く必要はありません。今までのトレードを振り返ってみてください。
エントリーポイントを振り返ってみる
まずエントリーポイントを振り返ってみましょう。
MT4ではエントリーポイントをチャート部に表示させることが出来ます。
口座履歴をクリックして注文番号を選択しそのままチャート部に放り込むとエントリーポイント、損切り利食いなどの情報が図式化されます。
改めて自分のエントリーポイントを探ってみるとどういった考えのもとトレードしていたのかよくわかると思います。
自分も昔、自分のエントリーポイントを改めて見返した際に愕然とした経験があります。もっとうまいところでエントリーしているだろう～と勝手に思っていたのですが、実際に見返した際にどのエントリーポイントも飛び乗りに近いエントリーポイントだったのを覚えておりますｗ
ローソク足の勢いだけでエントリーしている
エントリーポイントを振り返ってみた際に気がつく点があると思いますが、自分自身の癖のようなエントリーポイントもあるかもしれません。
例えば先程のチャートだと右側のローソク足が大きく動いているのがわかると思います。大陰線になっている部分ですが、こういった部分でエントリーを繰り返している方は大変危険だと思います。
というのも先程のユーロ円のチャートは4時間足だったのですが、長期のトレンドがどのようになっているのか確認してからエントリーしないと痛い目に遭う可能性があるのです。
2017年08月頃のEURJPY週足
週足チャートから確認すると一見するとアップトレンドですが、チャートの右側のローソク足の値幅が短くなっているのに気がつくでしょうか？
もちろん先週のローソク足安値を今週のローソク足が負かしきれていないので、まだアップトレンドは継続中ということになりますが、いつ下落してもおかしくない相場だということもわかると思います。
しかし私達は事実を元にトレードしなければいけませんので、もし売りでエントリーを行うのであれば週足チャートもせめて先週の安値を負かしてからエントリーを行うことをオススメ致します。
2017年08月08日頃のEURJPY日足
日足チャートを確認すると前日のローソク足は陽線でした。それが今日、陰線になったことによって陽線を完全に負かしたことになります。
ということは明日、売りのエントリーをちょっと期待できるかもしれない相場に立ち会えるかもしれませんね。これは楽しみですｗ
もちろん週足がまた決着を付けていないことも考えると本気の売りはまだ先なのかもしれませんが、値頃感だけでトレードしてきた方からすると、このような情報すら考えずにトレードしてきたのではないでしょうか？
もっと動く！！という考え方が抜け切れていない
一年の初めに目標を決めたと思います。今年はしっかり目標を定めて頑張るぞ！！と神様に誓ったのではないでしょうか？
でも実際にチャートを目の前にするとたくさんお金が儲かりそうな大下落などを見てしまい、実際に目標以上のPIPSや金額を追うようになってしまっているのかもしれません。
そこには金を稼げないカラクリが隠されております。というのも自分自身の癖やトレードの甘さが自分自身で理解していないのだと思います。
トレードは「買い」「売り」「休む」の3つの手法を使わなければ絶対にお金を稼ぐことは出来ません。
しかし自分自身のトレードの未熟さに気がついていないがために利食いが全く出来ずズルズルポジションを引きずってしまっているのだと思います。
確かにお金がどんどん増える光景は面白いですが、ホームランばかり狙っていては前に進むことさえ出来ません～！
なので目標を決めたらしっかり利食いをしてその日のトレードを終わらせてほしいのです。
どうやってお金を儲けていくのか？
基本をしっかり学習することも大切なのですが、自分のトレードとしっかり向き合うことも大切です。
FXでお金を儲けるためにはまず何が必要なのでしょうか？
欲を切る
今までどうでもいいトレードをしてきたのは全て自分の欲望のままにトレードしてきた結果でしかありません。
それではいつまでたってもローソク足の動きに翻弄されてお金を稼ぐことは不可能です。
なのでトレードチャンスまでしっかり待つことを覚え、目標PIPSとゴールを定めてしっかり利食いと損切りを決めることから始めなくてはいけません。
もちろんとんでもない目標を決める必要はなく毎日実行可能な目標を決めてトレードすることを心がけます。
相場環境認識は当然行いますが、長期足の相場環境認識しか行ってない方はホームランバッターになる可能性がありますので長期足の情報を短期足に落とし込めるかが毎日実行可能なトレードに繋がると私は考えております。
トレード日記を付ける
しんたろうのFX勉強会ではエントリーを行った際にトレード記録を提出し添削することを勉強会で行っております。
添削されたエントリーは自分のトレードの甘さや弱点などいろいろな情報が詰まっておりますので、勉強会参加者にはトレード添削画像を保存するように指導しておりますが、これは日記をつけることと同じことだと私は考えております。
トレード日記は背景やトレード理由など細かく書いたほうが良いのです。そこにメンタルだけでトレードした記録やローソク足の動きだけでトレードした記録など書きたくないはずですから真面目にトレードするようになりますｗ
日記をつけるのが面倒な方はモニターキャプチャーソフトを使って自分のデスクトップを動画にして保存することもオススメです。
1人で話しながら相場環境認識を行うと改めて見返した際に気がつく点が多いのではないかと思います。
トレード回数を調整する
欲望のままにトレードしてきた方はトレード回数がでたらめに多い方が多いように感じます。
なのでしんたろうのFX勉強会ではトレード回数も出来るだけ調整するように指導しておりますが、目安は4時間足2本狙おう！という感じですね。
例えば夏時間でいいと18時、22時の4時間足を2本狙うトレードを行うだけでも成績は変わってくると思います。
もちろん2本の4時間足の中で乱発しては意味がありませんので、トレード回数も２～３回に抑える必要があります。
ポジポジ病になっている方はトレード回数を抑えることが難しいかもしれませんが、今、完治させないと一生治ることはありませんのでしがみついてでも治すように努力しましょう。
まとめ
メンタルについて動画の中で私が説明できるのは同じことを経験してきたからです。
負けトレードの数で言えば読者様よりもダントツで負けまくっているかもしれませんｗ しかし考え方を変えて真面目に取り組むようになってから成績はガラッと変わってしまいました。
今ではどうやって昔トレードしていたんだろう？と昔のトレードルールが思い出せない程です。
なので私に出来て皆様に出来ないことは絶対にありません。今、もし負けているのであれば一度現金トレードを中止して自分のトレードとしっかり向き合ってください。
それから再開しても遅くはありませんよ。もしどうしてもトレードしたいという気持ちが抑えきれないのであれば完全に病気ですので医師に相談したほうが良いかもしれませんねｗ
それでは2017年08月06日の勉強会の一部を公開しますので、本当にお暇な方だけご覧になってみてください。ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。
応援ありがとうございます。
