こんにちは~しんたろうです。
皆様は富士山に登ったことがありますか?
私は車で五合目まで行ったことがありますw
初心者がいきなり富士山に登っても怪我をしたり高山病になったりといろいろと大変だと思いますし、体を慣らさないといきなり日本一の山には登ることは出来ません。
これはFXでも同じです。まずは小さい目標から達成していかなくてはいけませんが、どのような課題をクリアしていかなければ行けないのでしょうか。ちょっと考えてみましょう。
小さい目標を自分で決めてどんどんクリアしていこう
しんたろうのFX勉強会では、FXを学習するにあたって、学ぶ順番というものがあります。
まずはダウ理論を学習し、トレンドを知り、相場の波引きを行っていくのですが、それと同時にデモトレードも行います。
そこで最初の課題にぶつかるのですが、これが一番の難所だったりします。
1.基礎理論をどうやってトレードに活かすのか
まず最初にクリアしなければ行けない課題は、学んだ基礎理論をどうやってトレードに活かすのかということです。
止まっているチャートやすでに結果がわかっているチャートでは、自分の考え方をチャートに無理やり押し付けて、答えを強制的に引き出すことは出来ます。
しかしそれでは意味がなく右側が見えない動いているチャートで答えを引き出せるかがポイントになります。
ではどのように動いているチャートに対して基礎理論を使って相場環境認識を行うのでしょうか?
これにはいくつかの方法がありますが、まず大きく分けて現在のチャートよりもちょっと左側のチャートがどうなっているのか判断する必要があります。
何も10年前までのチャートまで遡って分析する必要はまだここでは必要ありません。
ちょっと手前のチャートで今は問題ないのです。
初心者がいきなり長期すぎるチャートを使って相場環境認識を行ったとしても、余計に混乱するだけですし、トレードの邪魔になってしまいます。
直近のチャートが推進波の中にいるのか、修正波の中にいるのかだけでもわかれば充分です。
そこから徐々に広げていき現在のチャートが、過去から見てどういった箇所にあるのかがわかればトレードを考える上での重要な情報になります。
大切なことはチャートを見るとき後ろを向きながら前に進むということです。この意味がわかってくると相場環境認識が楽しくなるかもしれません。
ダウ理論とエリオット波動論は一緒に考える
もうちょっと具体的に課題を考えていくとすると、ダウ理論とエリオット波動論を一緒に考えることで、相場の全体像が見えてきます。
これが初心者にとって一番難しく頭を悩ませるポイントであると私は考えております。
慣れてしまうは逆にチャートがそのようにしか見えなくなりますが、最初はダウ理論だけエリオット波動論だけで考えてしまい、結局トレンドがどっちに向いているのかわからず修正波を推進波として間違った味方をしてしまう方もいらっしゃいます。
そうならないためにもダウ理論とエリオット波動論は一緒に同時に考える必要があり、慣れてくれば注目する水平線やゾーンも同時に考えることが出来るようになります。
2.小さい目標からクリアする
先程、冒頭でも触れた富士山ですが、昔は女人禁制の山だったって知っていましたか?
富士山は日本一の山ですが霊山でもあるので、女性の方は登ることを禁止されていたのです。しかも最初に登った女性の方は1832年(天保3年)高山たつさんという方で、この方も男装して男として登ったそう。
それではどうしても登りたい女性はどうしていたかというと「富士塚」という富士山の土や岩などで作った人工的な小さい山を登っていたのだそうです。
ちなみにこれが富士塚ですが、今でも誰でも登れるそうです。
話はかなり脱線しましたが、富士山に登る前に小さい山を登って慣れてからでないとFXという偉大なる山には登ることは出来ないのではないでしょうか。
一日10PIPSを一年間毎日獲得するという目標を立てて、素直に実行している方は、約2640PIPS獲得しているはずです。
でもそれをバカにしたり隣の芝生ばかり見ている方は、10年後の自分がどうなっているのか想像することなく今を生きていると思います。
私もタイムマシーンに乗って過去の自分をぶん殴ってやりたい気持ちはいつもあります。
「もっと出来たことはあったんじゃないか」
準備不足が招く結果はいつも最悪な言葉で終わるのが世の常ですが、今からでも遅くはないと思います。まずは小さい山から登って徐々に体を慣らしてください。
一日10PIPSが難しいのなら一週間で30PIPSでもいいのです。小さい目標からクリアしていけば、必ず大きな山に登れる体力が身についてきます。
そのためには近所の山に登るのも戦略の一つなのです。
3.投資計画書を作ってみる
これから自分はFXを使ってどのように稼ぎ、証拠金をどのように増やすのかという計画書です。
例えば一日20PIPSを毎日獲得したとしましょう。
それに伴って徐々にロット数も増やしていったとします。
一年後には約5,280PIPS獲得することになりますが、もちろんその中では負けトレードもあれば、爆ガチトレードもあると思います。
ですが最初に作った投資計画書に基づいて計画しトレードを行ったとすれば、爆ガチトレードなんてあってはいけません。
勝った分も計画書に基づいて行っていけばいいだけですし、むしろ負けトレードをいかに減らすかが鍵となるはずです。
「稼げる時に稼げばいい」
という考え方では計画書を作った意味がありませんし、運次第という部分がどうしても付き纏います。
ですので計画に基づいて動いていただければ、例え大相場になったとしても「計画通りだから」と冷静に物事を見ることが出来るはずです。
兼業トレードならトレードする時間も考えてみる
どうしてもトレードに専念することが出来ない兼業トレーダーも嘆くことはありません。
仕事をやめることが出来ない会社の代表者だっているわけですから、今の状況を悲観しても始まりません。
この状況をどうやってプラスに活かすかだけを考えればいいだけです。
自分が何時に帰宅しパソコンの前で落ち着いてトレードできるのは何時なのか。FXは時間との勝負です。
その時間をうまく使えた人だけが勝利を掴むことが出来ますので、トレードする通貨ペアが活発に動く時間帯と帰宅する時間がちょうど合わさるようなところをピックアップすればいいだけですから、焦る必要はありません。
仕事をされている方なら、事業計画書や売上の目標などを立てることが日課の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
それならすぐに行動して未来の自分のために行動すべきです。生活全てがFXに直結していると思って明日から行動してみてください。
4.当たり前のことを当たり前のように毎日実行する
これが一番難しいことだと思いますが、単純なことを毎日実行し坦々と行うのは決して楽なことではありません。
毎日、相場環境認識を行う際は月足からチェックするというマイルールを作ったとしても、「昨日見たから大丈夫でしょ」とか「月足はそんなに変わらないし」と安易に考えている方も少なくありません。
ですが、そうやって月足から段々離れていくと必ず悲劇が待っております。
チェックしなくてはいけない水平線や高値安値を忘れ、その地点に到達していても気が付かないのです。
ではこの話のどこに修正点があったのか?
それは当たり前のことを当たり前のようにしてこなかった点にあります。
それは波引きでも水平線でも同じです。
FXは何度も何度も確認し、自分が納得できるまで相場環境認識を行う上でトレードが成立します。
そのためには今まで綿々と受け継がれてきた基礎理論を迷いなく実行し、疑うことなく行う必要があります。
この勉強会でも何度もおすすめしている「勝ち続ける意志力」にも同様のことが記されております。
奇抜なアイディアよりも、基本に忠実に実行できるのか
単純な作業を毎日同じように実行できる方が、何倍も結果を残せるという事実
隣の芝生ばかり見ている方は、絶対にできない芸当だと思いますが、誰でも出来るのに誰もそれをしないのです。
最近見た動画の中で感動したものがありましたので共有させていただきます。是非ご覧になってみてください。
まとめ
10年後の自分へ贈る最大の贈り物として今があるなら、即実行すべきことは山のようにあると思います。
「あのとき頑張っておいてよかったな」
と思えるようにするためには、どれだけ歯を食いしばって学習したのかという点もFXに置いては大きいのではないでしょうか?
しんたろうのFX勉強会は他の勉強会に比べると難しく厳しいです。もちろん遊びでこんなことは出来ません。
ですが実りが多いのも事実です。今回は卒業生との対談動画も載せておきますので、10年後の自分へ向けて今すぐ行動してください。
ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。