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FXメンタル強化|待てない人ほど負ける?何故、待てば待つほどチャンスが増えるのか?

 

 

こんにちは~しんたろうです。

2021年も残り約3ヶ月間となりました。読者様はいかがお過ごしでしょうか?

普段から4時間足や日足ばかり追いかけていると、時間の経過が本当に早くてあっという間に深夜ということも日常茶飯事ですが、この「待つ」という作業がどうしても我慢できない方がいらっしゃって、今回の記事はそんな待てない人向けにいろいろ考えてみました。参考になれば嬉しいです。

こんな方におすすめ

  • 動きそう~とチャートを見てトレードしてしまう方
  • 待つのが勿体ないと思ってしまう方
  • どうしてもチャンスポイントまで待つことが出来ない方
  • FXで負け続けている方

FXは待つことが仕事!待つことの大切さとは?

過去記事

FXでは休むことが勝ちになることもあります。

FXメンタル|負けトレードが連続で発生した場合、どうすればいいのか考えてみる

FXデイトレード勉強会|休む相場とは?難しくなる前に撤退する術を覚えよう【動画226】

 

読者様は「待つ」「休む」ことに対して、普段のトレードの中でどのくらい意識されているでしょうか?しっかり待ってからトレードされているでしょうか?

私も4時間足と日足を基軸としてトレードしていると、4時間足1本待つ作業は普通ですし、4本くらい待ってからトレード開始するなんてことも当たり前にあります。

逆に1時間足以下のローソク足を見る機会が本当に減りました。特にボラティリティーの高い通貨ペアでトレードする場合、1時間足以下のチャートだと短期すぎてチャートの動きが速すぎるような感覚になり、1時間足でトレードするとタイミングが合わずトレードに失敗することも多々あって、最近では出来るだけ見ないようにトレードしております。

勉強会参加者もまだ4時間足数本待つことは苦手なようで、待てなくて困ったという意見もチラホラ聞こえます。では何故、トレードする前に「待つ」作業をしたほうがいいのでしょうか?

待つことの重要性

何故、待てば待つほどチャンスが増えるのでしょうか?

例えば上記のようなチャートがあったとして、現在地から考えて上昇するのか下降するのか、あーでもないこーでもないと言いながら考えているとします。

ここからトレード開始した際の勝敗は確率で言えば50%になりますし、どのくらいPIPS幅を狙うかによって確率は変わってくるでしょう。

しかしそもそもこういった考え方でいるうちは、おそらく高い確率で負けるはずです。それは何故なのでしょうか?

 

その理由としては、メイントレンドに対して、これからトレードするポジションは「順張り」なのか「逆張り」なのかが明確になっていないことが挙げられます。

分析を行った上で出した結論であれば、まだマシなんですが自分が一体今から何をしようとしているのか分かっていない状態でトレードを開始すれば、ちょっと逆方向へ動いただけで、臆病になってしまいどうでもいい損切りを大量に量産する結果になってしまいます。

なのでまずは自分が一体何をこれからするのか説明できなければ、トレードする意味はないのです。

 

次に挙げられる理由として、ゴールが明確になっていません。

ただ動きそうだからといってトレード開始しても、最初の段階からチャートのゴールが明確になっていないのであれば、動いてくれたらいいな~でトレードしているのと何ら変わらないのです。

まずは冷静になってチャートがどこへ向かっているのかはっきり出来るチャートでトレード開始するのが懸命だと思います。

 

最後の理由としては現在地から上昇するのか下降するのか考えるトレードは、左側のチャートを活かしたトレードではありません。

私達は巨大なマーケットでトレードしている神々のおこぼれをもらっているうちにすぎません。一般投資家では誰もローソク足一本すら作り出せないのが現実です。

であれば私達は何を元にトレードを行えばいいのでしょうか?シンプルな答えとして過去チャートを参考にトレードを行ったほうがいいと考えております。

要するに神々トレーダーが作ってきた「軌跡」を参考にトレードしたほうがいいということです。

例えば上記チャートの場合、直近のチャートを確認すると下降を開始したポイントと上昇したポイントが分かっております。

であれば再び同じポイントへ到達した場合、過去に形成した流れを模倣する可能性があってもおかしくはありません。

神々が何故、そのポイントからトレード開始したのかは、私達には知る由もありませんが、もしかすると同じ動きになるかもと思っている世界中のトレーダーだっている可能性はあると思います。

もちろん全く同じポイントに指値ポジションを仕掛けて待っていて届かなかった場合もありますし、待っていたのにそのまま動いてしまったというケースもあるでしょう。

しかしその考え方も負けトレードを生む原因のひとつなのです。

ポジポジ病は大病です。

待つことが出来ないトレーダは、全員ポジポジン病という大病に侵されている可能性があります。

ポジポジ病は、チャンスまで待てずにポジションを持ってしまうトレーダーのことで、乗り遅れたら勿体ない、チャンスにしっかり乗りたいと考え、常にポジションを持っていないと不安で仕方がない人のことを指します。

不思議なことなのですが、ポジポジ病の方はポジションを持っても、相場環境認識を行っていないので、ポジション保有後に相場環境認識を開始、分析をする傾向にあります。

そして自分のトレードが間違ったトレードではないかと不安になり、メンタルに負けてポジションを無駄な箇所でクローズしてしまうのです。

何回も繰り返し負けトレードを量産してしまうので、気がついたときにはすでに手遅れとなります。本当に怖い病気です。

 

ポジポジ病に侵されている方たちの考え方は「待っていたら乗り遅れそう」「チャンスポイントまで届かないこともあるよね」などという否定から入ります。

なのでどんなに説明や忠告をしても受け入れられず、勿体ないという考え方から待つことが出来ずに乱発を開始してしまうのです。

しかし冷静に分析すれば実際のチャートは待っていたほうが効率的なしっかりしたトレードが出来るところばかりです。実際のチャートを確認してみましょう。

例えば上記チャートのような4時間足があったとします。

赤矢印のあたりからエントリー開始できれば、証拠金もしっかり増えること間違いなしの見事なダウントレンドなチャートです。

では赤矢印のあたりからトレードを開始するためにはどんな相場分析が必要だったのでしょうか?

それにはまず自分が何波目を取りに行くのか明確にすることが大切ですし、紫色の水平線付近にレジサポが出来上がるのではないかという可能性から待ち構えていなくてはいけません。

ですがもっと大切なことはいきなりトレードを開始しない心構えが大切です。

 

もし上がりそう下がりそうでトレードしてしまったり、ローソク足の値動きに翻弄されトレードしてしまったら、自分のポジション付近まで戻ってくるローソク足に耐えきれなくなり、一時は損益がプラスになったポジションでも段々損益に変化が出てくれば、メンタルに負けてポジションを解除してしまうことになるでしょう。

そうならないためにもまずはチャートで出来る限りの対策と分析を行ってからチャンスタイムを狙うように普段から心がければ、いざというときも冷静に対処することが可能になります。

ローソク足がクローズするまで待ちましょう

待てない人の特徴として、ローソク足がクローズする前に結論づけてしまい、ローソク足が形成中でもエントリーを開始してしまう傾向にあります。

出来るだけローソク足がクローズしてから判断し、トレードを行ったほうがもっとトレードチャンスが増えますし、エントリーポイントも明確になります。

例えば上記チャートに引かれた紫色の水平線を今一度確認してみましょう。

紫色の水平線が左側のチャートから判別出来たとして、仮に形成中のローソク足が水平線を越えてきたとします。

実際のチャートではひげ先やローソク足の実体がちょっとだけ水平線を越えている場面があったりしますが、形成中に仮に水平線を越えたからと言って、トレンドは終了したとか水平線が機能していないという結論は速すぎると思いますし、形成中に水平線を突破したからと言って、安易に答えを結論づけてトレード開始してしまうば、ローソク足が水平線に再び戻ってきた際に、不安になってポジションをクローズしてしまうような無駄なトレードが発生してしまいます。

なのでローソク足クローズ後に、注目するポイントに対してローソク足がどのようなアプローチをしたのか、そして結論はどうだったのか確認してからエントリーしたほうが損切りも明確になり、水平線や高値安値など注目するポイントが生きているのかどうか確認するにも効果的だと思います。

エントリーしたい!!という気持ちを一回リセットし、チャンスじゃない?と思ったら冷静になってからでも遅くはないと自分に言い聞かせてから、マイルールを見直しトレードを行ってみていただければ、やらなくてよかった相場だったかもしれません。大切なことは無駄なトレードを出来るだけ減らすことです。

 

まとめ

自分がトレードする通貨ペアが動く時間で相場環境認識を行っても意味がありません。活発に動かない時間帯を利用して最低でもトレンドや水平線を分析してからトレード開始するように普段から心がければ、おのずと無駄なことはしたくない!という気持ちになり、待つことの重要性を確認できると私は確信しております。

それでも待てない方は是非FXサバイバルトレードにご参加いただき、しっかり学習してくださいね。皆様のご参加をお待ちしております。ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。

 

 

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