FXプライベートレッスン新規生徒様募集中

FXメンタル強化|トレードルールよりももっと大切で重要なポイントとは?

 

 

こんにちは~しんたろうです。

残暑でまだまだ暑い日々が続いている今日のこの頃ですが、私はコロナワクチン二回目の接種が終わり、副作用の高熱と全身筋肉痛で二日間ほど動けない日々を送っておりました。

事前に解熱剤と食料を買い込んでいたので何事もなく終わりましたが、知らなかったらちょっとまずかったかもしれません。やはり事前準備は怠ってはいけませんね~

さて今回は「ルール作り」の前段階について考えていきたいと思います。読者様もトレードルールやマイルールなど色々なルールがあると思いますが、0から作る際にルールの内容よりも重要なポイントが分かっていないとどんなルールを作っても意味がありません。そのポイントを一緒に考えていきましょう。

 

こんな方におすすめ

  • これからルールを作ろうと思っている方
  • ルールを作ってもすぐ変更してしまう方
  • ルールを中々守れない方
  • そもそもどんなルールがいいのかよくわからない方

 

 

ルールの中身よりもっと大切なポイントとは?

過去記事

FX資金管理|ギャンの価値ある28のルールと損失許容金2%について

FXトレードルール|FXでお金を稼ぐための5つのスキルとは?

FXトレードルール|FXにもダイエットが必要?自分にとって一番簡単なトレードとは何か?

FXトレードルール|自分のトレードルールを実行する前に必ず考えなくてはいけない5つのこと

 

読者様はトレードルールと聞くとどんなものを思い浮かべるでしょうか?

移動平均線がクロスしたら・・・とかボリンジャーバンドが広がりだしたら・・・とかインディケーターを使ったルールもありますし、トレードする時間を制限するようなルールを作る方もいらっしゃるかもしれません。

「どんなトレードルールを作れば勝てますか?」

「ルール作りにおいてどんな理論が必要ですか?」

など初心者であればルールの内容=聖杯と思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことは一切ないことを断言させて頂きますし、ルールの内容よりももっと大切なことを知らなければ、どんなに良いルールを作っても全く意味がないのです。

 

ではルールの内容よりもっと大切なこととは一体何でしょうか?

それは自分で決めたルールを守りきれるか?ということです。

 

守るためにルールを作ったんだよね?それなら守れるでしょ?

と思うかもしれませんが、初心者の方で一年間自分の作ったルールを守ってトレードされている方を私は今まで見たことがありません。

というのも初心者の殆どは自分のルールを作っても、隣の芝生は青い状態(向こうのルールのほうが良さそうと思ってしまう状態)に陥り、もしかしたらこうしなければいけなかったのではないか?とかここを修正してもっといいものをルールとしようなど、一度ルールを作ってもどんどん途中で変化させてしまい、ルール作りに聖杯があるのではないかと研究家のような分析検証を結局始めてしまうのです。

 

気持ちは痛いほどわかります。

私もよりよいレポートを作りたいので、何回も書き直したり文章を付け加えたりすることは日常茶飯事です。

しかし一度決めたルールが本当に実行可能かどうか判断するためには最低でも三ヶ月くらいは検証してみなければ判断することは出来ません。

それに初心者トレーダーでなくても、様々な情報がネットにあふれている昨今だと、あれもそれもこれもといろいろなルールを武装したくなる方も多く、初心者トレーダーのルール作りの流れが毎回以下のような感じで行われていると私は考えております。

参考

  • トレードルールを作る
  • 数日検証する
  • 不安になる
  • 検証途中でルールに変化を加える
  • 細かい修正をしつつ、トレードを行う
  • トレードに成績が出ないと「何が悪いのか?」分析に入る
  • 勝てるトレードルールがないのか調べまくる
  • 結局、見つからず疲れ果ててルール無視のトレードを始める
  • 大きく負けて嘆く
  • 土日に止まっているチャートに向かってルール作りを行う
  • 再び1に戻る

これでは時間の無駄ですし、もし現金トレードをされているのであれば、尚更大切なお金をドブに捨てるだけの行為になってしまいます。

まずは石にかじりついてでも一度作ったルールを最低三ヶ月間変化させずに実行し、ルールに基づいて素直にトレードした結果に対して向き合えなければ次はないと思います。

ルールを守りきったという自信

三ヶ月間というのは短い期間ではありませんし、すぐにでもお金を稼ぎたいと思っている方からするともったいないと思うかもしれませんが、それでもルールを守りきったという自負がなければ、激しく動くチャートと対峙することなど不可能ではないかと私は考えます。

 

トレードに負けているときは自分が何をしているか分かっていないときです。

しかしルールを守りきって、成績を残せた自負があれば落ち着いてルールを思い出し、しっかり厳守出来れば、再び成績はもとに戻るはずです。

なのでルールの内容よりもまずは自分が作ったルールを守りきれるかどうかが肝心となってくるのです。

 

勉強会参加者様の中にはトレード開始すると頭が真っ白になってしまい、どうでも良い箇所でトレードを連発するような無駄トレードを量産する方もいらっしゃったりします。

そういう方はまずもっともシンプルで毎日実行可能なルールを三ヶ月間守りきって頂き、トレードの練習を積み重ねて頂ければ、複雑に動いているように見えるチャートも落ち着いて観察することが可能になると思います。

スポーツも芸術も同じですが、最初から全て成功を収めることなど出来やしません。

なので最初は間違っててもいいので、シンプルで実行しやすいトレードルールで検証してみてください。

おそらく三ヶ月後の自分と今の自分は明らかに差が生まれているはずです。

 

トレードルールのまとめ

素直にルールを実行してみてください。

そうすれば自分に何が足りないのか、何が得意なのかがわかると思います。

裁量トレードの場合、生活する時間帯とトレードする時間帯をはっきりさせなければいけません。

なので最初から無理があるトレードルールは意味がありませんので、三ヶ月間実行検証可能なルールを作る必要があります。

勝てるルールではなく守れるルールをしっかり考えて実行してみてください。ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。

 

 

参考文献

  • B!