こんにちは～しんたろうです。
今頃気がついたんですが、しんたろうのFX勉強会を開始して何と4年が経過していたことがわかりましたｗ この勉強会も4周年を迎えて何だかいろいろと考えさせられるものがありますね～当初はこんなに長く継続する予定は無かったのですが、皆様の応援とFXの悩みが尽きないこともあり、ここまで続けることが出来ました。この場をお借りして感謝とお礼を述べさせていただきます。本当にありがとうございますm(_ _)m
今回の記事はしんたろうのFX勉強会特別ルール「鉄の掟13」について少し掘り下げていきたいと思います。勉強会参加者は日々このルールを遵守してトレードをされているのですが、中にはすっかり忘れていてメンタル崩壊しながらトレードをしている方もいらっしゃるので改めて兜の緒を締めようと思っております。皆様も13の掟を見て思い当たる節はありませんか？
メンタル崩壊を防ぐのは手法ではなくライフスタイル？？
ローソク足トレードロジックの販売も好調で販売総数は約420本、そのうち卒業生は26名となり、中にはプロトレーダーとして生計を立てている方もいらっしゃいます。皆さんの頑張りに私も刺激を受け続けており、もっとわかりやすく解説できないかと熱が入る次第です。ただ販売総数と反比例して挫折する方やいろいろなご事情でFXを諦めざる得ない方もいらっしゃって、私としてもやりきれない気持ちもあったりします。
FXは世界で一番難しい頭脳ゲームと呼ばれており、このゲームを制する方は本の一握りということを考えれば卒業生の数も少なくないのかな？と思うのですが、私の目標はローソク足トレードロジックご購入者を卒業させることですので、今後もかなり濃い授業内容で頑張っていこうと思っております。
さて前置きは長くなりましたが、皆様は鉄の掟13をしっかり守れているでしょうか？しんたろうのFX勉強会では鉄の掟13をしっかり遵守するようにルール付けられております。
- 金曜日の深夜二時以降、絶対にポジションを持ってはならない
- 移動中にトレードしない
- 仕事中にトレードしない
- 忙しい時にトレードしない
- 携帯、スマホでトレードしない
- 自分勝手な予想（～だろう）でトレードしない
- ボラティリティが小さい通貨ペアでトレードしない
- ニュースや第三者の意見だけでトレードしない
- 無茶苦茶な枚数（ロット）でトレードしない
- 疲れている時や病気に侵されている時にトレードしない
- 二つ星の経済発表や要人発言時のチャートの動きでトレードしない
- 目標PIPS以上のトレードを絶対してはいけない
- 酒を飲んだらトレード禁止
この内容は基本概念05を参照していただければご覧になれますので是非一読してください。
でもこの内容ってFXとどういう関係があるの？と疑問を持つ方もいらっしゃると思います。酒飲みながらトレードするわけ無いじゃんｗって思うのが普通ですが、負けている時は平常状態ではなくかなり焦っている時に負けているのではないでしょか？
落ち着いた環境でトレードできているのか？
例えば鉄の掟2の「移動中にトレードしない」という項目をチェックしていきましょう。皆様は朝起きて支度し、電車や車に乗って通勤されていると仮定します。会社まで通勤時間が約60分くらいだとすると、その間とてもお暇ですし特にやることもないと思います。移動手段が電車だと、ついスマホ片手にゲームをしたり調べ物をしていることでしょう～これがFXでは悪循環を招き、負けやすい環境を整えているのです。
最近はどこの証券会社もスマホアプリでどこでもトレードできるように予め用意されていて、一見するととても便利だしチャートもスマホで見れるからどこでもエントリーできるように思います。通勤時間を有効に使ってお金儲けが出来る～♪と安易に考えることは容易に想像できますね。しかしこれが一番怖いことで負けやすい環境を自分で構築し、入金地獄に陥るための用意を自分でしていることになります。
自分も経験があるのですが、電車の中では周りの目も気になりますし、通勤移動時間も決まっているためエントリーのタイミングを逃しやすく、エントリーしたとしてもポジションを塩漬けにするなんてこともしばしばありました。あと一番良くないのがチャートの重要な高値安値を見落とすことがあって、気がついたらゴールしていた何てこともありました。
勝ち続けるためには自分が持っている武器をしっかり知ることが大切です。スマホでトレードして勝っているトレーダーも恐らくいらっしゃるでしょうが、そういった方はほんの一部だと私は思っております。私達は天才ではありませんし、特別な能力を保有しているというわけでもありません。勝ちやすい環境は自分で整え、落ち着いてトレードする必要があるのです。負けたときの言い訳は他人になすりつけてはいけませんよ。
自分勝手な分析は全く意味がない
先程の通勤の話に戻りましょう。もし読者様が朝起きて「あれ？このチャートならエントリーできる？」と思ってエントリーしたとします。でも会社に行く時間が来てしまい、自宅のパソコンから離れて車で会社に向かったとします。もちろん損切りや利食いを入れていると思いたいのですが「どうせこっちに動くんでしょ～♪」などと勝手な想像でチャートを見てしまい、損切りも利食いも入れずに放置していたらどうでしょうか？信号待ちでスマホをいじりながらチャートを確認し、とんでもない動きになっていたとしたらどうでしょうか？落ち着いて運転が出来ますか？自分なら焦りすぎてどうにかなってしまいそうですｗ
自分勝手な予想（～だろう）でトレードしない
これは耳が痛い！！なんて人もいらっしゃると思います。私も経験がありますｗ 自分勝手な予想をしたために、チャートがそのような形にしか見えず、経済発表もトレンド方向へ動くんでしょ？なんて甘い考え方をしている時期がありました。思い出したくもない暗黒時代です（泣）
ここでの解決方法は「誰が見ても変わらない情報」でトレードすることを念頭に置くことです。Aさんはこのように見えるけどBさんは違う・・このような情報ではあまり意味がありません。私達は大金持ちの残した痕跡をもとにトレードを行い、おこぼれを貰っているに過ぎません。第三者目線でトレードしていかないといつまでもお金を稼ぐことは出来ないと思います。なので自分勝手な考え方を今すぐ捨てて誰が見ても変わらない情報でトレードしていきましょう。
天狗になったら即死
しんたろうのFX勉強会ではデモトレード期間と現金トレード期間の2つを設けております。日数は人それぞれですが、デモトレード期間を約一ヶ月、現金トレードは約三ヶ月行うのが理想ですが、これはあくまでも検証期間とルールがしっかり守れるのか？という自分を見直す期間でもあります。
このような方はいらっしゃいませんか？デモトレードを約一ヶ月行っていて「これなら現金トレードもバッチリ」と勘違いをし、大切な資産を削って証券会社の口座に入金。トレードを行ったら案の定、ロスカットされたなんてご経験・・・私もありますｗ
でも一ヶ月間デモトレードを行ったのに何がいけなかったのでしょうか？それはただ一ヶ月間トレードしただけだったことです。何の根拠もなしにトレードしただけで「これなら大丈夫じゃない」と考えてしまい、大切な資産をドブに捨ててしまいました。本当はもっと自分のライフスタイルとトレードルール。PIPSをしっかり管理し問題ないと数字で出せてから現金を扱うべきだったのですが、安易に考えすぎてしまいとんでもない地獄にハマってしまったのです。
しんたろうのFX勉強会では各自目標PIPSをしっかり定め、地道にトレードしております。そしてトレードした履歴を添削し次回に生かしております。でもこれは通常一人で行うべき作業です。添削も自己評価も分析も全て一人で行うのがFXですが、それを勉強会では一緒に行っていく形になります。これなら今まで何をしてきたのかさえわからない方でもやることが見えてくるのでどんどん先に進めますよね。
まずは自分の自己評価を安易に考えることを避けるべきです。天狗になったら戦場では即死を意味します。いつまでも謙虚さが絶対に必要になりますので心に刻んでおきましょう。
まとめ
私の勉強会ではテクニカル分析が中心ですが、あくまでもテクニカルはメンタルコントロールができて初めて役に立つものです。手法ばかり気にしたり勝率に目が行く方は自分自身をコントロールする術を真っ先に確立する必要があると思います。FXの90％以上はメンタルで構成されており、自分自身の分析が出来ていないと何も始まりません。自分の中に解決策や勝ち続けるための方法がすでにあるのですから、いち早くそれを知る必要があるとしんたろうは考えます。
FXは買う、売る、休むの3つからなりますが、それを判断するのもまた自分なのです。自分とは一体どんな人間なのか？早く知ったほうが勝ちやすくなると思いますよ。ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。