こんにちは~しんたろうです。
北朝鮮問題で相場が大荒れになる中、この記事を書いている9日は北朝鮮の建国記念日ということでまたミサイルを日本に向けて打とうとしているようです。
ニュースを見ると「9」が付く日にミサイルを打っているそうで日付に9が付く日や足し算をすると答えが9になる日を選んでいるのだそう。
マジか!!?ということは2017年09月09日も危ないけど19日も29日も危ないということで9月はヤバそうな感じですよね。
でも9月を過ぎると2017年10月01日だと合計10になってしまうし数字の合計でミサイルを打つのは無さそう。バカなこと考えていないで世界と連携を取って平和的解決を北朝鮮に望みます。
「毒入り」のローソク足とは何か?
しんたろうのFX勉強会では様々なエントリー手法に名前が付いております。
ネックや超短期水平線、肩ロースに未だ君と俗語ばかりw 動画を見ている皆様にとってはクエッションマークが付く話ばかりですm(_ _)m
このあたりは勉強会に参加された方に詳しく解説はしているのですが、全て意味があるエントリーポイントばかりで、そこが見えていないと即死必至は避けられないところばかり。
今回はそんな重要なエントリーポイントの中で「毒入り」のローソク足にスポットを当てて見たいと思います。
「毒入り」を見分けるには?
動画の中で私がよく「毒入りソーセージ」と呼んでいるローソク足が今回の話のキーワードとなります。どんなローソク足が毒入りになるのでしょうか?まずはこちらのチャートを御覧ください。
このチャートの中に毒入りソーセージが何箇所か隠れているのですが、どのローソク足が毒入りになるか皆様にはお分かりになりますか?
まず毒入りソーセージを見つけるためには自分が「買い」で攻めるのか?「売り」で攻めるのか?によって話が異なりますので今回は売りで話を進めることにしましょう。
このチャートの場合、ダウントレンドを形成しておりますので、毒入りソーセージは以下のローソク足になります。
え?こんなにあるの?と思われた方も多いと思いますが、毒入りソーセージというローソク足はこんなにたくさんあるんですよ~
ただ勘違いしてはいけないのが、もし読者様が矢印のところからエントリーを始めた場合に限るということです。その場合の毒入りソーセージがこれだけあるということを意識しなくてはいけません。
例えば波の頂上から売りでエントリーをすでに行っているのであれば損切りは頂上付近ということになりますので、それよりも下に存在する毒入りソーセージは利食いの目安ということになり無効になります。
陽線=買い 陰線=売りというグループで見る
それでは毒入りソーセージを判別するポイントを探っていきたいと思います。
毒入りソーセージのポイントは、このチャートの場合、「売りに対して買いが完全に負けたところ」を表します。
先程のチャートの一部を拡大致しました。
注目するポイントは陽線125PIPSのローソク足が陰線92PIPSによって負かされております。
え?でもその下に77PIPSの陽線もいるからエントリーできないのでは?とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?その考え方は間違っております。
チャートの見方の一つのポイントはローソク足のPIPS=人気投票の結果として見てみてください。
人気グループ125PIPSが負かされている相場で77PIPSのグループは生き残れるでしょうか?この問題なら幼稚園生でも答えられる問題です。
125PIPSと77PIPSなら125PIPSのローソク足のほうが大きいに決まっております。なので125PIPSが負かされた場合、77PIPSが負かされるのも時間の問題というわけです。
「毒入り」は何故負けやすいのか?
毒入りソーセージの判別方法は分かったとして何故、そのローソク足でエントリーを行うと負けやすいのか?
意外と知られていない負けやすいポイントを解説していきたいと思います。
まずは基本のおさらいです。
このようなオーソドックスな波があり自分の現在位置は矢印の付近にいたとします。
左側の重要な安値を切り下げて来た場合、この後の動きはどうなるでしょうか?(※わからない方はダウ理論やトレンドの定義で検索してみてください)
答えは修正波が入るです。簡単でしたね~w
この動きをローソク足にするとこういう感じになります。
これはローソク足の中にあるトレンドに対して最小の波を引いたものです。極小の波と言えば良いのかもしれません。
左側のローソク足陰線68PIPSから右側の陰線92PIPSが完成するまでの短い時間ですがトレンドはアップトレンドでした。
その守られてきた安値を壊したローソク足が毒入りソーセージである陰線92PIPSとなります。なので今回のケースの場合、長期トレンドがダウントレンドに対して同じ方向に入ってきたローソク足を見送ってからエントリーしましょう~というのが、しんたろうのFX勉強会では「毒入りソーセージ」というエントリー手法になるのです。
注目する高値安値を抜けると必ずどんな規模でも修正波が入ります。完成したローソク足ではそのような動きは見えないかもしれませんが、ローソク足の中ではかなり動いているのが分かるのです。
先程の毒入りソーセージ陰線92PIPSを15分足にして細かく確認してみましょう。
4時間足の中を分析すると上部のチャートのようになっておりました。赤い水平線上部は一つ手前の4時間足安値、下部の水平線は125PIPS陽線の安値に対して水平線を引いてみました。
確認すると一つ手前の陰線安値を抜けると一回修正波が入るのが分かると思います。なので陰線安値を抜けたからいきなりエントリーするということはかなり高い確率で損切りされたりメンタルに負荷がかかりやすいということを意味するのです。
毒入りソーセージでエントリーするということは往復ビンタに合いやすいということも意味します。なので出来るだけというよりも絶対エントリーしたくないローソク足として認識して頂き、絶好の売りの条件が揃ったな~というシグナル的な要素としてローソク足を見て頂ければ、もっと安心してエントリーできるというものです。
相場環境認識あっての毒入りソーセージ
さてここまで話を聞くと毒入りって最強じゃん~!と思うかもしれませんが、これは相場の背景がわかっていての話で、トレンドが今現在どちらに向いているのか?という最低限の情報さえ分からなければ毒入りソーセージもトレーダーにとって本当の猛毒になってしまうかもしれない危険なローソク足です。
上部のチャートのように方向性が見えにくい相場で、そもそもどちらに向いているのか?自分はどちら側を応援しながらエントリーすれば良いのかというのが見えにくい相場もあります。
なので毒入りソーセージを練習する場合は「もし自分が売りの立場なら?買いの立場なら?」と頭の切り替えをスムーズに行うために何回も練習したりすることをおすすめさせて頂きます。
あとでチャートを見直した場合、毒入りソーセージでエントリーしてしまっているとなれば、相場環境認識を行っていない、相場が見えていない、待つことが出来ないなどの原因が考えられます。
ポジポジ病に侵されている方は毒入りソーセージが大好物のようですので、猛毒ですから特に注意が必要と言えますwなのでエントリーする前にしっかり相場環境認識を行ってから杭がないようにエントリーするように心がけましょう。
まとめ
今回はちょっと難しい毒入りソーセージを解説しましたが、文章で説明するよりも動画で確認したほうがスムーズに飲み込めると思います。
相場の格言で「頭と尻尾はくれてやれ」というものがありますが、毒入りソーセージを勉強すると、格言の本当の意味を知ることになります。
チャートはあくまでも金儲けの道具に過ぎませんので、チャートをチャートとしてみているうちはどうやっても勝つことは愚か勝ち続けることは困難です。
なので相場環境認識、資金管理を行う癖を早い内から身につけて頂き順張りが出来るように練習を重ねてください。ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。