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FXデイトレード|ファンダメンタルズ分析は意味がない?相場情報を見るならここを見逃すな!

こんにちは~しんたろうです。

 

最近のYouTubeのFX動画を見ていると全くと言っていいほどチャート分析をせずに相場情報だけでトレードしているトレーダーが多すぎるような気がしております。

勝手なおせっかいかもしれませんが、もう我慢なりません!!声を大にして言わせていただきたく、今回しんたろうのFX勉強会流ファンダメンタルズの見方と解説をしていこうと思って記事を書きました。参考にしてみてくださいね。

 

相場情報のどこを見ればいいのか?

しんたろうのFX勉強会では下記のサイトの相場情報を確認しながらチャートを見ております。

  • Yahoo!ニュース
  • Googleニュース
  • ロイター通信
  • 証券会社のニュース速報(しんたろうはOANDAのDZHニュース)
  • その他いろいろ

これらの情報を参考にチャートを見ているのですが、この情報だけでトレードすることは絶対にありませんし、ましてや買いや売りの判断をすることはありません。例えばこのようなニュースが有ったとします。

フォスター民主統一党(DUP)党首
「EU側が決めた北アイルランドに対する通商ルールは受け入れ難い」

2018年11月14日06:17 OANDA DZHニュース要人発言より抜粋

このニュースは実際に証券会社のニュース速報で流れてきたニュースなのですが、このニュースだけ見てユーロが今後どうなるかわかりますか?

 

・・・・・はいっ????

 

さっぱりわかりません!!!という状態だと思います。コメントの内容もそうですが、私達にはこの方の発言の真意や相場に対する影響力がどのくらいあるかなどさっぱりわからないことだらけだと思います。もちろんプロが分析すれば分かるのかもしれませんが、少なくともこの発言だけでチャートがどっちに行くのか考えるのは全くの無意味と言っていいと思いますが、一般投資家が考えても答えは出ないとしんたろうは考えております。それでは私達は相場情報の何を見ればいいのでしょうか?

どこの国が注目されているのか確認する

経済発表や要人発言、証券会社のニュースでも全部一緒なのですが、どこの国が注目されているのか確認することがポイントだと思っております。注目されているということは相場の参加者が多く、流通量が増大しているので、ボラティリティも大きくローソク足一本だけでも十分なPIPSを獲得することが期待できます。

マイナー通貨がいい例です。マイナー通貨は情報量も少なく一見すると激しいチャートの動きは少ないように感じますが、一度注目が集まると手につけられないほど動き、激しい濁流のごとく相場をかき回します。

2018年8月に発生したトルコリラショックも、それまで注目度が低かった通貨ペアでしたが、アメリカのトランプ大統領とトルコのエルドアン大統領とのプチ喧嘩?で勃発した経済危機で、相場にこういった情報が飛び交うと、チャンス!!とばかりに参加者が増えて、通貨の流通量が増し、チャートが化物のごとく動く結果になったのは記憶に新しいと思います。

なのでニュースなどはどこの国が注目されているのかをいち早く見つけ、トレンド方向にトレードできるような環境を作っておくことが大切だと思っております。

ダウに織り込み済み

もう一つ見るポイントはトレンドです。結局の所、どんな経済発表や要人発言でもトレンド方向に対して動くきっかけでしかありません。

全ての事象はトレンドに織り込まれてしまうから!っとダウ理論では説明しておりますが、結局、戦争や災害、社会情勢や不安材料などが原因で相場が動いたように見えているだけで、実際は相場を動かすきっかけでしかなかったというのが実情です。全て相場を動かすための口実(言い訳)だったと考えるほうが自然だと思います。

経済発表も同じで、皆様は経済発表の結果がものすごく大切で、その結果を見てトレードされているようですが、実際は経済発表の開始時間と重要性だけ確認していればトレードに問題が発生することはありません。むしろ経済発表を見てトレードしているのはド素人だけで、しんたろうのFX勉強会では経済発表後の値動きが、注目する高値安値や重要な水平線にどうアプローチをしアタックを行うのか確認するためのツールでしかないと思っております。

例えばこのようなチャートがあったとします。赤矢印のローソク足は経済発表で動いたローソク足なのですが、結局、上昇するチャートの中の一つのローソク足でしかありませんし、注目する水平線に対してどうアタックするのか確認するために使用された感じもチャートから見て取れます。

更に言わせて貰えば、その水平線付近に誰か待機していますか~?っと確認するために使用されているようにしか見えません。神々や反対勢力がいるの~?とドアをノックしに行った結果、「いやがった!!」と確認され「逃げろ~!」と相場の参加者が撤退したようにも見えます。なので経済発表の結果を予想してエントリーすることは意味がないことなのです。

経済カレンダーのカテゴリーをチェックする

経済カレンダーには要人発言や失業率、消費者物価指数など経済や相場に関わるあらゆることが出ており、毎日のように発表されておりますが、経済カレンダーには別の見方もあるのです。

例えば、ニュース速報に不動産に関するニュースが飛び込んできたとしましょう。皆様はこのニュースが為替に関わるニュースなのか即座に判断できるでしょうか?

「不動産だから関わるんじゃない?」

「家とか土地のことでしょ?関係ないんじゃない?」

このように「???」がたくさん出てしまって収集つかない方も多いかと思いますが、結論からするとかなり重要度が高いニュースだとしんたろうは考えてしまいます。

それは経済カレンダーに、新築着工件数や中古住宅販売件数など不動産に関わる経済指標があるからです。このように経済カレンダーに記載されている内容がよく分からなくても同じ単語でピックアップしてカテゴリー分けすれば不動産に関するニュースは直接為替に直結する大ニュースということがわかります。

・(中) 10月 鉱工業生産 [前年同月比]

・(英) 10月 卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI) [前年同月比]

・(米) MBA住宅ローン申請指数 [前週比]

などチャートに影響があまりない経済指標でも、そのカテゴリーのニュースは無視するわけには行きません。2008年に起きたリーマンショックもアメリカの住宅バブルが崩壊したことが全ての引き金だったわけですし、今後、中国とアメリカの貿易戦争もどのような形で日本に影響を及ぼすか検討も付きません。

なのでニュースを見る際は内容よりもどのカテゴリーに分類されるか確認しながらチェックしたほうがいいと思います。

ローソク足より遅い情報は信用するな!

結局、ファンダメンタルズ分析を徹底的に行なっても、その結果を元にトレードすることはないので、テクニカルが8割、ファンダメンタルズが2割くらいにしんたろうは考えております。無視すると痛い目にあいますし、かといって過剰に意識しても意味はありません。経済指標を知らないというのは極悪ですが、必要以上に知る必要はないと考えております。

なのでしんたろうは新聞を買いません。というか買ったことがありません。ネットで十分だし、証券会社のニュース速報のほうが断然早いので買う必要がないと思っております。それにローソク足以上の最速シグナルツールはないと思っておりますから、必要以上の情報を頭に入れるのは返って逆効果になるだけです。

しんたろうのFX勉強会では、絶対普遍の情報だけでトレードするというルールが有り、勝手な判断や第三者からの情報を信じてトレードすることを禁止しております。なので通貨ペア選びも以下のように考えております。

  1. 経済カレンダー、ニュース速報などから注目度が高い国を選ぶ
  2. 月足や週足などの長期足を確認し、トレードする条件を満たしているのか確認する
  3. 日足や4時間足などのボラティリティを確認する
  4. 経済発表の時間などを考え、通貨ペアを選ぶ

もちろん相場環境認識を行い、選んだ通貨ペアを更に吟味していくのですが、最終的な判断は相場のゴールがどこにあって、目標PIPSを獲得することが出来る通貨ペアなのかどうかにかかっております。なので「あっ!動きそう~」などのメンタル的な判断をしていると必ず痛い目にあいますので注意が必要です。

長期足を確認しましょう。

いつ何時、どんな経済ニュースが飛び込んでくるか分かりません。ただ一つ言えることはどんな経済ニュースでも結局の所、長期のトレンドに飲み込まれてしまうということです。短期足でかなりの下落を見せたとしても、長期足から見れば単なるそよ風ということも多々あります。世間が騒いでいるときほど、冷静に長期足を見て確認しておけば、「そこまで動いてないじゃない」という感じもあったりするのです。

ファンダメンタルズ分析でトレードされている方は、長期足を見ることをしているのでしょうか?全員が全員とも見ていないとは思っておりませんが、ファンダメンタルズ分析をしているのに、1時間以下の短期足チャートを見ている方は何が分かるのか私には疑問だらけです。

2018年11月に起きたアップルショックも、長期足をしっかり確認していれば、大体の方向性はわかったはずですし、この下落もダウ理論やエリオット波動論をしっかり勉強していれば判断できたと思います。

今、天井買いや底値売りを繰り返している方は一度冷静になって長期足をしっかり確認してみてください。もしかすると月足や年足など確認すると「おや??」というところが見つかるかもしれませんよ。

長期足を見たからって長期足でトレードすることはありませんが、少なくとも見ないでトレードするよりはマシだと思います。トレードに支障が出ることはないのですから、納得行くまで分析してからエントリーしたほうがいいと思いますよ。

まとめ

しんたろうは常にローソク足が最速のシグナルであり、最強のトレードツールであると思ってトレードしておりますが、ファンダメンタルズも意識しながらトレードしているので全く無視してトレードすることはありません。ただ過剰に意識しても意味がないので、必要な情報とそうでない情報を即座に分けられるように日頃から訓練していきましょう。

ちなみにOANDAのDZHニュースは口座を開いた方しか見ることが出来ません。もし気になる方は是非口座を開いてみてくださいね。ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。それではまた~

 

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