こんにちは~しんたろうです。
シンプルトレード集も今回で第⑧回を迎えることが出来ました。
色々なポイントでエントリーを行っているこの企画ですが一貫して同じことを言い続けております。
それはローソク足の強弱についてです。
今回は改めてローソク足の基本とシンプルエントリーポイントを確認していきましょう。
ローソク足の強弱を知ろう
基本に立ち戻ってローソク足の基本から学習していきましょう。
チャートの中には大きく分けて2つの巨大な勢力がおります。それは陽線(買いグループ)と陰線(売りグループ)です。
この2大勢力が日夜戦っておりその勝敗を私達は常に監視しております。
ローソク足が作られるためには、そのレートで買いたい!売りたい!という人間の感情が働くためですが、一般投資家の資産では超大金持ちの財布の中身くらいにしかならず、ローソク足を動かすことは愚か作り出すことさえ私達には出来ないことなのです。
なのでローソク足が動くということは神々の動きを確認しているということに他なりません。私達は神々の動きで発生したおこぼれを貰っているにすぎないのです。
ローソク足のどこに神々がいるのか?
ローソク足が神々が残した痕跡であるならば、神々はどこからエントリーをしローソク足を作り出したのでしょう?それはとても簡単で始値からエントリーしたに決まっております。
時間の関係で安値高値(ヒゲ)を作り出しましたが、時間いっぱいまで神々は頑張ってローソク足を作ったことでしょう。
その結果、ローソク足の高値安値(ヒゲ)や実体を大きく残すことになったのです。
大陽線や大陰線は神々が作った大きな痕跡です。なのでチャートの中でも非常に目立ちますしどんなトレーダーでも目に止まります。
ということはシンプルに始値付近をとても注意して確認していけば今後の相場の動きもしっかり把握することが可能なのです。
ローソク足の始値を使ったシンプルトレード
ローソク足の始値を使ったシンプルトレードなら第7回目でも解説しておりますが、今回は更にローソク足の始値に注目して考えていきましょう。
まずは上記のチャートをご覧になってください。
左側に大きな大陰線が見えると思います。その後に陽線によって大陰線の始値付近まで戻されるのですが、その際の戻りの動きに注目してください。
大陰線の始値付近まで戻るのにローソク足が5本ほど必要になっているようです。ということは大陰線の始値付近を相当意識した動きになっているということがわかります。
二度あることは三度ある
このようにローソク足の中でローソク足が動く特徴あるパターン(シンプルトレード③で解説)は始値付近での下落を匂わせていると言っても過言ではありません。
その後の動きをご覧になって頂ければ大陰線の終値付近まで急激に下落していることがわかります。ということは多くのトレーダー、もしくは神々も同じこと考えていた可能性が高いということがわかりました。
このチャートの場合、大陰線の終値付近で一度ゴールし更にレートが反転。再びゴール付近までレートが落ち込むと、前回と同様に買い上げる動きが見受けられます。
トレードを行う際にこの「始値終値付近で現在のローソク足が反応するのか?」ということに最大限注視して相場を確認していただきたいのです。
というのも始値には神々がいるということが分かっているので神々がどこでゴールしたのかということも知っておく必要があります。
始値終値でプライスアクションを確認したのならば私達が勝手に「もっと動くだろう~」と意味のないエントリーをすることもなくなるはずです。
反対勢力の一番大きなローソク足を最初に発見する
チャートの世界に2つの勢力がいる限り、私たちはチャートの動きを使ってお金儲けが出来るのですが、その神々の動きを知らなければトレードをして金を儲けることは不可能です。
ローソク足の勢いでエントリーすることが全く意味を持っていないことがわかったと思いますので、値頃感だけでトレードしている方は是非左側のチャートをしっかり確認し一番大きなローソク足を一刻もはやく見つけるようにしましょう。
その始値終値にローソク足の水平線を引くだけでも相当な情報量を持っていることを知ることになりますよ。とてもオススメです。
まとめ
損小利大になる場所こそがローソク足の始値終値だと私は考えております。
と言っても今回のトレード方法を相場環境認識がまだできない方が行ってもうまくいくとは限りません。エントリーパターンだけで金が稼げるほど甘い世界ではありませんので、まずは大きなトレンドを把握し、その上でシンプルトレードを実践して頂ければ始値終値に水平線を引く意味もしっかり伝わると思います。
右側が動いているチャートと左側の答えを元にしっかりお金を稼ぐトレードを実践してみてください。ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。また新しい情報がありましたらお知らせさせていただきます。