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FXデイトレード手法|ローソク足ダウ理論を用いたシンプルトレード⑦

こんにちは~しんたろうです。

 

ローソク足ダウ理論を用いたシンプルトレード集も第⑦回となります。

今までと同様に誰でも出来るシンプルなトレードを目指してこのコーナーを行っておりますが、読者様のトレードに少しでも参考になればと思っております。

もちろんこれが聖杯!など言う気もありません。私が知っている有益な情報はどんどん配信していきますので応援の程よろしくお願い致します。

 

波の中で一番大きなローソク足

さて皆さんはエントリーをする際にどのような判断を行っておりますか?

ある方はもしかしたらこれから下がるかも?と思っていたり、レジサポに当たったからエントリーの判断にしよう!とか思っていると思います。

私の勉強会でも相場環境認識が一番大切だと指導しており逆張りはするなよ!!と常々言っておりますが、それと同等くらい重要な左側のローソク足の判断をもっとうまく取り入れろ!という点を勉強会では解説しております。

まずはこのチャートからご覧になってください。

2017年5月17日頃のユーロ円4時間足チャート

この時期のチャートはアップトレンドだったのですが、チャートの左側に波の中で一番大きなローソク足があるのがお分かりでしょうか?

丁度、赤矢印のローソク足陽線なのですが、この一番大きなローソク足の始値を使ったトレードが今回紹介するシンプルトレードになります。

ローソク足は人気投票の結果

皆さんはローソク足のことをどれだけご存知でしょうか?

ただ単に値幅や形だけしか見ていないのではないでしょうか?

チャートを開くと一番目立つのが大陽線や大陰線などの大きく動いたローソク足だと思います。

ローソク足は人気投票の結果です。

始値付近から陽線の場合、買い上げてきたということはそのあたりのレートがとても人気が高く多くの参加者がたくさんポジションを持ったということになります。

もちろん大金持ちが大量に資金を入れたのかもしれませんが、どちらにしろポジションがたくさん持たれたことに変わりはありません。

ということは始値辺りからポジションを持てた人がこの波の中で一番強いということがわかり、そのあたりのグループが強いのかどうなのか水平線を引いて判断すればトレードの材料となるわけです。

この相場のその後はどうなったでしょうか?続きを確認してみましょう。

注目する水平線を超えて下落している

相場は注目するローソク足の安値付近を越えておりますので、そのまま下落してしまいました。

もちろん長期トレンドからすると逆張りになるかもしれません。

しかしトレードの判断を行う上で一番大きなローソク足の始値付近の判断は必要不可欠なので知らないでは済まされない情報を含んでいることを忘れてはいけないのです。

 

しっかり待つことが大切

注目する水平線付近では待つことが一番大切です。

勝手に予想して見切り発車でポジションを持つことが大変危険な行為だと知るべきです。

私の勉強会では水平線を引くローソク足にはいくつか種類があります。

  1. 大きな波の高値安値(スタート&ゴール)
  2. 一番大きなローソク足(始値付近)
  3. トレンドの更新を決定したローソク足
  4. 波の転換点(ネック付近)
  5. 長期ローソク足の高値安値(週足、月足)
  6. ローソク足ダウ理論切り替えポイント

少なくともこの6つは水平線を引いておいて損はありません。

トレンドの高値安値は時間軸によって異なりますが、4時間足以上の高値安値はそんなにどこでも引いていいほど多くはありません。

ただ水平線はどこで反応するかわかりませんので、私の勉強会では大中小の波引きを行い、その情報を元に水平線が引けることが基礎学習の一環となっております。

どこでも引いていいわけではないですけど、引かないよりはマシ!!といった感じですかねw

今回、6つの水平線を解説しましたが、それ以外にも第7番目の水平線もあります。

ローソク足トレードロジックの心臓部と言ってもいい水平線ですが、その水平線がわからないとまずいので興味がある人は調べてみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

今回解説したローソク足の始値を利用したトレードはいかがだったでしょうか?

一時間足でも短期足でも大丈夫??という質問が来そうですけど、これは4時間足以上だから使える手法だと自分は思っております。

何回も言いますがローソク足は人気投票の結果でしかありません。なので大きなローソク足が取りたい!!ではなく大きなローソク足の裏に隠されている意味をしっかり知ることが勝つことに直接つながると私は思います。

もっとローソク足をシンプルに相場全体を見渡すように心がけてみてください。

ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。また有益な情報がありましたらお知らせしたいと思います。ではまた~

 

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