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FXデイトレード勉強会|意味のあるローソク足とゾーンの考え方を掘り下げてみる【動画231】

こんにちは~しんたろうです。

 

2017年11月19日に行われた勉強会の一部を公開致します。

短い動画ですが、ゾーンの考え方と水平線、「待つ」という手法について少しだけ解説させていただきました。

相場環境認識が苦手な方のお役に立てれば幸いです。

 

ゾーンの考え方は領地争いの考え方?

しんたろうのFX勉強会の相場環境認識は大きく分けると5つの項目に分けることが出来ます。

  1. ダウ理論(トレンド)
  2. エリオット波動論(現在地)
  3. 水平線(注目するポイント)
  4. ゾーン(勢力図)
  5. ローソク足(エントリーなど)

この中でかなり難易度高めな理論が私はゾーンだと思っているのですが、ゾーンの考え方は陣地争いのような感じで反対勢力がどこまで攻められたのか?ということ確認するために使います。

例えばこのようなチャートがあったとします。

一番上の青いゾーンを引く手順としては1.青い矢印(売り勢力)に対して2.赤い矢印(買い勢力)が売りの陣地にどこまで攻めてこられたのか?ということが分かってからゾーンを引くのですが、チャートの右側を確認するとゾーン付近まで上昇するものの、結局下落させられていることがわかります。

このようにチャートの起点にゾーンが引きやすく、経済発表や発言系のチャートの動きでも「壁」となるポイントになりますので相場環境認識としては無くてはならないポイントになるのです。それではこのようなチャートではゾーンは引けるでしょうか?

今度は起点にゾーンを引こうと思っても、買いと売りの攻防が全くありません。それどころかかなりの下落を見た後に修正波のようなモミモミしたチャートの動きになっております。このようなチャートにゾーンを引くことは可能でしょうか?もちろん可能なんです!こちらのチャートを御覧ください。

このゾーンはトレンドの継続を決定したローソク足に引くゾーンです。何故ここなのかというと左側に重要な安値があるからで勝手に引いたわけではありません。

トレンドの継続を決定したローソク足は今まで作ってきたローソク足の参加者とは一線を介する意味を持っており、相場においてトレンドの更新を可能とする人たちはかなりの勢力を持ったグループであることがわかります。これからの動きも操作できるほどの強大なパワーを持ったグループとして考えることが出来、ゾーンを使うにはうってつけというわけです。

トレンドの継続を決定したローソク足のゾーンがこの後どうなったかというとブレイクされるまでかなり意識されながら下落し、一旦上昇するも最後の最後まで抵抗された様子がローソク足から見て取れます。

このように意味を持ったローソク足の存在はチャートのいろいろな場所で見ることが出来、その意味を理解することによって自身のトレードに活かすことも可能になるのです。なので相場環境認識の1つとしてしんたろうのFX勉強会では重要視しているポイントになります。

意味のあるローソク足はどこに多く存在している?

意味があるローソク足はどこに存在しているのでしょうか?一見するとチャートのいろいろな場所で見ることが出来そうですが、実際にはそんなに多くはありません。

相場環境認識の1つとしてゾーンを紹介しておりますが、大切なことはダウ理論、エリオット波動論、水平線が分かっていて初めて可能になる理論がゾーンということです。波の高値安値がわからない状態でゾーンを引いても意味が全く無いのと一緒でゾーン単体ではトレードの判断材料としては意味を成しません。なので全ての理論をバランスよく使う事ができないと取りたい波もローソク足も取り逃すことになってしまいます。

初心者に多いのが、初めて得た知識や情報を闇雲に使いたがるところがあります。ゾーンも初めて知った情報として明日から早速使ってみたい!と考えている人も多いかと思いますが、基本をしっかり把握し使いこなすことによってゾーンもより何倍も威力を発揮することが可能になります。

前置きが長くなりましたが、意味のあるローソク足を発見することから始めていきたいのですが、どこに多く存在しているのかわかりますか?

簡単な話で推進波に多く存在しているのです♪ それもそのはず!推進波は多くの方が同じ方向を向き同じこと考えております。なので起点となるローソク足やトレンドの継続を決定したローソク足も多数存在しております。

逆に修正波にはゾーンが引けるローソク足が少なく、あったとしてもあまり活用出来ずにそのまま終わってしまうことが多いように感じます。なので修正波にも引きたい気持ちもわかりますが、本命がブレイクしていくその瞬間を感じるために使う程度にしておきましょう。

まとめ

今回の動画は20分位の短い動画ですが、内容はかなり濃いものを厳選しましたので、ゾーンを引くのが苦手な方は是非ご覧になってみてください。

ちなみに動画の中でしんたろうは「エントリーポイントが損切りポイント」と意味不明なことを口走っておりますが、本当は「損切りポイントが実際のエントリーポイント」と言いたかったのですw

なので読者様の温かい目と寛大な心でマニアックな動画をご覧になっていただけたらと思っております。いろいろ文句もあると思いますが本当にお暇な方だけご覧になってください。ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。ではまた~

 

 

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