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FXデイトレード勉強会|修正波の規模から右側を知る方法とは?~その2~【動画208】

こんにちは~しんたろうです。

 

今年もあと275日になりましたw

文句や愚痴を言い続けていても誰も助けてくれませんよ。逆に頑張っている人に対して神様は手を差し伸べてくれますので今回もマニアックな動画を見て学習していきましょう。

今回のテーマはチャートの右側についてです。早速チェックしていきましょう!

 

エリオット波動論の基本ルールを理解しよう

チャートの右側を知るにはいくつかの情報を揃えることから始めるのですが、基本となる理論はしんたろうのFX勉強会ではおなじみのエリオット波動論です。

エリオット波動論がよくわからん!という方は以下のページを参照してみてください。

FX エリオット波動|波動理論の基本的な考え方

FXデイトレード勉強会|エリオット波動論 修正波の考え方と使い方【動画109】

今回は前回の続きという形になりますが、FX波引き練習|修正波の規模から右側を知る方法とは?【動画200】という記事をより細かくした感じですね。

まずエリオット波動論の基本を考えてみましょう。

エリオット波動論は推進波5波+修正波3波で一つのサイクルとし、そのサイクル同士が組み合わさることでより大きなサイクルを形成していくというダウ理論をより詳細にしたような理論で難易度が高めの理論となっております。

オーソドックスな形ですが、図で示すとこのようになります。

チャートの右側を知るためには左側が推進波か修正波かだけでも情報があれば対策が取れるのですが、エリオット波動論を勘違いして覚えてしまうと次のような図でも一つのサイクルとして見てしまう可能性があります。

例えばこのような図ではどうでしょうか。

一見すると5波+3波のようにも見えますが、どうもバランスがおかしいような気がしますね。

それもそのはずで推進波の規模からすると修正波の規模が小さすぎるようにも見えます。もし修正波3波終了したんだから、これから再び推進波が出るんじゃね~~??とか考えて買い直すことを考えているのなら、損切りされてどんどん逆のトレンドへ動いているようにも見えてしまいますよね。

なので5波+3波というのはバランスも大切で一つのサイクルとして見ていかなければチャートの右側を知ることすら叶いません。

ではどうすれば勘違いをせずにチャートの右側を知る事ができるのでしょうか?

 

波のカウントを徹底し修正波の規模を比較する

まずチャートの右側を知るためには波の修正波を理解し波のカウントを行う必要があります。現在地が肝心となってきますしカウントできなければ次もわかりませんしね~

もちろん途中で間違いに気がつければ最初は正確でなくても大丈夫です。ざっくりとカウントしたほうがいい場合もあります。

修正波の規模がわかれば、あとは右側のチャートで当てはめてみて考えてみるのです。

エリオット波動論は波の中にも波があり5+3波を作るとあります。それならばローソク足の組み合わせの中にもその傾向があるということですので、ローソク足ダウ理論で波を引き考えることも出来るというわけです。

波を作る際、必ず発起人のようなローソク足が存在します。弱すぎるローソク足が起点になるということは無くある程度、世間に存在を示せるような規模のローソク足が必要です。

なので波を作ってきた過程からそれらしいローソク足をピックアップし考えていくことが右側を知るためには必要なスキルとなってきます。

 

ローソク足のパターンもチェックする

勝手な考えで「このあたりから波が動きそう」とか「ここから動くはずだ!」とかは考えてはいけません。

私達がチャートを動かしているわけではありませんし、その情報を知るすべもない以上、動きが出てから考えたほうが懸命です。

ではその「あれ?おかしいぞ~?」という情報を知るためにはどうすればいいのでしょうか?

参考例としてローソク足のパターンというものがあります。まずはこちらのチャートを御覧ください。

陽線が二本出現したあとの動きに注目

青い矢印と赤い矢印では動きそのものが違うことがわかりますか?

青い矢印の領域ではローソク足陽線が二本出現した後に陰線が出現することが多く、終端までその動きが続いているのがわかります。その後、赤い矢印の領域では動きが複雑になりローソク足の動きが無秩序に動いているようにも見えます。

このようにローソク足の動きそのもののパターンもしっかりチェックしていけば次に来る波を警戒し対策を練ることは出来るはずです。

もちろん動いている最中のローソク足では無く、ローソク足がクローズし形が決まったあとに考えなくてはいけません。動いている最中ではどのような形になるのか判断するのは高等技術が伴います。

FXは後出しジャンケンが唯一の手法なので、しっかり相手の出方を見てから攻撃するようにしましょう。

 

まとめ

負け続けている人は頭と尻尾を取りたい欲求が強すぎる傾向にあります。

チャートはあくまでも金儲けの道具に過ぎませんし、チャート分析の鬼になる必要もありません。

動きが出てから出陣しても相手はどこにも逃げませんし出遅れたとか情けない気持ちになる必要もないのです。

チャートの動きを使って自分の資金を増やせる道具だと考えてチャートを見ていけば、今まで何を悩んでいたんだろう~?というくらいに違ったものに見えると思いますよ。

さて今回の動画は2017年03月30日に開催した勉強会の一部となります。マニアックですが、お暇な方だけご覧になってください。ではまた~

 

 

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