こんにちは~しんたろうです。
今年はかなりの猛暑になるようで部屋の中にいるのに水分補給が欠かせない毎日です。
かなりの猛暑のことを「スーパー猛暑」と言うらしいのですが、何と37度以上の日のことを指すらしいのです。
夏が嫌いな私にとっては危険な季節ということを意味しますのでお出かけの際は必ず水分補給を忘れずにしたいところですね。
さて今回の勉強会のテーマは「目標PIPS」についてです。何故、目標を決め、目標に対して行動するのか考えてみましょう。
目標を決める意味とメンタルについて
FXは24時間相場でいつでもトレードできるのが売りとなっている金融商材です。
私も当初は株よりもFXに魅力を感じ、一生懸命頑張ってきた1人ですが、24時間の「罠」に気が付かずにただ闇雲に無駄なトレードを続けてきた犠牲者でもありました。
迷いの森を彷徨っている時にメイソン塾長から「未来資金表」を頂き、やっと自分の成すべきことと目標が見え、肩の荷が下りたような感覚を味わったことがあるのですが、何故目標を決めたほうが勝てるのでしょうか?
休みどころを決めるため
考えてほしいのですが、読者様が小学校や中学校の授業を受ける際にもし一つの授業時間が2時間や3時間近くあったら緊張感や集中力が持つと思いますか?それが24時間もあったらどうですか?私なら逃げ出しますw
好きなものでも流石に24時間継続して行うのは普通の人間では無理ですし、肉体的にも精神的にも不可能だと思います。
なので24時間の相場を持つFXを行う際にしっかり目標を決めたほうが肉体的にも精神的にも楽になれるのです。
「もったいない」という感情を捨てるため
相場がどんどん動く時、読者様はどんなことを考えるでしょうか?もしポジションを持っていてトレンド方向へ動くと損益はどんどん増えていくことと思います。
そうすると「目標を決めたけど今が稼ぎ時♪」となりポジションを放置することが多くなると思います。これが一番危険で既に損益ばかり気にして相場全体の流れやどこがゴールなのか考えずに行動してしまうのです。
そして大きな逆勢力のローソク足が出現した時、読者様は気がつくのです。「あの時切っておけば良かった(泣)」とねw
そのためにはどうすればいいのかというと目標に対して厳格に利食いを決めることです。エリオット波動論を学習すれば推進波の次は修正波が必ず来ることがわかります。それはローソク足レベルだっても年足レベルであっても同じです。
なので目標以上のPIPSを狙うことは意味が無いことを考えておきましょう。
スリルよりも計画性
「毎日10PIPS獲得してください」と聞くと勉強会に参加したてのメンバーは「無理です」と断言するようですw
多分2つに1つの考え方だと思うのですが、一つは複雑に動く相場においてPIPSを狙える相場なのかどうかその時になってみないとわからないという考え方と、今まで博打同然にFXを行ってきたので10PIPSでは満足できない!という考え方の二極に分かれると思います。
殆どの方がスリルを味わいたくてFXを行っているように感じますが、そんな人に質問すると大抵は「お金を稼ぐため」という当たり前の返答をしてきます。
では何故計画的に行動できないのでしょうか?先程のもったいないという感情が働いているので、がんがん動いている相場で利食いするのは弱虫やチキンだと思われてしまうのでは?というよくわからない感情も働くと思われます。
誰に見せるわけでもないのにですw トレードを自慢する相手がいたとしてもFXを始めたきっかけはお金がほしいからではないのでしょうか?それならば危険な橋を渡るよりもまずは懸命に目標を達成し続けるだけの技術力を身につける必要があります。
毎日同じことを繰り返していくのがつまらない!何かアレンジしてとんでもない方法で稼ぎたい!などのFXの本質とはかけ離れたことをしたいのであれば私のブログを読まないで博打トレーダーの動画を見たほうが面白いと思いますよw
あの事件を思い出してみる
まずはこのチャートを見てみてください。
これは2007年から2009年にかけて起きたサブプライムショックという米国で起きた金融事件です。
この時のポンド円週足チャートに波を描かせていただきましたが、大変な下落で損切りが間に合わず多数の方が大きな損失を被ってしまい、中には5000万円~数億円以上の損失を出したトレーダーも多くいたと聞いております。
逆にこの動きに便乗して売りまくりで大儲けしたトレーダーもいらっしゃったようで、大チャンスとばかりにポンド円の狂宴に身を委ねていたのではないでしょうか?
しかし一般的に知る情報はここまでで大勝ちした人は2010年頃どうしたかというと大負けして今まで稼いだ金額を全額溶かした!!!!(泣)なんて話をよく聞きます。
何故、あれだけ儲かっていた人が2010年には大負けしてしまったのでしょうか?
地獄を見るのはもうたくさんだ(泣)
一つには高速道路の感覚で一般道を走ってしまったことにあると思います。
大変な下落は時として麻薬のようなスリルをもたらしてくれる危険な相場です。誰でも知識がない人でも売っていれば儲かってしまうのですから面白くて仕方がないと思います。
しかしボラティリティーが激しい相場もいつかは終焉が来ます。その時がきたとしても知識がない方はもっと動く!!というスリルがまた味わいたくて高速道路から一般道に降りたにも関わらず一般道で爆走してしまうのです。
結果は警察に捕まって厳しい処罰が下されますw ただFXには警察はおりませんので退場、もしくは破産というもっと厳しい現実を突きつけられるのです。
なので目標以上のPIPSを狙い出すと地獄が待っていると考えて日々トレードしていきましょうね。
最低でも半年間同じことを繰り返してみろ!
手法や理論を手に入れると実践してみたくなるのが人間です。ですが勝てない~!と分かるとすぐ次の聖杯を探しに旅に出てしまうのもまた人間です。
ですが最低でも半年間は同じことを繰り返してみなければ結果を得ることは出来ないと思います。そのためにはつまらない作業の繰り返しに絶えられるメンタルが必要です。
研究者みたいに10年間そのことだけを追求できるような精神力がトレーダーには必要だと考えております。なのでどうしてもストレス解消をしたい!!のであればFXは仕事、ストレス解消を遊び!という風に完全に分けて考えてみましょう。
そうすれば目標を達成したらたくさん時間が出来る!他のことに集中できる!遊びに行ける!などのようにモチベーションが上がって結果的にFXにもいい流れが出来るはずです。
先程のポンド円のような大相場は10年に一度あるかどうかの大事件です。ですが、あの動きを狙いすぎてホームランばかり考えているトレーダーは三流だとはっきり申し上げておきます。
なので相場の中で長生きをしたいのであればどんな相場でも目標を達成しPIPSを残せる確かな技術を持ったトレーダーだけだということを今一度考えてみてください。
まとめ
今回の勉強会は2017年07月02日に行われた一部を公開しております。
この動画の中ではローソク足レベルの水平線を引く位置やゾーン、買いと売りのグループの考え方などかなり内容の濃い部分を厳選して公開しております。
これだけでも月曜日からの相場に役立つこと間違いありませんが、一番大切なことは資金管理と相場環境認識です。
しっかり目標を決めてこれから何をしたいのか決めてからトレードに臨んでいきましょう。ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。ではまた~