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FXエリオット波動論|第二波の波の値幅を強く意識し第三波を狩りに行きましょう!

こんにちは~しんたろうです。

 

いきなりですが、しんたろう、ヨガを始めましたw

ん??頭でも急におかしくなったか?しんたろう!!と思われてしまうかもしれませんが、しっかりとした理由がございます。

4時間足を待っているととても退屈なのでございますm(_ _)m

最近はブログを更新したり添削したりとしておりますが、それでも時間が余ってしまいます。

それで今までは腹筋マシーンを購入したりバランスボールの上に乗ったりと色々していたのですが、それでも身体が固くなっていることは明白で何とかしなければ!といろいろ探した結果、ヨガになりましたw

友人がヨガインストラクターをしていたこともあって、早速ヨガを習いに教室へ行ってみたのですが、恥ずかしいくらいに身体が固まっていて何をしてもうまく行かず、周りの参加者とは雲泥の違い・・・・そこで今までやったことがなかったヨガを取り入れて自宅でも動画を見ながら身体を動かしチャートを見るようにしたのです。

するとやはり頭に酸素が行き渡るとひらめきが出てくるのか、「この記事書こう!」と思って今回、エリオット波動論の記事に至ったわけです。「何故だ~??」という声はさておきw早速、エリオット波動論の話をしていこうと思いますw

エリオット波動論第二波とはどんな波なのか?

エリオット波動論第二波をあまり知らないという方は過去の記事を参照してみてください。

FX エリオット波動|波動理論の基本的な考え方

FX エリオット波動|推進波と修正波の種類

FX エリオット波動|推進波と修正波の性格

エリオット波動論第二波を簡単に言えばメインディッシュへ行く前のオードブルのような波だと言えます。

これから大波が来る前の静けさを感じさせてくれるような波で、かなり複雑に動いたり大きく動くローソク足などがあまり見えないような相場で見かけることが多いですね。

実際にチャートで見てみましょう。

こちらのチャートはポンド円日足チャートです。アクアの大きな波の中に紫色の波が五波見えます。赤矢印で示した箇所が今回の話題になる第二波となりますが、何処の波を基準の波とするかによって第二波の場所も異なります。このあたりの話は過去の記事を参照してみてください。

FX エリオット波動論|何故、第一波と修正波が波の基準になりやすいのか?【動画192】

FX波引き練習|チャートにおける「基準」を見つけよう【動画220】

FXデイトレード勉強会|基準となる波を決められない方はご覧になってください【動画164】

FX波引き練習|トレンド方向とは逆に動く波を色分けしてみよう【動画204】

2012年04月~05月頃のポンド円日足チャート

その第二波を拡大してみました。中身を確認すると見事に修正波の特徴であるA-B-C波が確認できます。修正波は基本三波で構成されておりますので見つけるのは容易だと思います。

ただどこでも三波があるからと言って修正波にするのはおかしい話で、五波が見えるな~次は三波かな~?修正波かな~?くらいに考えて頂ければ間違うことは少なくなると思います。

修正波の修正波を知る??

先ほどのチャートは完成している推進波五波がわかっているから引けた波です。それでは実戦ではどのように考えて行くのでしょうか?しっかり第三波を取りに行く戦略を練っていきましょう。そのためには下ごしらえが必要で波引きが重要な鍵を握っております。先ほどのチャートに少しだけ波を足していきましょう。

左側のチャートには直近に大きな紫の修正波がありました。今回第二波と思っている波の値幅と比べてみて左側の波の値幅の方が大きいように感じます。

ということは二つの可能性が出てきました。

  1. 修正波の値幅が違うということは右側に見えている修正波は今までと違う規模の波の副次的な波を見ている??同じ色にしない方がいいかも・・・
  2. 修正波の値幅は違うけど、そこまで大きな差はあまりないから、同じ色の波として見ればいいのでは?

さてどういった戦略を考えていけばいいのでしょうか?

ケース1:同じ色の波にしない場合

よくわからないから相場を様子見!!という選択もあると思いますw わからないときは無理をしてもダメですよねw ただわからないからと言って何もしないのはチャンスを取り逃すことになりかねません。

というのも分からない相場がもし「分かった!!!!」となったらどうなると思いますか? 誰でもわかると思いますが大きなビックウェーブが来るのは当然ですよね~なのでビックウェーブ到来まで波を引いて待ち続けるのです。

今回のチャートの場合、もっと左側に同じくらいの値幅の修正波があるので、それがわかっていればこの二種類を比較検討することはなかったと思いますが、もしこの二種類の修正波しかない場合を想定して考えていこうと思います。

 まず右側に発生している紫の波の高値を超えてからの反応を見てから考えます。

右側の紫の波の値幅の方が大きいのであれば、このチャートの場合、ある程度の注目度を浴びていたことになります。ということは高値を超えてから、修正波が発生した時点での値幅がもし大きく、その値幅が右側の修正波と同じ値幅である場合、同じ規模が発生したことになるので第一波と第二波が確定し、第三波を取りに行くことが可能になります。

そしてここからが重要ですが、この相場は紫の波の値幅で話が進んでおり基準となる波は紫の波だということがわかります。しかし今回のチャートだと赤枠の修正波はどう考えても紫の波の高値を超えた反応としては弱く、相場全体から見ても「本当に高値だったのか?」という疑問が残るような押し安値を作っていることに気づかされます。

もしそうなると「もっと大きな相場になる」可能性は益々高まってくると思うのです。それは何故かというと「紫の波を副次的な波として考えている」ということがわかり、相場の参加者がもっと大きな波を見ていることがわかってくるからです。

赤枠の修正波はもっと動くことを示唆しているように見えます。今回注目している第二波(上記チャートでいうと中央の紫の波)である波がもっと大きな波の副次的な波を表していることがわかり第三波が最低どこまで進むのかわかってくるのです。

ケース2:同じ色の波だった場合

もし右側の修正波と左側の修正波が同じ値幅のグループとして同じ色のグループだった場合はどうでしょうか?この場合は結構簡単で、最初から紫の波の値幅が同じであり、かつ副次的な波であることはチャートからも分かりますので「紫の波を副次的な波とする強大な波が基準となる」ということがわかります。

そうなると波の大きさは必然的にアクアの波の大きさとなり、第二波がわかった時点で第三波と第四波がわかってくるのです。

 

第三波を取りに行くためにはどのあたりからエントリーするべきか?

第三波と分かったらどこからエントリーするのがいいのでしょうか?どこからでもいいんじゃない~♪ という意見もあると思いますが、今回はケースが2つあるのでそれぞれで考えてみましょう。

ケース1:同じ色の波にしない場合のエントリー

ケース1の場合を想定すると、紫色の波の高値を超えたプライスアクションを確認してからのトレードとなりますので、その修正波の値幅を知った上でエントリーポイントを決めることになると思います。

赤い矢印の高値を超えてからの動きを確認したところ、ピンクの波と同じような値幅を持つ修正波が確認できました。ということはピンクの修正波を確認したということでレートが段々上昇するとともにエントリーを開始していくことになると思います。

これもしっかり波引きをしている方でないとわからない情報だと思いますので、波のグループを最低でも3グループに分けられないと区別は難しいと思います。

ケース2:同じ色の波だった場合のエントリー

紫色の波の修正波が右側と左側で同じだった場合は、そこまで難しいトレードになることはないと思います。ただここでも波引きから分かる情報が重要となってきますので、直近に出現している小波も取り入れてトレードを考えていかなければいけません。

まず注目するポイントは白の波です。こちらの値幅としては極小と言う感じの波ですね。

紫の波が最初から修正波として認知されており、尚且つ直近にも同じ値幅の波があるとわかっていれば、あとはタイムングをしっかり計って飛び込むしかありません。ポンド円日足チャートでは赤矢印付近を狙ってトレードするのが望ましいと思います。そのためには白の波をしっかり把握し白の波を修正波として考えることが出来なければこのエントリーは成立しません。

基本となる波がアクアで、しかも長期トレンドはどちらに向いているのか?相場の背景はどうだったのか考えていけば、白の波を修正波として認識するのは難しい話ではないと思います。あとはしっかり情報を整理してローソク足のタイミングから第三波を狩りに行ければ問題ないと思います。

 

まとめ

今回のポイントをおさらいしていきましょう。

まずは修正波の値幅をしっかりグループ分け出来るかがポイントとなっております。修正波の値幅を大中小で分けることが出来れば、第二波を大と中、もしくは中と小で区別し、波引きのポイントからエントリーポイントを探っていけばいいいいわけです。

修正波の大が分かれば、次に出現する波の値幅が仮に中の値幅だった場合、その後に続く波は第三波、もしくは大きく動く大相場になる可能性が含まれており、エントリーのタイミングを直近の修正波から知ることが出来ればしっかり波に乗ることも可能になると思います。

なので大きな相場でもしっかり修正波を知り、第二波を知れば自ずと次に現れる波にも対応が出来る様になると思いますので、しっかり波引きとエリオット波動論のカウントを行うようにしていきましょう。

ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。ではまた~

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