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FXエリオット波動論|修正波ってどんな波?どうして修正波が出現するのか考えてみましょう

 

こんにちは~しんたろうです。

今回のテーマは「修正波」です。このブログでも何回も取り上げてきたテーマですが、最近思うことがあって書かせていただくことにしました。

読者様も今の波が推進波なのか修正波なのか知りたくはありませんか?簡単に見つける方法があるかもしれませんので一緒にチェックしていきましょう。

 

FXチャートにおいて修正波とは一体何なのだろう?

最近勉強会を行っていて思うことがあって、チェックしていた通貨ペア全てが修正波だったからエントリーできません(泣)という参加者が非常に多く、これではマズイと思って今回に至ったわけです。

どの通貨ペアをチェックしていたかというところも気になりますが、そもそも修正波が何故出現するのか考えたことがあるのでしょうか?まずは基本中の基本からチェックしていきましょう。

参考記事

FXエリオット波動論|修正波の特徴を知れば右側が見える?重要なポイント5つを覚えよう!

FXエリオット波動論|第二波の波の値幅を強く意識し第三波を狩りに行きましょう!

FXデイトレ勉強会|エリオット波動論 修正波の規模の重要性【動画171】

 

何故、修正波が出現するのか?

まず考えていただきたいのが修正波は何故出現するのか?と言うことです。

 

「????」

 

当たり前過ぎて逆に分からない~なんて意見が飛び出しそうですw

 

修正波が出現する理由は一つだけで、相場の参加者が利食いをして利益を確定している場面だと思います。

何故「思います」と付けたかというと、相場の参加者が利食いしている現場を実際この目で見たことがないからです。

もし見たことがある人がもいたのなら是非お友達から始めていただきたいですねw

 

冷静に考えてみると相場の参加者もトレードをして利益を出しているのですから、必ずエントリーしてポジションを保有し、どこかのタイミングで利食いして利益を確定しなければいけません。

例えばロングポジションを新規で持ったのならどこかのタイミングでショート決済をすることになります。

 

人気が高い銘柄で考えてみると、株式の発行部数は無限にあるわけではありませんので、人気が高くなればそれだけ価格は高騰します。

しかし利食いが入れば保有している銘柄を手放すことになるので、価格は一旦下落するはずです。

 

ということはアップトレンドにおいてトレンドとは逆方向へ行く波全て、利食いされている場面だと考えても不思議ではありません。

では何故、利食いされていると考えられる修正波はあんなにも複雑に動くのでしょうか?実際のチャートで確認してみましょう。

例えば上記のチャートですが、こちらはダウントレンド中の修正波を拡大したものです。

見ていただくと複雑に動いていることが分かると思います。

 

でも相場の参加者が全員利食いをしている場面であれば、複雑に動くと言うよりも単純に動くのでは?と思ってしまうかもしれませんがそうではありません。

すべての参加者が同じ考えを持っていれば、同じ場所で利食いしてくる可能性はありますが、利食いする根拠は個々に違うはずです。

しかもこのトレンドはダウントレンドです。もちろん更に売り増ししている参加者だっているでしょうし、逆張りを仕掛けている参加者だっていると思います。

 

ということは修正波が複雑に動く根拠としていろいろな参加者が集まって、あーでもないこーでもないと論争しているから複雑に動くと言ってもいいと思っております。

逆に推進波は殆どの参加者が同じ方向へ向いて行動しているので、トレンドとして見ることも出来ますし、チャートもシンプルに動いているように思えます。

 

複雑に動いているチャートよりもシンプルに動いている方が推進波というのであれば、複雑に動く波全てが修正波なのでしょうか?それも一概には言えないと思います。

こちらのチャートをご覧ください。

こちらは何とダウントレンド中に発生した複雑な波です。

これだけを見てしまうとこれからアップトレンドになるのでは?と思ってしまうくらい複雑に動いているのが分かると思います。

もうちょっとチャート全体を見てみましょう。

先程複雑に動いていたチャートは波の起点にあることが分かると思います。

ということは推進波第一波も複雑に動くことがここからわかりますね。

 

推進波第一波はこれから新たな波(トレンド)を作るきっかけの波なので、相場の多くは最初修正波として見ている可能性があります。複雑に動くのも納得できるというものです。

なので複雑に動くからと言って安易に修正波と割り切ってしまうのは良くないことだと思います。

 

修正波のように複雑に動く波ということが分かってくると「取らなくてもいい波」という認識が高くなり、「あれ?もしかしたら第一波or修正波?」と思うようになり、待つことを体現しやすい場面だということも分かってくるのです。

推進波第一波は取ることが出来ない波と師匠からよく言われてきましたが、何故取れないんだろうと不思議に思ったこともありました。

その理由は負けやすい場面だということも師匠は分かっていたんですね~流石です。

 

修正波に見られる特徴を利用する

それでは今自分が立っている現在地が推進波なのか修正波なのか知る方法はないのでしょうか?

複雑な波=トレードしないというルールならそれでいいと思いますが、推進波の中にいるのか修正波の中にいるのかでトレード方法も変わってくると思います。

それを知るためには修正波に見られるある特徴を知る必要があります。一つずつ確認していきましょう。

 

1.水平線を利用する

修正波で水平線を引こうと思っていろいろ試してもおそらく一本も引けないチャートもあるのではないでしょうか?こちらのチャートをご覧ください。

白枠内を御覧ください。こちらはアップトレンド中の修正波を拡大したものとなります。

読者様が水平線を引く際にこの場面なら何処に水平線を引くでしょうか?

レジサポ&サポレジを引こうと思ったらどこに引くことが出来るでしょうか?

 

答えは何処にも引くことが出来ません。

修正波が完成してから引くことは出来そうですが、レジサポ&サポレジとしてもしこのチャートをダウントレンドとしてみた場合、ショートポジションを持とうと水平線を活用しようとしても活用できないと思います。

 

このように水平線を引いてみて引きにくい、引けないチャートは複雑に動いているチャートということで、もしかしたら修正波?として見ることも出来るようになるのです。

水平線が引けないのだから仮に推進波であってもトレードしにくいチャートですけどね^^;

2.高値安値を利用する

修正波と見抜く方法でよく使用するのが何処の高値安値の中にいるのか確認する方法です。こちらのチャートを御覧ください。

上記のチャートはアップトレンド中の一場面ですが、注目していただきたいのが青の波の価格帯の中で赤い波が3つの波を構成している点です。

修正波はトレンドではありませんので、このように注目する高値安値の中で複雑な波を形成することがあります。

なので左側の完成した波に高値安値があって、その価格帯の中で修正波のようにトレンドとは逆に動く波がある場合、修正波かもと思うことが出来るようになるのです。

 

もし複雑に3つの波を形成していたら修正波である可能性が高くなるので、3つの波を形成してからトレードすれば推進波になる可能性が高まるというわけです。

順張りをするトレーダーにはおすすめしたい修正波発見ポイントですね。

3.トレンド更新後を利用する

最後におすすめしたいポイントはトレンド更新後の相場です。

トレンドを更新するということは、アップトレンドであれば、高値更新後であり、ダウントレンドであれば安値更新後ということになります。実際のチャートをご覧ください。

こちらのチャートはアップトレンド時の高値更新後の動きを表しておりますが、注目していただきたいのが赤い水平線付近です。

チャート左側の直近高値付近に赤い水平線を引き、その高値を更に更新してからチャートは下落しております。

 

ということは相場の参加者が高値更新と同時に利食いしたことがチャートから見ても分かる通り、直近高値を「相場のゴール」として活用し利食いポイントにしたことがわかります。

そして相場の参加者が利食いしたことによって、その動きに反応して他の参加者も利食いをすることによってチャートに下落する波として現れたことになるのです。

 

トレンド更新したことによって利食いをしたことがわかり、そこから修正波が始まるのですから、始まる修正波ということがわかればわざわざ危険を犯すこともなくなると思います。

なので高値安値更新時の動きは非常に重要なので利食いの波と理解して取り扱う必要があるというわけです。

 

まとめ

毎日チャートと向き合っていると修正波や推進波の感覚がなくなるときがあります。ですがそんなときほど負けやすく常に波を意識し修正波を意識することが大切だと思います。

修正波が終了すると推進波が来るので、私達は修正波を理解して、順張り出来るように準備し、修正波が完成するまでじっくり待つことが大切だと思います。

少なくとも修正波中はトレードを控えるべきだと思いますし、修正波完成!とはっきりわかるまでは相場環境認識に徹するべきだと思います。

 

もちろんどの規模の修正波をトレードしないのか決めるかは個々の判断となりますが、私は少なくとも1時間足や4時間足で修正波とわかるような相場はトレードしたくはないですね。

読者様もチャートのどこに修正波があるのか調べてみてはいかがでしょうか?もしかするとチャンス到来がわかるかもしれませんよ。ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。

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