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FXで勝つためにはシンプルになることが大切??

 

※この記事は2021年1月28日にゴゴジャングルにて公開された記事です。
 

 

こんにちは~しんたろうです。

今回のテーマは「シンプル」についてです。

FXと聞くと難しい用語や計算式がたくさんあるように思えますが、実は買うor売るor休むの三択しかなく、どこでエントリーしても構わない金融商材でもあります。

ですがFXに挑戦すると、自分の考え方をどんどん難しくしてしまう方もいらっしゃって、お金を儲ける目的のはずが、いつのまにか研究家に脱線しているなんて話も珍しくはありません。

なので今回はどうやったらシンプルにトレード出来るのか、私なりの考え方を解説させていただきます。

 

どうすれば凝り固まった頭を開放できるのか?

FXは自由度が高い金融商材である反面、巷ではいろいろな情報が飛び交いがちの金融商材でもあります。

難しい理論や計算式を駆使してトレードをされている方もたくさんいらっしゃって、中には「何だそれ?」と首を傾げたくなるようなものもあったりします。

私も怪しいFX商材をたくさん買ったうちの一人なので、そういった広告を見ると思わず昔を思い出して苦笑いしてしまいますが、FXで大切なことは、凝り固まった頭を開放し、トレードをこれ以上にないくらいシンプルにするのがもっとも大切であると私は考えております。

ですがトレードをシンプルにするというのは、口で言うほど簡単ではありません。私も開放されるまで約3ヶ月かかりました(泣)FXトレードにおいて突破するのが最も難しい壁ではないかと思います。

しかし投資をシンプルに出来なければ、勝ち続けることは不可能であると私は確信しております。それではどうすればトレードをシンプルにすることが出来るのでしょうか?

1.余計なツールを全て取り除く

私が昔、行っていたトレードはたくさんのインディケーターを使ってシグナルを待つという、今考えると訳がわからないトレード手法でしたw

チャートで表現するとこんな感じです。

当時使っていたチャートはこんな感じだったと思います。

ボリンジャーバンドや一目均衡表など、物珍しさから「なんだこれ?」と思ったツールは、片っ端から導入していた時期がありました。

オシレーターなども併用して使っていて、今考えてみるとチャートの何を見ていたのか疑問に思いますねw

ですがこんなチャートは今でもFX系の雑誌などで目にするのではないでしょうか?

私はこういったチャートを見るたびに、チャートを何のために使用しているのか疑念を持つのです。

というのもFXを難しく考えてしまう原因としてインディケーターがあると思います。

そもそもインディケーターとは、トレンドや波の理解をするために必要な理論の補助ツールでしかなく、その補助ツールをメインに使用しても全く意味がないのです。

ルールを知らないでサッカーや野球をしている少年みたいな感じだと思っていただければ想像しやすいと思います。

そのことを師匠から教わって、まず始めたことはインディケーターを外す作業からでした。

それでもズルズル移動平均線とか必要なのでは?と勝手に妄想を膨らませて使用していた時期もありましたが、師匠から一喝されてから全てのインディケーターを外して、トレードを再開したのです^^;

そうすると今まで何を苦しんでいたんだろうと思うくらい、何か肩から力が抜けた感覚がありました。

今では勉強会で使用しているシンプルなチャートに変貌を遂げたのです。そのチャートがこちらになります。

何も知らない人から見ると、このチャートを使っている人に何があったんだろう?と不思議に思ってしまうくらい見違えるほどスッキリしておりますねw

茶色のチャートを使っているのは私だけなので、動画にアップするとかなり目立つと思いますが、これも今ではトレードマークみたいなものwこれからも継続していきたいと思います。

まずトレードを難しく考えてしまう方はチャートから見直してみると効果的かもしれませんね。一度取り付けているインディケーターやツールを全て外して素の状態でトレードしてみるといろいろな発見があると思います。

2.チャートの真似をする

これも気が付くまでに時間を要した考え方でした。

チャートは神々(想像を絶するくらいの大金を持った人)がお金という道具を使ってトレードした結果を痕跡として表示したツールになります。

このチャートを見て世界中のトレーダーは、あーでもないこーでもないと考えながらトレードしているわけです。

だったらチャートのマネをすれば誰でも勝てるようになるはずです。

ですが現実は8割以上の方が負け組になっております。何故こんな事が起きるのでしょうか?

実はチャートにも自分の頭を凝り固めるような呪いが込められているからですw

というのは冗談ですが、それに近いものは本当にあります。

私達は何を見てトレードしているかというとチャートを見てトレードしております。

ということは同じ考え方を持った方が世界中にいる場合、神々はその考え方を逆手に取って罠を仕掛けることが可能になるわけです。

相場の格言にこんな物があります。

「空に雲ひとつない時は警戒せよ」

今日はいい天気だな~と思っていると思わぬ怪我をするという、先人の有り難い教えです。

これはチャートにも同じことが言えます。

絶対にこうなるはずだ!

この高値安値まで絶対動く!

一般投資家が「あの辺りにゴールが見える」と考えるようになるのは推進波でいうと第5波目に該当します。

この第5波が見えてくると「絶対あの高値安値に向かうはずだ」などと妄想を膨らませてしまい、周りが見えないトレードに変貌してしまいます。

一般投資家は自分が立っている波がどういった波であるか知らずに、その波で躍起になってトレードしてしまうのです。

もちろん神々はそのことを知っておりますので、相場の参加者に「安心」と「安定」を与え続け、よく太らせてから鉄槌を下され一気に一般投資家を叩き落されるのです。そのことを知ってしまうと第5波という波が恐ろしく感じてしまいます。

では神々が戯れているチャートを使ってどのように儲ければいいのでしょうか?答えはシンプルに真似をするしかありません。

まずはこちらのチャートをご覧ください。

先程のチャートに赤のトレンドラインと青のトレンドラインを描きました。

もしこのようなアップトレンドのチャートがあった場合、買えば儲かることは誰でもわかると思います。

ではどこから買えばいいのか?それは安値付近から切り上がるところを狙って買えばいいだけの話です。実にシンプルですよね~

ですが負け組はこう考えてしまいます。

「もしかしたらこのまま青波の中にいればダウントレンドの先端でエントリーしていることになるのではないか」

これがチャートを複雑にする原因にもなっている要因の一つです。

上記のチャートの赤波の始点からトレンドが作られていた場合、相場が同じレート(価格)付近に戻ると赤波と同じように再び上昇するのでは?という可能性が高くなります。

ですが負け組は赤波の始点を青波が破るのではないか?と妄想してしまうのです。

青波がここまで動いたんだからもっと動くはず!!

結果、このように考えてしまい、自分のメンタルに負けてショートポジションを取ってしまいます。

これではいつまで立っても順張りトレードが完成しません。

もし仮に赤波の安値付近と同値付近からロングポジションを持ったとして、青波が赤波の安値を突破したとしてたら、損切りすればいいだけの話です。

しかし負け組はその負けも認めたくない、もしくは見たくないので楽なショートポジションの方に身を委ねてしまうのです。

こんなトレードをしていてはチャートをシンプルにすることは絶対にできません。ですので神々が動いた痕跡が辿ることからエントリーを開始し、もし間違っていたら損切りをするというシンプルなトレードに移行できなければ私達に勝機はないと思います。

なのでまずはチャートの左側に注目してどこから動いたのか知ることが出来れば、その真似をすることで神々のおこぼれをもらうことは可能になると思います。

3.感情を捨てる

シンプルにするには自分が持っているトレードに対する感情を捨てる必要があります。

というのもチャートは味方でもなければ敵でもありません。ただのツールです。

ですがそのツールに感情を抱きながらトレードしている方が本当に多いように感じます。

私も昔、チャートに拝んでいた時期はありました。

「頼む!!!!動いてくれ~」

何度土下座までしてチャートに頼み込んでいたのかわかりませんw

エントリーしたあとは運頼みということもあるかもしれませんが、チャートは道具ですので、ノコギリやトンカチに拝んでいるのと何ら変わらない行為です。

なのでチャートに感情を抱く行為そのものが分けわからない行為ですので、されている方は今すぐ止めたほうがいいと思います。

そもそもトレードを行う前にチャートがどういった状態なのか相場環境認識を行った上でトレードされているはずです。

ですが負け組はチャートを開けた瞬間に「動きそう」と何も考えずにトレードを開始してしまいます。

そしてトレードが始まってから損切りラインや相場環境認識を始めてしまい、自分の行った行為が間違っていることに気が付くのです。

これではまるで馬鹿みたいじゃありませんか!

冷静になってよく考えてください。

チャートを開けた瞬間に「動きそう」と考えること自体がチャートに感情を持って接していることに繋がっていると思います。

トレードも損切りラインを計算したリスクがあると知った上で開始したにもかかわらず、損切りラインに急に近づいてきたりすると、ビビってどうでもいい損切りを繰り返してしまうのです。

これも感情を捨てきれない行為だと私は考えております。

なのでまずはトレードする際は事前に相場環境認識を行い、損切りや証拠金と相談しながらトレード枚数を決め、危ない、難しいと判断したら即トレード中止出来るような体制を立ててからトレードできるように、トレード開始前には99%の下準備を終わらせておくようにしておかなければ勝ち続けることは出来ません。

私が尊敬してやまないイチロー選手も、バッターボックスに立つ前は入念に準備運動やストレッチを欠かしません。しかもベンチで待っているときでさえ入念なストレッチをしているのです。ここまでする必要があるのか?と思ってしまうくらい、体をほぐしておりますが、超一流の選手がそこまでするのに高校野球や草野球で真似をしている選手がいないのはとても不思議なことです。

なのでトレードも「そこまでやるか?」と言われるくらいにやってからトレードしても遅くありませんので、往復ビンタのトレードばかりしている方は落ち着いて一球入魂でトレードしてみてはいかがでしょうか?

まとめ

トレードをシンプルにするのは容易ではありません。

勉強会でもダウ理論やエリオット波動など難しい理論はたくさん出てきます。

ですがそれを全部使うというよりも、重要な部分をまとめて理解し磨き抜いて、極限に凝縮した宝石のような状態まで昇華することが必要だと思います。

なので自分のトレードをシンプルにしたい方は、トレードルールの中に感情や訳わからない計算式、ツールなどが盛り込まれていないか確認してみてください。

私のオススメは第三者に説明して理解できるか確認することです。一人暮らしの方は難しいかもしれませんが、これが最も有効なシンプルトレード術の始まりだと思っておりますので是非試してみてくださいね。

ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。

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