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FXその他|経済カレンダーで確認しなければいけない重要な指標とは?

 

 

こんにちは~しんたろうです。

今回のテーマは「経済カレンダー」について考えていきたいと思います。FX初心者であればまず覚えなくてはいけない経済指標ですが、なれてくると見落としたり確認不足から事故につながったりと意外と忘れてはいけない重要指標となります。

基本に立ち返って確認しなければいけない重要な経済指標を覚えていきましょう。

 

こんな方におすすめ

  • どんな経済指標を見ればいいのかわからない方
  • 経済カレンダーを確認してなかったために大負けした方

確認しなければいけない重要な経済指標とは?

しんたろうのFX勉強会では経済指標もトレードの参考情報として積極的に活用しており、特に確認しなければいけない重要な経済指標は知らなかったでは済まされないほど重要な位置づけになっております。

でもいろいろな経済指標がある中でどの経済指標を見ればいいのかわからない方も多いと思いますので、まずは知らなければいけない経済指標を順番に確認していきましょう。

今回はマネーパートナーズの経済カレンダーを参考に見ていきますが、見やすい経済カレンダーで確認してみてください。

雇用統計

まず知らなければいけない経済指標は「雇用統計」です。

毎月発表しているもので、FXでトレードをするなら知らないと事故につながる可能性がある最も重要な経済指標となります。

有名な雇用統計は米国の雇用統計ですが、これは※10数項目の統計をまとめたものであり、その中でも為替に影響しやすい「失業率」「非農業部門就業者数」を毎月初旬に発表しているのです。

アメリカ以外の国でも失業率は発表していますので、もし取引する通貨ペアと経済カレンダーでに記載されている各国の失業率が重なる時間帯は要注意と言えます。

特に米雇用統計が重要な理由として、米ドルが基軸通貨であることと、アメリカの動向が世界経済に影響を及ぼしやすいという様々な理由から米国の雇用統計が重要視されております。

なので米雇用統計だけは「知らなかった」では済まされないほど重要な理由を含んでいるのです。

※10項目内訳:(失業率、非農業部門就業者数、建設業就業者数、製造業就業者数、小売業就業者数、金融機関就業者数、週労働時間、平均時給など)

もっと米雇用統計を知りたい方はマネーパートナーズ経済カレンダー「米雇用統計」をご覧になっていただけるとグラフ化されたものや雇用統計時のチャートの値動きなど詳細情報を知ることが出来ますので、活用してみてください。

詳しくはコチラ

政策金利

次に重要な経済指標は各国が発表する政策金利です。この政策金利も知らなかったでは済まされないほど重要な指標となっております。

ちなみに政策金利とは、各国の中央銀行が金融政策において使用する短期金利のことで、金融機関の預金金利や貸出金利などにも影響を及ぼすことからFXで重要視している経済指標となるのです。

日本の現在の金利はマイナス0.1%となっておりますが、各国によって金利は変わってきますので、トレードする通貨ペアの金利を予め調べておくことは重要なことだと考えます。

FOMC

FOMCとは、Federal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)の略で、アメリカの金融政策を決定する会合のことです。

日本や他の国でも「金融政策決定会合」とカレンダーに記載されていたら、アメリカのFOMCと同様と考えてくれればいいと思います。

FOMCは年に8回開催され、現在の景況判断と政策金利(FF金利)の上げ下げなどの方針が発表されるのですが、その発表された結果が市場の予想とは違った場合には、株式市場や為替レートが大きく変動することがあり、世界の金融マーケットにも大きな影響を及ぼします。

なので各国の政策金利発表よりも重要度はかなり高く、このFOMCも知らなかったでは済まされない経済指標となっているのです。

ちなみに日本時間だと深夜3時頃発表されてるので眠い方もいらっしゃるかもしれませんが、気になる方はチャートの値動きを確認してみてください。

GDP

GDPも重要な経済指標で、国の経済状況や景気などを知る上で欠かせない情報となっております。

GDPとは国内総生産のことで、一定期間内に国内で新たに生み出されたモノやサービスの付加価値のことを指します。

例えば日本企業が国外で生産したモノやサービスなどはGDPには含まれませんので、純粋に国内だけの指針として見ることが出来ます。

GDPは国の経済力の目安としてよく用いられ、このGDPが前年同期や前期と比べてどのくらい増減したのかを見ることで、国内の景気変動や経済成長を推定することができ、それを「%」で示したものを経済成長率というのです。

2020年最新の世界GDPランキング

順位 国名 単位(百万US$)
1 米国 21,433,225
2 中国 14,731,806
3 日本 5,079,916
4 ドイツ 3,861,550
5 インド 2,868,930
6 イギリス 2,830,764
7 フランス 2,715,818
8 イタリア 2,001,466
9 ブラジル 1,839,077
10 カナダ 1,736,426

ランキングデータ出典:ELEMINIST

ランキングで見ると日本は第3位ですが、単位を確認してみると第2位の中国の半分以下ということがわかり、アメリカ、中国、他の国というような図式が見えてくると思います。

なのでアメリカや中国のGDPは非常に重要な経済指標となっているわけです。

もっとも重要な経済指標とは?

かなり重要な経済指標を解説してきましたが、この中で最も重要な経済指標はと聞かれたら私なら「全部」と答えるかもしれませんw

というのもしんたろうのFX勉強会で重要視している経済指標は、その結果ではなく発表する国と発表する時間、その注目度だけ重要視しており、はっきり言ってどんな結果であろうと構わないものとして扱っております。

どういうことかというと、どんな経済指標の結果であっても結局、ダウに織り込み済みであり、トレンドが発生している中で指標が発表されても結局、トレンドの肥やしになって終わる可能性があるからです。

 

もっと言い換えれば相場に活気を与えるためのカンフル剤的な意味を持つものと私は考えております。

チャートの値動きやボラティリティーが低くなった場合、重要な経済指標があるのではないか?という疑問も出てきますし、雇用統計前のチャートの動きを確認するとやらなくてもいい相場ということもわかってきます。

なので経済指標の結果よりも、その注目度と発表する時間さえ抑えてしまえばいいわけです。

 

初心者トレーダーは経済指標の結果を元にチャートが上に行くのか下に行くのかばかり考えているようですが、そんなことはどうでもいいのです。

まずはトレンドがどっちに向いているのかさえ分かれば、経済指標の値動きがどんな形になっても結局トレンド方向へ動いていくはずです。

なので経済指標の値動きばかりに気を取られるのではなく落ち着いてからトレードするくらいの余裕を持って経済指標を確認していきましょう。

 

相場に誰もいないときはトレードするな

経済カレンダーには重要な経済指標や重要人物の発言スケジュールなど知らないとマズイものがたくさん記載されておりますが、市場がお休みという情報も記載されていることを読者様はご存知でしょうか?

これが意外と忘れてはいけない経済指標だったりするのです。

そもそも市場が休場ということは、その通貨ペアを取り扱う人間がいないということになります。

相場の参加者がいない、もしくはかなり少ない状況でトレードすれば、そもそも参加者がいなければ値動きも鈍くなるのですから、自分が思っている値幅を狙いにくくなってしまいます。

GBPJPYH4 2021年8月30日(月)

こちらのチャートを御覧ください。

赤枠で囲ったチャートは4時間足チャートの背景に日足を配置したものです。

この日、ロンドン市場は休場だったため殆ど動かないチャートとなってしまいました。

もし経済カレンダーを確認し忘れてしまい、いつものように動くはず!と期待を胸にトレードを開始したら、もしかしたら変な値動きに翻弄されてどうでもいいトレードを量産してしまうかもしれません。

こうならないためにもしっかり動くチャートでトレードを行わなければいけないので、経済カレンダーは毎日でも確認することが重要となるのです。

 

ちなみに市場が休場になるのは予め決まっております。

2021年の主要海外市場の休場がお知りになりたい方は株式会社商工組合中央金庫から発表されているスケジュールを確認してみてください。

詳しくはコチラ(外部サイト)

 

まとめ

経済カレンダーのどこを見ればいいのか解説させて頂きましたが参考になりましたか?

重要な経済指標ももちろん大切ですが、市場が休場という情報も重要なので必ず毎日確認するようにクセづけてください。

そして嵐がこれから来ることがわかったらすぐにでも避難してください。こんなつまらないところで怪我をしては面白くないですし、度胸試しや根性を見せる的な意味で経済指標に挑むのは無謀とも言える行為です。

なので経済カレンダーがわざわざ教えてくれる親切な情報は素直に受け取りトレードに活用していきましょう。ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。

 

 

おまけ

おすすめ経済カレンダーアプリ「tradays」

詳しくはコチラ

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