こんにちは~しんたろうです。
今回はトンカチについて解説していきたいと思います。
ローソク足で言うトンカチとはこんなローソク足です。
こちらは陽線のトンカチですが長い上髭で実体が陽線というローソク足です。チャートを見ているとよく見かけるのでは無いでしょうか?他の方のページではこのように書いてあると思います。
「上ヒゲが長く、一旦は大幅高になったものの、その後売りに押され上げ幅を縮小した形。カラカサ同様相場の転換期を示すとされ、高値圏で現れたらそこが天井で下落に転じる可能性が高いと言えます。」
このようにどの書籍にもホームページにも書いてあると思います。
トンカチは出現する場所によって考え方が異なるローソク足だということです。では高値圏では無いところで出現したらどうなると思いますか?それが今回の動画の内容でも有ります。
まずトンカチの中身がどうなっているのか考えてみましょう。
ローソク足の形成途中を更にローソク足で表すとこんな感じになると思います。
陽線と陰線の力関係をローソク足に表すと現在、陽線のほうが若干ですが生き残っている状況と言えます。もっと詳しく言うと陽線のグループに対して陰線のグループが攻めてきたけれど攻めきれていないという意味にも取れると思います。これは以前説明したローソク足であるはらみ足の応用版といった感じでしょうか。
しかしトレンドの形成途中であればこのようになりますが高値安値が更に更新されるようなトレンド継続を決定したあとでは意味が違ってきます。陽線のグループに対して陰線のグループが出てきたということを表すので慎重にならなければならないことを表すのです。もちろんローソク足レベルの話では決着がついていないので目線の固定は変えてはいけませんが、「そろそろかな?」くらいの用意はしておいたほうが懸命です。
ローソク足で大切なのは高値安値です。
これは波であってもローソク足であっても意味は変わりません。私のローソク足トレードロジックもローソク足を主体として考えますが基本は一緒です。なので長期足のローソク足でもしそのように見えるローソク足があれば非常に気にしたい箇所ということになりますね。トレンドの形成途中で出てくるとエントリーのポイントにもなるトンカチですが、中身を見るとはらみ足というのは面白いと思いますね。これはローソク足ダウ理論にも繋がることになるのでしっかり考えましょう。そしてしんたろうの得意エントリー方法の一つでもありますので、高値圏では無いトンカチの活用方法を動画にてご覧になってみてください。
それでは今回もマニアックな動画ですがお暇な方だけご覧になってください。
ではまた~