こんにちは~しんたろうです。
波を引く練習はダウ理論を理解する上で重要な作業の一つです。
しかし頭ではわかっていても実際の作業に落とし込んだ場合、うまく引ける方は少ないと思います。
その上リアルタイムでトレードしながらとなると相当な経験が必要になるでしょう。
しんたろうのFX勉強会では、非効率とも思える方法で習得する作業をオススメしております。
でもそれは何故なのでしょうか?
波を引く作業はチャートの単純化である
まず波を引く前に何故波を引くか考えたことがありますか?
チャートは簡単に言うと神々のトレード記録と言っても過言ではありません。
そこに経済状況や一般投資家などいろいろな情報が入り込んできます。
複雑なチャートほどいろいろなグループが戦っているのです。
どこの高値安値が意識されているのか?
今現在、相場は何をしていて何を待っているのか?
いろいろな思考が飛び交っていることでしょう。
そのチャートを単純化し、もっとわかりやすくする作業が「波を引く」ということになります。
しんたろうのFX勉強会ではダウ理論を習得する作業を以下のように行います。
1.ダウ理論=トレンドの定義を理解する
2.高値安値が更新されたらどうなるか理解する
3.チャートに波を描く(長期足から)
4.波を三段階に分ける(大きさを大中小に区分)
このようにダウ理論を実践的に学べるように分解して勉強します。
それではもし読者様が波を引くとしたら以下の様なチャートではどのように引きますか?
こちらのチャートはポンド円の日足です。
一見するとかなり複雑な動きをしている箇所です。
しかし波を引く作業を行うとこんな感じになります。
これは参考例ですが、こんな感じで三段階に分けてみて頂けるとわかると思います。
複雑なチャートの動きがわかりやすくなりました。
ここから得られる情報で勝負できるか分析していくのです。
世界中のトレーダーは高値安値が更新するかどうかしか気にしていないと私は考えます。
ぐんぐん動く相場も長期足の重要な高値安値を壊せるかどうかが一番の注目するべき事柄です。
まずは波を引いて頂き、どこが重要な高値安値かを見つけてみてください。
そこから得られる情報がどのようなものか考えてみましょう。
本当に面倒で気が狂いそうになりますが、これに慣れてくると
相場を一瞬見ただけで波を引いていないのに波が見えてきます。
そういった地味な作業が勝ち続けるためには必要となってくるのです。
お金は後から必ずついてきます。
今はわからなくても必ず「なるほどね~~!!」と理解できる日が来るはずです。
それではまた~