こんにちは~しんたろうです。
今回の記事は自分に対して書いている単なる独り言ですw
なので気になる方だけお読みいただければ幸いですが、読者様も一度は考えたことがあるかもしれません。
「またメンタルの話かよ」と悲観しているかもしれませんがこれが現実であり真実です。
新型コロナの影響がず~~~と続いておりますが、イライラしたりムカムカすることが段々拡大しているように感じます。ですがこんな時に負けトレードが量産されてしまうのです。
今回はそのメカニズムを考えていきたいと思います。
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何故、メンタルに負荷がかかると負けるのか?
メンタル崩壊という言葉をご存知でしょうか?
これが発生するとトレードに影響が出てしまい、あっという間に負けることになるので、メンタルを強化したほうがいいといろいろなブログでも書かれている内容です。
トレードで負けだすと、躍起になったり自暴自棄になって大切なお金をゴミのごとく扱い出す現象(病気?)ですが、しんたろうも何度もメンタル崩壊して破産寸前まで追い込まれたことが以前ありました。
ですが何故メンタルが崩壊すると負けだすのでしょう?真剣に考えたことがありますか?
1.毎日行っているルーティーンを無視する
例えば皆様がトレードを行っている際、チャート全体を見渡して次に何が起こるのかわかるまで相場環境認識を行ったとしましょう。
これなら突然の動きが出ても冷静に対応ができますし、目線の固定ができていれば戻ってくるのを待ってからトレードを再開すればいいだけの話です。
しかしメンタルに負荷がかかっていると次のようなことを思う浮かべると思います。
心の声
・チャートを見ていたらチャンスのように感じる
・相場がこれから動きそう
・乗り遅れたらいやだな~
・とりあえずポジションを持っていないと不安
・負けた分取り返したい
・早く勝ちたい
要するに落ち着いて相場が見れない状況を自分で作ってしまい、負けやすい環境が出来上がってしまっていることがマズイのです。
そんな状態でチャートを見ても感情が先走っている状態でチャートを見ていますから危険な状態ですよね。
落ち着いて毎日行っている相場環境認識をトレード前に行っていれば、メンタル崩壊することはなかったかもしれません。
一番の敗因は感情の先走りによる「面倒」という心の変化でしょうね。
毎日行っている相場環境認識だから見なくても平気♪なんて思ったのならレッドカードものです。気をつけたいポイントですね。
2.トレードに一喜一憂してしまう
トレードに負けると、それを取り戻したくなってまたすぐトレードを再開させてしまうかもしれません。
これが一番危険な行為で、しんたろうも何回もそれで往復ビンタをくらい負けを量産してしまいました(泣)
負けると誰でも悔しいですし、悲しいですよね。
でもトレードにおいて負けることは日常茶飯事ですし、一度や二度の負けでクヨクヨしていたら生きていけませんw
まず大切なことは勝っても負けてもそれを感情に出すと次の行動にブレが生じるという点です。
勝っているトレーダーは毎回同じことをただひたすらに繰り返しているだけです。
例えば移動平均線を例に取ってみましょう。下のチャートをご覧になってください。
移動平均線を使い、単純に押し目買いや戻り売りのルールを自分で作ったとしましょう。
完成したチャートを見れば、ルール通りにエントリーしていれば勝てそうに感じますよね。
赤い矢印や青い矢印でトレードし、自分の戦略がうまく機能してくると、嬉しくなって誰かに自慢したくなるかもしれません。
俺って凄いでしょう~♪これならすぐ金持ちになれるぜ~!
なんてことを考えたことが読者様も一度はあるかと思いますw
では緑色の矢印のように移動平均線をブレイクしたらどうでしょうか?
普通に考えればショートポジションを持っているのであれば損切りすればいいだけの相場です。
しかし感情的になっていると、この損切りが受け入れられません。
心の声
・負けを認めたくない
・もうちょっと待っていれば元に戻るのでは?
・以前にも同じようなことがあったから我慢していればなんとかなるかも
・ここで損切りしたら稼いできた分が無くなる・・・
・自分の戦略の正当性を証明したい
ルールを作ったのに、損益のほうが気になりだしてしまい、いきなりルール無視の行動に出たことは読者様も一度はあると思います。
それよりも「自分が正しい」という見栄のようなものまで登場すると更に話はややこしいです。
トレードの結果に感情を動かしてはいけませんし、ルールを毎回同じ精度で実行し行動に移すことが出来るかどうかが今後生きていく上で一番大切なことです。
特別な理論や技術は全く必要ありませんし、自分の考えも必要ありません。
自分で決めたルールなのですから、それを最後まで実行できるかがポイントになると思います。
読者様も移動平均線は知っていらっしゃると思いますし、どんなインディケーターなのか、もしかしたら私よりも詳しいかもしれません^^;
ですが誰かから「移動平均線では勝てないよ~」なんて聞くと、え??そうなの???と感情が動いてしまいませんか?
そんな状態でトレードすれば、メンタルがブレブレになってしまい、一度決めたルールを短期間で改変することになってしまいます。
実際のチャートに向き合った際、感情が動いた結果、負けトレードが生まれてしまうのは、自分の作ったルールにプラスして何かが足されていることに他ならないからです。
3.余計なことに力を注いでいる
メンタルに負荷がかかるときは何もトレード中だけとは限りません。
トレードしている時に暇だからと言って、動画を見たり遊んだり、もしかしたら他の方と電話したりしておりませんか?
しんたろうもアニメや漫画、映画などよく見ますので、大好きなんですが、トレード中にそんなことをしてしまうと感情が勝手に動いてしまい、負けてしまいます。
では何故、アニメや漫画、映画を見ながらトレードしてはいけないのでしょうか?
それは簡単で、主人公や登場人物に感情移入してしまうからです。
例えばホラー映画を見たとしましょう。
現実ではありえない現象に驚き、恐怖し、叫んだりしてませんか?
落ち着いて考えれば作ったものですから、全部作者の創造物なわけです。
でも映像に引き込まれてしまい、いつの間にか感情移入してしまいますよね。
アニメの主人公を真似してポーズを決めたり、必殺技を出す真似をする子供と一緒です。
これでは負けトレードを量産したくてたまらない~~!!!と言っているのと変わりませんw
感情が揺れ動くと負けるのですから、トレード中、少なくともチャートを見ている間はそういった余計な行動を控えるべきです。
今週負けた方は何かメンタルに負荷がかかるような行動をしていませんでしたか?今一度思い返してみてください。
ではどうすればメンタルをトレードから切り離すことが出来るの?
感情が先走った状態の時にどんなことに注意すればいいのでしょうか?
簡単に言えばメンタルからトレードを切り離して、無感情でトレードできれば一番いいですが、人間ですからそんなことを出来るのは仏様くらいだと思います。
でもメンタルの起伏を出来るだけ少なくし滑らかにすることは今からでも出来るのではないでしょうか?
まず簡単にできることといえば、落ち着いて相場が見れる状態になるまで、チャートを見ないということです。
超一流のスポーツ選手は感情があまり表に出ていないと思いませんか?
試合に勝ってもあまり感情を表に出さず、ガッツポーズさえしている姿は目にしたことがないという選手もいるかもしれません。
一回一試合の結果を気にしていないとも言えますね。かなり高い場所の目標を考えて行動しているとも言えますし、小さいことを気にしていても無駄と思っているかもしれません。
二番目はラッキーアイテムを手にすることかもしれません。
これは冗談ではなく、例えば触っていると落ち着くものとか、宝くじが当たった時に持っていた小物でもいいかもしれません。
例えばあるトレーダーは、邪気を吸い取ってくれるからと言ってトレーダールームに水晶を置いているそうです。
もちろんそんなオカルトを信じるような方ではないのですが、これも一つのメンタル改善法だと言えると思います。
女性の方でモフモフしたものを隣においてトレードされている方もいらっしゃるようですし、騙されたと思って試してみるのもいいかもしれません。
感情よりも効率を優先する
トレーダーでも勝っている賢者は一様に寡黙で感情がほとんど動かず、本当に生きているのか??と不安になるほどですw
もし寡黙で感情を出さないトレーダーが、一流のトレーダーだとすると世間から見ると変人扱いでしょうねw
人間らしくない・・・トレードしていて楽しいの??生きている意味ある???など世間からは色々言われるかもしれませんが、勝っているトレーダーは何も気にしません。
ですがこれが一番トレーダーにおいて効率的だと思いませんか?
私も一時期、誹謗中傷で心が壊れてしまい、それがトレードに影響が出てしまって、ひどい結果を招いたことがありました。
その結果を公表するとそれを見た方がどんどん批判をしてくるので、まさに負のスパイラルから抜け出せず負けトレードのオンパレードに(泣)
まさにFXは99%メンタルなんだな~と実感した瞬間だったのですが、そんな相手を対応してしまったから良くない結果を招いたんだと思うので、今考えると非効率な行動だったと反省すべきです。
自分のトレードを最もシンプルにしてみる
一流選手を見ていると複雑なことをしているというよりは、毎日決められたことを淡々とこなしているように感じます。
特別な練習メニューが有るのでは?とかその選手だけが扱える機材があるのでは?と私達は考えてしまいますが、練習している内容からするとかなりシンプルと言えますね。
私達のトレードにも同じことが言えるのではないでしょうか?
しんたろうのFX勉強会では様々な理論や手法を用いているので、色々覚えることもあり、かなり膨大な情報がサイトの中にあって学習するのが大変なこともありますが、そのどれを使ってトレードするかは自由です。
何も全部使ってトレードしなくても、稼ぐことは可能だと思います。
むしろ自分のトレードについた贅肉を取り除き、骨の芯でトレードするようなシンプルトレードのほうが効率的ですし、メンタルに負荷がかかりにくいのではと思います。
もちろん全部を知る必要はありませんが、何も知らなければトレードは出来ません。
上の図をご覧はしんたろうのFX勉強会に参加された生徒様が覚える情報量を視覚化したものですが、たくさん学習したあとに自分が必要だと思える情報に厳選することがポイントとなります。
究極にシンプルにした自分のトレードルールだからこそ、毎回実行可能になるのです。
だからといって、どこでもトレードできるというものではありません。
チャンスを狙って研ぎ澄まし、自分な得意パターンが来るまで我慢する。
これがメンタルからトレードを切り離せる方法の一つではないかと思います。
滝に打たれないとダメ!!とかかなりハードルが高いことをしないとメンタルと切り離せないというわけではありませんが、土日を使って自分のトレードをシンプルにしてみてはいかがでしょうか?月曜日からの戦略が変わるかもしれませんよ。
まとめ
今でも嫌なことがあったり頭にくることがあるとメンタル崩壊することはありますが、トレーダーとして生きていくと決めてからは何とかメンタルと向き合い、平常心を保てるような訓練などいろいろ試して現在に至っております。
この問題は絶対に避けて通れない問題ですので、細かいエントリーポイント探しなどに時間を割くよりも、まずは自分と向き合ってFXで何がしたいのか考え、自身のトレードを一番シンプルなものにしてみてください。
私も明日から感情を表に出さないような人間になろうと思っております。
贅肉を取り除くと身が軽くなってもっと高く飛べるようになりますよ。ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。
参考文献
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