FXプライベートレッスン新規生徒様募集中

FXその他|金融リテラシーを学習する上でおすすめ書籍5選

こんにちは~しんたろうです。

勉強会ではFXの基礎理論以外にもトレードする上で必要になるだろう情報も学習しております。

先日の勉強会で、金融リテラシーの話題が上がったのですが、そもそも金融リテラシーが何なのかよく分かっていない方もいらっしゃったので、今回は金融リテラシーとは何なのか?学習する上でおすすめ書籍などを解説したいと思います。私が実際に読んで良かった書籍なので読者様も是非参考にしてみてください。

そもそも金融リテラシーって何??

そもそも金融リテラシーとは一体何なのでしょうか?あまり聞いたことがない言葉ですが、調べてみるとこのような意味になります。

金融商品やサービスの選択、生活設計などで適切に判断するために、最低限身につけるべき金融や経済についての知識と判断力。(出典 朝日新聞掲載「キーワード」)

簡単に説明するとお金に関する知識ってことですね。

日本人は子供の頃から「お小遣い」として現金に触れている時間が長いので、何気なく現金に関する知識は最低限身につけているようなのですが、ここでの金融リテラシーという意味はもっと深く広い意味を指します。

例えばクレジットカードを取り上げると、皆様が所持しているクレジットカードはどんな機能を持っていて、分割払い、リボ払い、ボーナス払いなどの支払い方法を選択した場合、どのくらい手数料がかかり、年会費などはいくらくらい掛かるかしっかり把握されている方はいらっしゃるでしょうか?

月々の支払いもどのくらいの収入の中から支出がどのくらいで、どのくらい貯蓄と投資に回せるのか、常に把握されている方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?

不動産に関してもそうですし、車のリースやローンもすべてお金に関する知識が物を言う世界です。難しいからといってそこから目を背けてしまうと、気がついたときには無駄な損失が増えているかもしれません。

なので昨今、投資や投機に関わる方以外のお金に関する知識をもっと身につけてもらおうと、関係各所で金融リテラシーに関するセミナーや書籍、ツールなどが出回るようになったのです。

もっと金融リテラシーを知りたい方はコチラ

金融リテラシーをいち早く身に付けよう

金融リテラシーは中学生や高校生など早い年代から身につけたほうがいいと私は考えております。

というのも日本人は金融に関して、早い年代から身に付けるのは教育に良くないというよくわからない風習が根付いていて、家族間でも友人同士でもお金に関する話はあえて避けるような雰囲気を作る傾向にあります。

家族連れで食事に行ったとしてお金の話題が出てくると「そんな野蛮な話題に触れるな」みたいな空気を親から出されたことはありませんかw

日本人の根底には、お金の話=野蛮な話題という図式が、あって中々金融リテラシーを学習する機会を失っているように感じるのです。

でもこれは一番早く身に付けなくてはいけない処世術のようなもので、生活や仕事、ましてや投資になってくるとこの金融リテラシーがあるとないとでは天と地ほどの差が出てきてしまいます。

なのでいち早く身につけておいたほうが、今後の人生の成長を考えても必要だと断言できるのです。

金融リテラシーを知らないとどうなる?

金融リテラシーはお金に関する様々な情報や知識を身につける学習アイテムのような位置づけですが、そもそも金融リテラシーがなくても生きていくに不便はないのでは?とお考えの方もいらっしゃると思います。

ところがそれは大間違いで大変危険な行為だと言わざる得ません。金融リテラシーを身に付けていないと、生活するにおいて大変な事態に巻き込まれてしまうかもしれないのです。

例えば身近なところでいうと借金です。借金はその名の通りお金を誰かから借りることですが、その借金をする機会は全国民誰でも起こりうることで、車や家のローン、クレジットカードでの支払い、スマホの分割払いなどもすべて借金をしていることに繋がります。

ですが、読者様は安易に借金を考えていませんか?「みんなしているから」と同調性を感じて何も考えずに借金をしている人もいらっしゃっるのではないでしょうか。

その借金の中身をしっかり把握し、どのような返済方法でいつまでに返済し、返済にかかる手数料などはどのくらいか把握している方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?

そもそも一つだけの借金ならまだしも複数借金をしていると把握するのも困難になりますし、収入と支出のバランスも必ずいつか崩壊することになります。

その崩壊するということも考えずに「私なら大丈夫」とよく分からない自信から借金を重ねすぎてしまい、破産するケースも少なくありません。

なので金融リテラシーを知らないということは生きていく上で、かなりまずい状況を作るということを一刻も早く知る必要があるのです。

金融リテラシーを学習する上でおすすめ書籍5選

それでは金融リテラシーを学習する上でおすすめ書籍をお教えしたいと思います。

もちろん金融リテラシーを学習できる書籍は山のようにありますので、これはほんの一角でしかありません。ただこれは絶対読んでもらいたい書籍なので是非オススメさせていただきます。

最低限身に付けるべき金融リテラシー

金融庁が発行している金融リテラシーに関するリーフレットで、無料で配布しており、PDFでも閲覧できるので大変おすすめです。下記にURLから覗いてみてください。

https://www.fsa.go.jp/news/25/sonota/20131129-1/01.pdf

金融リテラシーに関する動画も公開しております。こちらも無料ですのでご覧になってみて下さいね。

https://www.zenginkyo.or.jp/education/free-publication/video/video9/

改訂新版】池上彰のお金の学校 (朝日新書)


まずは読みやすいところで、池上彰のお金の学校をおすすめさせていただきます。

金融リテラシーと聞くと難しい話がたくさんあるのではないかと思われますが、この書籍は生きていく上で欠かせないお金のしくみについて丁寧に解説しており、給料の決められ方、格安のからくり、ギャンブルの経済効果など納得の解説ばかりで楽しみながら金融リテラシーを学べると思います。

お金の教育がすべて。 7歳から投資マインドが身につく本


幼い頃から金融リテラシーを身に付けさせたいというなら、この書籍もおすすめです。

「学校の成績よりも、ファイナンシャルリテラシー(お金に関する幅広い知識)のほうが大事」という問題意識のもと、「お金の信念」の持ち方、「お金の仕組み」「お金の歴史」の正しい捉え方について、親子で一緒に学べるわかりやすさで解説しております。子どもの年代別に分けて、家庭でのお金の教え方についても説く、画期的な本です。

金持ち父さん、貧乏父さん


金融リテラシーを語るならこの本も外せませんね。私も何回も熟読しましたし、多くの方が感銘を受けて投資の道に進んだのではないでしょうか?

お金持ちのお父さんと、そうでない貧乏な父さんの考え方の違いや、どのような職業につけばお金持ちになれるのかなど、全ての答えが書いてあると言っても過言ではないと思う内容で、読書が苦手な方でもあっという間に読み切れると思います。

21世紀の貨幣論


最後はちょっと難し目の書籍を選択しました。読書に慣れていない方はいきなりハードルが上がると思いますが、私的にはこれもおすすめです。

マネーとは一体何なのか?ということから、何故人はお金に翻弄されてしまうのか?という疑問まで斬新な切り口で解説している書籍となっております。

番外編:インベスターZ(漫画)


投資のお勉強というよりも投資とはこんな感じですという雰囲気を掴むにはおすすめの漫画です。

株や為替、保険や不動産などあらゆる金融に関して網羅されており、書籍が苦手でも漫画ならす~っと入ってしまってあっという間に知識をつけられると思います。

Amazon Kindle版なら第一巻0円なので、まずは気軽に読んでみるのも良いのではないでしょうか?おすすめですよ♫

まとめ

金融リテラシーについて、解説させていただきましたが、本当にこれは重要なことで、義務教育の段階から学んだほうが良いことと私は思っております。

特に昨今、オレオレ詐欺や実態のない投資話、悪質商法被害が後を絶ちませんが、そうしたトラブルを避けるには金融リテラシーを育む「金融経済教育」が求められているのは間違いありません。

確かな生活を実現する上でもFXをする上でも、避けては通れない道になりますので、読者様もいち早く金融リテラシーを身につけておいて下さいね。

  • B!