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しんたろうのFX勉強会 卒業生 部長さんとの対談と読者様からの質問 エリオット波動論修正波について

こんにちは~しんたろうです。

 

今回、しんたろうのFX勉強会を卒業された部長さんと一緒に対談動画を撮らせていただきました。

約1年半に渡って一生懸命学習された部長さんの卒業は自分のことのように嬉しく、何も知らなかった主婦がここまでのトレードが出来るようになったというのは本当に驚きです。

それと読者様からの質問を頂きましたので、一緒に公開したいと思います。エリオット波動論の基本的なことですが、大切なことですので一緒に学習していきましょう。

 

読者様からの質問 エリオット波動論 修正波について

今回、熱心な読者様から質問をいただきましたので、先にどんな質問だったのか見ていきましょう。

質問ですが、
修正波の中にみられる5波ですが、
この場合も「推進波の3つの鉄のルール」が該当するのでしょうか?
特に2波の始点を4波の終点が下回らない(上昇の時)というルールが、
ときどき引っかかることがあります。
やはりルール通りに考え、波の数え方が間違っているのでしょうか?
以上、よろしくお願いいたします。

という質問でした。

皆様は何を質問しているのか?その内容を把握できましたか?早速解説していきたいと思います。

>>推進波、修正波がよくわからない方はこちらの記事を御覧ください<<

修正波5波はかなりイレギュラーな波

まず質問の修正波5波ということですが、勉強会内では「特例」として認める波があることを確認しております。

2004年10月~2005年12月頃のEURUSD週足

こちらのチャートをご覧になって頂けると、見事に5波で構成されている修正波を見ることが出来ると思います。ここまで見事に描かれてしまうと推進波??と考えてしまう気持ちもわかります。

しかしこれは修正波なので、例え五波になっていても修正波は修正波なのです。五波に見えるから推進波という考えは間違っております。

修正波はその特性や特徴からA-B-C波の3波で構成される波で、トレンドに対して逆に動く波として、この勉強会でも度々取り上げております。しかしそうすると今回のような修正波が五波になっている波はどのように考えればいいのでしょうか?

最終章へ向かう波

まず考えられるのが、最終章へ向かう波というのが、しんたろうのFX勉強会での見解です。修正波が5波になっていて、推進波が3波で構成された場合、次に発生する波がかなり激しく動く「転換」を示唆しております。

この動きが推進波第4波で出てくると「ヤバイ」と思ったほうがいいと思いますが、かなり特例なので中々出現しない激レアな修正波です。普段から警戒する必要はありませんが、長期足を確認した際に見かけたら思い出してもらいたい波ですね。

先程のチャートは修正波5波が確認されましたが、推進波が3波が確認されず、そのままアップトレンドになってしまっておりますので、劇的な転換はありませんでしたが、相場的には難しい箇所だったと思います。

修正波が5波になっていても推進波ではない

先程の質問をもうちょっと考えてみましょう。

修正波が5波になっていても、推進波ではありませんので、推進波のルールは考えないほうがいいと思います。

先程のチャートを推進波として最初から見ているのであれば、いいのですが、どう考えてもアップトレンドの途中に出現した波です。

ということは最初から修正波として出現することを想定しての行動になりますので、出来上がったチャートで考えるのはおかしいと思います。

例えばA-B-C波として途中まで波を考え行動したとしましょう。次に発生する波を仮にD-E波とした場合、「修正波は必ず3波になる」と思っていると、D波でロングポジションを持った場合、痛い目にあうかもしれませんね~

かといって、最後のE波をショートで取りに行ったとしても、頭の中では修正波として考えているわけですから、しっかり売り目線を固定することが出来ないと思います。

なのでどう転んでも修正波の中でトレードしても、いい結果を残すことはこんなんだと思いますし、「よく分からないからやらない」と決断してしまったほうがいいかもしれません。

判断できないものには触れない

私達が常に考えなくてはいけないことの一つに「金儲け」があります。

FXでお金が稼ぎたくてトレードしているはずですが、殆どの方は難しい箇所やあとから見たらやらなくてもいい相場に対して、自分の大切なお金を投げ捨てております。

それは今回のように修正波なんだけど5波に見える~!という箇所にも適用されると思います。自分が波を引いて判断できないものに対して、無理やりトレードすることはないのです。

「通貨ペアを全部見たけどやりにくいな~」

「難しい相場だけど少ないPIPSなら何とかなるかな?」

「よくわからない波があるけど、トレードしちゃう!」

これってものすごくヤバイことをしているって気がついておりますか?トレードしていないと落ち着かないポジポジ病患者に多く見られる傾向だと思います。やらなくてもいい相場に対してトレードする意味って私達にはないのです。

今回のように修正波がよくわからない動きをしていると察知した時点でトレードを中止し、まずは相場全体を確認してください。それでも答えが導き出せないのであれば、トレードする必要もありません。

つまらないところでたくさんトレードしておりませんか?今一度、自分の成績とチャートを見比べてみてください。それを「休む」という手法を使うだけでも相当なお金を守ることが出来ると思います。

 

まとめ

今回質問をしてくれば読者様は、一生懸命エリオット波動論を学習し、相場環境認識を深める努力をしていると思います。

こういった質問もエリオット波動論を学習しているからこそ出てくると思いますが、これからまだまだ壁が出てきて、読者様を苦しめることになると思います。なので必ず突破するぞ!!という強い信念を持って学習してください。

これから公開する動画も一緒にご覧になっていただければ、参考になると思います。ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。

 

 

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